2020年1月のオープンに向け改修中
半年ぶりくらいで福岡空港に来ました。福岡に住んでいる人、福岡によく行く人なら特に驚かないと思いますが、2年ぶりくらいに福岡空港に行く人がいたとしたら、えっ、ここが福岡空港?
と驚くに違いありません。
というのも今、2020年1月リニューアルオープンに向けて福岡空港の国内線ターミナルビルは改修工事の真っ最中なんです。一部、内装工事が終わった箇所から順次オープンしていると思われるのですが、外観も中身も全く別の空港へと変わろうとしている姿に、僕は戸惑いを隠せませんでした。
福岡空港は混雑で遅れが常態化しており、国内線側の誘導路を複線化する計画です。現在のままだと、例えば着陸してスポットに向かおうとする機体が、出発機のプッシュバックを待たなければいけない状況が発生しており、到着が遅延するという状況が発生しています。
誘道路を複線化すれば、このような問題が解消されます。それに伴い、これまで滑走路側に出っ張っていた第一ターミナルビル(最も古いターミナルビル)を東側に下げてエプロンを広げる工事をするとともに、3つに分かれていたターミナルビル全体を一体化する工事が行われています。(ビル工事に加えて、国際線寄りのエリアに滑走路を増設する計画もあります。)
↓福岡空港の工事に関する詳細はこちらをご覧下さい。
国内線旅客ターミナルビル再整備事業の進捗状況について | 福岡空港
(HPには平成31年春全面リニューアルと書いてありますが、既に遅れが決まっており、今のところ2020年1月予定となっているようです。)
福岡空港では2015年頃から工事が行われています。それはもちろん知っています。行く度に微妙に配置が変わっていたり、大部分が白い壁で覆われていたりしていました。
しかししかし、この日ほど福岡空港の変わり様に驚いたときはなかったため、「工事中のあの頃」という記録的な意味合いを込めて記事にしてみたくなったんです。
南側の保安検査場。今まであった第2ターミナルの保安検査場は見るも無残な光景です。
というか「南って何?」って思いませんか?元々福岡空港の第2ターミナルの保安検査場は1個しかありませんでしたよね?
それが今、第2ターミナルに2つ保安検査場があるんですよ。それはまた後ほど。
ANAラウンジへの入り口。保安検査場の南側にありましたよね。それが今はこれです。
そしてお土産屋さんへの通路がこちらになります。元々ガラス張りの広々としたスペースだったはずが、今はこんな細い通路になっています。その奥にお土産屋さんがあるんです。
通路の終わり。開けてきましたね。
まず目に飛び込んでくるのが明太子屋さん。
そしてBLUESKYと続きます。
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お洒落なフードコートができていた
そして改修中の福岡空港で一番驚くのがここでした。お土産屋さんの反対側にはフードコートができていたんです。名前は「The foodtimes」と言います。暖色系の照明で洒落てますね。
そして新しくできた北保安検査場。今ではこちらがメインの保安検査場になっています。(随分前だと思いますが、いつできたかは不明です。)
保安検査場の奥にはANAフェスタがあります。
保安検査場に背を向けたところに、フードコートの一角としてハンバーガ屋さんがありまして1,500円程度で高級ハンバーガが食べられます。お腹が減っていたのでついつい買ってしまいました。しかし同じ値段を出すなら、やはり街中の高級ハンバーガ屋さんの方がいいですね。全然美味しくありませんでした。
フードコートの中はウッディー、ムーディーな感じになっています。
隠れ家ラウンジは隠れ家ではなくなった
そう言えば、北側にあったANAラウンジはどこに行ったのでしょう?ありました、ありました。ANAフェスタの横にラウンジへの標識が…。
入口はこんな風にえらく奥まっています。
次の角を曲がれば専用の保安検査場がありラウンジに直結しています。
昔はここのラウンジ、いつ行っても人がいなくて超快適、「男の隠れ家ラウンジ」なんて紹介したこともありました。今や北保安検査場がメインになってしまったため、全然隠れ家ラウンジじゃなくなっています。
時代は移ろい、変化していく。
そんなことを強く感じちゃいました。
新しい福岡空港ターミナルビルのオープンは楽しみですが、昔の面影がなくなってしまうのは少し残念。僕、学生時代に福岡に住んでいたことがあり、福岡空港は頻繁に利用していたので昔の福岡空港にどうしても愛着を感じてしまうんですよね。
変わりゆく福岡空港にちょっとだけおセンチになる僕なのでした。
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