イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

エアアジアジャパンの非常口席は900円でANAと同じ快適度が得られて大満足だった。

往復とも非常口席を指定

セントレア(中部国際空港)の第2ターミナル(LCCターミナル)開港と合わせて日帰りで新千歳空港に行ってきました。使用したのはエアアジアジャパン。唯一セントレアをベースとするLCCです。

LCCの最大の難点は座席間隔が狭いこと。ANAやJALなどの国内線普通席のシートピッチ(前後の座席間隔)は31インチLCCのシートピッチは29インチですので、LCCの方が2インチ、つまり5㎝シートピッチが短いことになります。この5㎝が快適度に大きく影響してくるわけです。(1インチ=2.5㎝)

というわけでシートピッチが広い席を指定するのがLCCを利用する際のコツと言うことになります。そのシートピッチが広い席というのは最前列席と非常口席に当たります。機材がA320、737-800の場合は最前方列は1列、非常口は2列ありますので、その3列のどこかを取ればよいんです。


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というわけで、往路の名古屋(中部)=新千歳では12F(右窓側)を指定。復路の新千歳=名古屋(中部)は12A(左窓側)を指定しました。

これで往復とも快適に過ごせること間違いなしです。

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セントレア第2ターミナル(LCCターミナル)への行き方と帰り方【動く歩道が渋滞するのは問題かも】

名鉄を降りたら左

2019年9月20日にオープンしたセントレア第2ターミナル(LCCターミナル)。今回は第2ターミナルへの行き方を写真付きで紹介します。

地元の方は「そんなもん、知っとるて(名古屋弁)」なんてことなんですが、初めて来られる方もいるかと思いますので、ここはあえて丁寧に解説したいと思います。


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まず名鉄を降りると真正面に第1ターミナルは右でと第2ターミナルは左と書いてありますのですぐにわかります。

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セントレアのLCCターミナルに到着した後の長~い廊下が可愛くて素敵な件について。

初めてのセントレアT2到着

今回は意外と知られていない、メディアにも登場していない、セントレアLCCターミナル(T2)の到着動線とその様子について写真でだだだーっと紹介したいと思います。


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乗ったのは新千歳発中部行きDJ4便。セントレアT2発のエアアジア初便で9時半に新千歳に到着し、ブログをアップして折り返せるのがこの便でした。


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初便の遅れをリカバリーできず、45分遅れで出発するDJ4便。

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【初便逃す!】セントレアLCCターミナル(T2)発初便のエアアジアジャパン札幌行きDJ1便に乗った。

待望のLCCターミナルオープン

2019年9月20日、ついにセントレア(中部国際空港)にLCCターミナルこと第2ターミナル(以降T2と記)がオープンしました。

中部は成田や関空に比べて就航するLCCの数が少ないんですが、それでも最近はLCCの乗り入れが増えています。特にアジア方面からのLCCに支えられて、セントレアのLCC旅客は安定した成長を続けてきました。


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T2を利用するのは日本勢のエアアジアジャパンとジェットスタージャパン、そして韓国勢のチェジュエア、ティーウェイ(T’Way)、エアプサンです。タイミング悪く日韓関係の悪化の中、韓国LCCがT2のメインエアラインとなってしまいましたが、3社の減便の規模はそこまで大きくはありませんし、他にもセントレアにはLCCが飛んできていますから、それらのT2利用を期待したいですね。

T2への行き方はまた次回以降の記事でお伝えするとして、今回はT2から初の出発便となった(はずの)エアアジアジャパンDJ1便、札幌行きに乗るところから始めたいと思います。

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なぜ羽田空港は都心上空を通過すると発着枠が増えるのか。そして危険な3.5度の降下角と名古屋が抱えるジレンマとは。

2020年より羽田国際線が大幅増便

2020年3月29日から始まる2020年夏スケジュール(サマスケ)から、羽田空港の昼間時間帯(6:00~23:00)の発着枠が大幅に増えました。


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(国交省HPより)

まず全体で国際線50枠の増加。特に米系航空会社が羽田発着枠を多く獲得しました。新しい都心上空を通過する着陸経路が横田空域を通過することによるアメリカへの配慮だと言われています。

中でもデルタ航空が成田から撤退し、羽田に全ての路線を移管することが話題になりましたよね。国内エアラインにパートナーを持たないデルタは、日本発の国際線、特にアジア地域へ接続できる便が少なく、成田に居座っても意味がないと考え、パートナーである大韓航空のいる仁川にそのハブを移していたこともあって成田を見切りました。近隣アジアとの接続需要ではなく日本発の国際線需要を当てにすることを決めたのです。

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