イケてる航空総合研究所

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ソウル金浦空港に隣接するトランジットホテル、ロッテシティホテル金浦空港に泊まった。

金浦空港接続のホテル

今回は金浦空港に接続したトランジットホテル、ロッテシティホテル金浦空港の宿泊記をお送りします。金浦空港の隣にはロッテモールがあり、そしてホテルがあり、とそこだけで全ての生活が完結してしまうという便利な立地です。


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はじめに地下の地図を見ておきましょう。金浦空港は国際線ターミナルと国内線ターミナルに分かれており、地下で繋がっています。その間にあるのがロッテモール(ロッテ百貨店)。そしてロッテモールに入ると中で繋がっているのが今回泊まったロッテシティホテル金浦空港です。

仁川空港から接続するのが水色の空港線、その他5号線、9号線と2つの地下鉄が乗り入れおりソウル近郊へのアクセスには困りません。


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仁川空港からの鉄道を降りて、歩いていたらロッテモール入口を発見。早速入ってみました。


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ロッテモール内にはひっそりとロッテシティホテルへの入口があります。ホテルのカードキーを持っていればモールからエレベータに乗って直接部屋に帰れるという便利さです。


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こちらがホテル外観(翌日、空港から撮影)。空港に向けて膨らんだ扇形をしています。


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フロント、ロビーは小さめの作り。


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このホテル、普通の客室は6階まで。そして7階、8階はスイートルームやプレミアムルームとなっています。ちなみに僕のアサインされた部屋は5階でした。

こちらホテルの公式ホームページです。日本語案内があるのが嬉しいです。

www.lottehotel.com

エアポートビューならスーペリア

通常の客室はスタンダードとスーペリアの2種類があり、スーペリアがエアポートビュースタンダードが空港とは反対向きのビューとなっています。


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廊下はカーブしたつくりになっていて、弧の外側がやや広いスーペリアルームで、内側がやや狭いスタンダードルームです。


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これを見れば一目瞭然。空港に向いている方が弧の外側、スーペリアルームとなっているわけです。


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僕が泊まったのが28平米のスーペリアルーム。写真は広角レンズで撮っていますので広いのは当たり前ですが、実際もとても広く感じました。ホテルの構造がわかったら、もうスーペリアしか選択肢はありません。


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スーペリアは窓側に行くにつれて広くなっているため、とても開放的な作りです。一方、弧の内側に当たるスタンダードは26.4平米で、逆に窓側に行くにつれて狭くなっていく作りだと思います。


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部屋からは国際線ターミナルが真正面に見えます。

ヒコーキウォッチングは一応可能

やはりヒコーキマニアとして気になるのが部屋からどれくらいヒコーキが見えるのかってことですよね。


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アシアナB6のアプローチは400㎜相当でこれくらい。


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一応タッチダウンの瞬間も見ることができます。僕が使っているレンズの質が悪いのと、かなり斜めになるのとでボヤボヤです。ホテルが弧を描いているため空港に向かって左側の部屋の方に泊まるのをお勧めします


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大韓航空の777-200が到着しました。ギリギリ脚まで写りません。僕の部屋は5階。そして6階までがいわゆる普通の部屋カテゴリなので、6階にアサインしてもらえばもう少し脚が見えるかも知れません。思い切って7階、8階に泊まればきっとよく見えますね。


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エプロンを望遠レンズで狙いました。HL8290の737-700はヒュンダイ(現代)のビジネスジェットみたいです。奥にいるオレンジ色のHL7227はハンワケミカルのビジネスジェット。ん~よく知りませんが、いずれにせよ金浦ではビジネスジェットも見られるんです。


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ちなみに夜になると空港の夜景が見られます。

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最新だけど、備品には不足感

それではロッテシティホテル金浦空港の詳細な部分をお見せしたいと思います。


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お風呂にはバスタブがあってよいのですが、カーテンがないのでシャワーがムチャクチャ飛び散ります。まぁでもそれくらいのことは気にしないでおきましょう。


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トイレは海外では珍しいウォシュレット付き。ありがたいです。


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アメニティは歯ブラシ、くし、シャワーキャップのみと少なめ。男性としてはT字カミソリが欲しいところです。


