どこのラウンジ入れてくれるの?
福岡から先はアシアナ航空のB777⁻200ERで仁川に飛びます。福岡-仁川はもちろんビジネスクラスなのでラウンジが利用できます。果たしてどのラウンジに通されるのか。福岡には「KAL(大韓航空)ラウンジ」、「ラウンジ福岡」、「ラウンジアジア」という3つのラウンジがあるようです。僕が通されたのは「ラウンジ福岡」でした。スタアラ系だとこのラウンジになるみたいです。多分…。
事務所みたいなドアを開けるとラウンジです。開け~ごま。
お姉さん、なんか敬語が変です
地方空港のラウンジらしいこじんまりした場所ですね。
最近は入った瞬間の雰囲気で、ラウンジの全てがわかるようになりました。意外と小物が充実していますよ、こういう小さなラウンジは…。
受付は韓国人の女性。同じ顔系の中国人と韓国人でも、日本語を話すときの特徴が全然違うのですぐに分かっちゃいます。まぁそれはいいんですが、日本語がつたなすぎて、丁寧さが全く伝わってきません。敬語になんかすごい違和感あるんですよ。ラウンジの接客を外国人がやるのは全然問題ないのですが、たとえ外国人がやったとしても「敬語の使い方はマトモであってほしいなぁ」と思いました。
こんな花が飾ってあるのは結構素敵です。
こんな狭い部屋で人事の話なんかすんな
座席エリアはこんな風。はっきり言って狭いですが、これだけあれば十分という見方も出来ます。僕が入るとすぐにスーツ姿のビジネスマン4人が入ってきて、何やら社員のうわさ話を始めました。「アイツは使いやすい」、「アイツはダメだ」とか、本人たちが聞いたらきっとビビっちゃうだろうなぁという怖~い話をしてました。さすがに狭い部屋ですので、他の人には丸聞こえ。よくもまぁそんな話が大声できるよなぁと思います。人間誰しも海外に飛ぶ前には心のガードが少し緩くなっちゃうのかなぁと思います。
福岡から北米は仁川経由が当たり前
その方々、僕と同じアシアナの乗客で、福岡で降りる時に乗り継ぎのところで会ったんですが、どうやらアメリカに行くような会話をしていました。なるほど、福岡からは北米への直行便がないため、ソウル経由で北米に行くんですね。福岡からソウルは東京よりも近いですし、仁川は乗り継ぎ環境が凄く整っていますし、成田経由よりも仁川経由の方が断然いいですよね。会話を盗み聞きするに、福岡からはソウル経由で北米に行くのが当たり前のようでした。名古屋からだと成田経由の方がメジャーですが、福岡まで行くと随分と事情が変わるんですね。小さなラウンジだからって侮るなよ
それではラウンジの中を紹介します。まず食べ物、飲み物コーナーの様子です。典型的な感じです。
パンが袋詰めになっていると萎えます。でもコスト削減のためには必要なことなんですよね。しかし、こうすることでカバンに入れて持って帰る人がいるので、あんまりよろしくないとは思うのですが、毎日廃棄を出すよりもマシなんでしょう。袋パンがラウンジ合理化の流れを象徴していました。
カップヌードルがあるのがいいです。わかめスープやお吸い物もあります。小さいラウンジだからと言って侮れません。大きなラウンジは品揃えも多く見えますが、実は同じものがたくさんあるだけで、種類は少ないことがあります。一方で小さなラウンジの方が小物が少量ずつ揃っていて充実していることがあります。この辺りは経営側のセンスの問題なのかも知れません。
コーヒーマシーンは至ってシンプルです。僕は基本的にノーマルなホットコーヒーしか飲みませんのでこれで十分です。マシーンの機能より豆の味が重要です。でもこういうところのコーヒーはちょっと味が薄いんですよね。濃いコーヒーが好みの僕にはちょっと物足りません。
無料だからってパクるのはみっともないからやめなさい
こちらはドリンクのコーナー。ピッチャー入りの飲み物類はパクリ防止の一環です。しかしコーラのミニ缶だけはお持ち帰りが可能です。っていう発想をしてしまう僕はやっぱり貧乏性なのかなぁとも思います。でも最近はラウンジのものを持って帰らなくなりました。ここぞとばかりに無料のモノを持って帰るのって、なんかみっともないじゃないですか。
昔は「うっしっし」と言いながらペットボトルの水とかを持って帰っていましたが、持って帰ったところで、たかだか200~300円くらいの価値ですよね。ならまぁ、欲しい時に買えばいいかなって思います。持って帰るなら1万円くらいの価値のあるものを持って帰ったらいいんです。少額のものを持って帰ったところであまり得にはなりません。買う手間は省けていいんですけどね。
プレミアムクラスやファーストクラスでもここぞとばかりにグッズの持ち帰りや飴玉とかを要求する人っているでしょ。相手からくれるものはありがたく頂戴すればいいんですが、絶対に自分から要求してはいけません。本人は「うっしっし」なんですが、周りで見ている人は全く反対のことを思ってますよ。「なんだコイツ、ケチくせー」って思ってるわけですよ。「この人、上級クラスなのに一流じゃないなー」って僕は思っちゃいます。
まぁたまにはいいんです。でもここぞとばかりにゴッソリ持って行くのは避けたいですし、毎回毎回やるのも考えものです。持って帰るのならば小さな飲料1本だけ、そしてスマートにさりげなく。これが鉄則です。
とまぁ色んなことをラウンジで考えたわけです。
ちなみにこのラウンジではブログを書いてました。そのブログはこちらです。そう、これはあの時のお話しなのです。うんと前のことを今書いてるんです。
つづく。
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