イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

ANA成田-名古屋(中部)のB6便は追加料金なしで乗れる前方ビジネスクラスを狙え

乗り継ぎ便は後便を取るのがセオリー

成田から名古屋(中部)まではANA。今回はマイルで取りました。通常期のため成田-名古屋の片道は6,000マイル。距離の割にはもったいない気もしますが、2万円も運賃を払うなら6,000マイルを払った方がお得かな?とも思います。

成田-名古屋は夕方に2便あります。大雑把に17時発と18時後半発。今回は遅い方の18時50分発を選びました。国際線からの乗り継ぎがある場合で、乗り継ぎ便の出発時刻が互いに近い(17時と18時半など)場合は、遅い方を取るのがセオリーです。乗り継ぐ前の便(国際線の便)が遅れた場合に困るからです。

基本的に飛行機は後便変更ができず、前便変更はできるので、早く帰りたかったら前便変更すればいいんです。もちろん空席がある場合に限りますが、便変更の非対称性は上手に利用しましょう。

安心のビーロク

成田-名古屋の遅い方の便である18時半の便(NH339)には、B6が投入されている曜日があります。反対の名古屋-成田の朝一の便(NH336)にもB6が入っています。B6ではない日は主にA320neoが入っていますが、僕は断然B6がいいと思っています。

機材がB6と聞くとホッとします。

2-3-2のセミワイドボディって好きなんですよね。ちょうどいい広さというか、どこに座っても必ず一人をまたげば通路に出られる安心感というか…。

それに加えて、成田-名古屋に飛んでいるB6は国際線機材なんですよ。夕方、成田に戻ってきた飛行機を成田で遊ばせておくのはもったいないので、名古屋まで運んで来てナイトステイ。そして翌日も早朝に成田まで乗り継ぎ客を運ぶという、国際線の合間運航をしているんです。

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国際線機材であるということは、ビジネスクラスが前の方にたくさん付いているということですよね。国際線機材のB6では全35席もビジネスクラス席が付いています。そのビジネスクラスをエコノミーとして利用できるのが、この路線のB6の一番オイシイところなんですよ。

シートコンフィギュレーションはこんな感じ。

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2-1-2の豪華配置です。


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成田空港ターミナル1国内線Aゲート。たくさんのコードシェア便名が付いてますね。


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いつもならここからバスに乗って揺られながら空港内をグルグルするのですが、運よくボーディングブリッジからの搭乗となりました。1階から2階へとエスカレータを上がって搭乗します。

「安心のB6」というってサブタイトルを付けましたが、座席配置はもちろんのこと、クラシック機とあって機体自体が成熟しているんですよ。新しいトラブルはなく安心して乗れるという意味も含んでいます。

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成田-名古屋では前方席を狙え

上にも書きましたが、ANAの成田-名古屋のB6便の何がオイシイかって、前方のビジネスクラスに追加料金なしで座れることです。同路線に入っているA320neoではビジネスクラスがプレミアムクラスの設定となっているのに対して、B6ではビジネスクラスはエコノミークラス扱いになっており、タダでビジネスクラスを体験できる大チャンスなんです。だから、

前方席を取らなきゃ損しますよ!

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5列目からですみません。この前方には5列も同じ座席があります。


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僕は一番後ろの1人掛けの席。真ん中は1人掛けってのが贅沢ですね。隣が来ないので居心地の悪さはありません。


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こちらがビジネスクラスのすぐ後ろのエコノミークラス。B6のエコノミークラスでも十分快適なんですが、追加料金なしでビジネスクラスに座れることを知ってしまうと、もうエコノミークラスには戻れなくなります。

Cradleをナメんじゃねぇ

このB6のビジネスクラスの座席はCradle(クレイドル:ゆりかごの意)と言って、ゆりかごのように体を包み込むような形が特徴です。


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最もリクライニングした状態でこうなります。このクレイドルでも十分に快適です。その名の通り体を包み込むような感じで寝ることができ、中距離路線であればこれで十分な気がしてきます。逆に成田-中部の短距離では十分に楽しめません。


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いや~B6っていいですね。セミワイドボディという中途半端な胴体径が2-1-2という座席配置を作っているわけです。広すぎず狭すぎず、ちょうどいい感じがB6です。そういう意味でユニークな機体ということもできるでしょう。

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少年時代を駆け抜けた機種

座席前のモニタを見ていたら途中富士山が右手に見えていました。この日はほぼ夏至のあたりの日のため、離陸後でも空は明るく、右手側に座っていたらきっと富士山が見えたんだろうなぁと思いました。

やがて日は沈み、夜の20時、セントレアに着陸しました。予想を超える衝撃の着陸にちょっとびっくりしちゃいましたが、今回の中国弾丸旅行も無事に帰って来られて良かったです。


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やっぱりB6が好きです。僕にとってB6とは、少年時代をともに駆け抜けた機種、当時の名古屋空港は、今よりも小型機による多頻度運航があまり主流ではない時代でしたので、B6が今よりも多く飛んでいました。そんなB6は大人になった今でも好きな機種の一つです。B6とともに過ごした時間の長さが僕の中の安心感につながっているような気もしますね。

なんだかよくわからない話になってしまいましたが、もう一度言うと、成田-名古屋(中部)で乗るB6は絶対に前の方に乗って下さい。追加料金なしでビジネスクラスが楽しめますから。

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