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ボディソープ、シャンプー、コンディショナーの3点セットが揃っているのは合格点です。


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コンセント類はHDMI、USB、VGA、LANと一通り揃っています。日本式のコンセントもそのまま差せます。


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お水は500mlを2本常備。初めから冷蔵庫に入っているのがありがたいです。


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緑茶とコーヒーがあるのはいいんですが、紙コップってのがちょっとダサ目です。


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ポットと氷を入れるバケツもあります。


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夏場はエアコンを切っても寒いかったです。でも布団が分厚いので、結構冷やして寝ないことには汗だくになりそうです。


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便利だったのは全て電子的にコントロールできるマシン。ベッドサイドの2つのライト以外はまとめてOFFにできるので、寝る前に電気を消して回る巡業みたいなのがなくてとても便利でした。


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窓側に変な箱があるぞ!怪しいなこいつ!と思ったら工具入れでした。中国はどこに泊まっても酸素が出るマスクが常備してありますが、韓国ではガラスを割って逃げられるような道具が置いてあるんですねぇ。

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ロッテモールに直結

このホテルのいいところはエレベータで下に降りると何でも揃うこと。


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モール内はイオンモールみたいです。(朝方のオープン前の写真で暗いですが…)


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ユニクロもあります。


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無印もあります。日本のブランドは結構多いです。


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そしてご飯屋さんを物色して僕が食べたところは、ハヌリという韓国料理屋さん。他にも和食、アメリカン、タイ料理、インド料理などバリエーションがあってホント迷ってしまいます。


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韓国のいいところは何を注文してもおかずセットみたいなのが付いてくること。

「カルビタンって量多い?」って聞いただけなのに勝手に「オメー、カルビタンだな」とメニューを持って行ってしまうところが韓国文化ですねぇ。


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で、出てきたカルビタン。勝手に注文されちゃいましたが、すんごい美味しかったです。薄味のスープが何とも言えません。そして骨付きカルビのボリューム感も良かったです。

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朝食はやや低級感

ホテルを予約した時には朝食付きプランを選ばなかったんですが、チェックイン時に「朝食は24,000ウォンです」と言われたので、朝食のレベルを確認するために食べてみました。2,000円強なら食べてみるかと言う気になります。


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1階フロント反対側にあるC’Caféと言うところが朝食会場。客室なんかは落ち付いた雰囲気なんですが、ここだけ古めかしい雰囲気でした。ザっと置いてあるものを紹介したいと思います。


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サラダ系フルーツ。


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ご飯系はソーセージ、ベーコン、ポテトなど非常にベーシックなもの+ちょっとアジアっぽいものなどがありました。


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パン系。


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シリアル系。


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ジュースはオレンジ、アップル、水のみ。朝食のフルーツジュースの種類の豊富さからホテルのランクがわかる理論(持論)からすれば、大したことはありません。


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こちら韓国特有の珍味系。これがないと韓国の朝ご飯は始まりません。


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チーズ、クッキー、ケーキ類。


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と言うわけで第一弾はこんな風に取ってみました。


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第二段は韓国風に。ごはん+もやしスープ+珍味類。


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デザートとコーヒーで締めました。

辛口評価をすると、質的にやや不満が残る朝食でした。

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総合的には良いホテルです

あれこれマイナス面も書きましたが、総合的にはとても良いホテルだと思います。立地がやはり一番。金浦空港には地下から徒歩でアクセスでき、ロッテモールに接続。立地に対しては文句の付けどころがありません。

部屋の広さやビューも問題なし。エアポートビューと言っても一番見たい着陸機や離陸機には遠いですが、ターミナルビルの目の前なので妙なワクワク感はあります。

少々不満なのが備品とレストランくらいでしょうかね?髭剃りがないとか、若干朝食の質が低いとか。ただ、その辺りは値段相応なんだと思います。今回は1万5千円くらいで泊まっていますので、その値段ならば納得のいく範囲でしょう。

トランジットホテルと言うとトランジットのためのホテルであり、ホテル以外に何もないというところも多いですが、ここはトランジットと言うよりも買い物や食事も楽しめる統合型ホテルです。ソウル中心部に行くより便利で過ごしやすいかも知れません。

ということで、ロッテシティホテル金浦空港の紹介を終わります。

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