前回の反省を込めて
成田での乗り継ぎ時間が長くなった場合、成田空港周辺のトランジットホテルのデイユースを使うのがおススメだと以前の記事で書きました。上記の記事ではインターナショナルガーデンホテル成田に泊まっていますが、その中でちょっと反省気味に「成田エアポートレストハウスが一番便利だろう」と書いているんですよね。と言うわけで今回は前回の反省を生かし、その「成田エアポートレストハウス」のデイユースのレポートをしたいと思います。
料金は10時から15時まで1ステイ4,500円。結構安いと思います。僕は9時半からフライング入室して14時半までいましたのでフルに使っています。
なんと3分で到着
ANA便を使いましたので、成田空港は第1ターミナルに到着しました。
バス・タクシー乗り場の案内によるとホテルへのバスは16番。
16番にはひっきりなしにバスがやってきます。
エアポートレストハウス行きのバスは公共バスタイプ。
な、な、なんと第1ターミナルを9時半に出発し、9時33分にホテルに到着。所要時間3分です。だってエアポートレストハウスはここですからね。
第一ターミナルの横みたいなもんです。地下道でも作ってくれればもっと便利になるのになーと思いましたが、誰が作るのかと言う問題があるので多分無理ですけど…。
一方で空港行きのバスは第2ターミナルを経由して第1ターミナルに行くためちょっきり15分掛かります。第2ターミナルまでが5分。第2ターミナルで時間待ちして5分。走って5分の計15分です。ただ、他のホテルよりも連絡バスの本数が多いのがありがたいです。前回泊まった「ガーデンホテル」は昼の時間には1時間に1本しかバスがありませんでしたから。
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充実の自販機
このホテルはハッキリ言って古いです。
フロントもこんな感じで「昭和レトロ」な感じです。
ただ、充実しているのがファミマの「自販機」です。ANAクラウンプラザホテルなどは館内にコンビニを設けていますが、そこまでの需要が見込まれない場合はこんな自販機を充実させるんです。何か食べたいものがあったらここで買って部屋に持ち込みましょう。パンやおにぎり、サンドイッチ、左下の方には冷やし中華のようなものも見えます。
下の階には「昭和レトロ」なレストランがありますので食事もできます。ただ、ビーフカレーが1,700円とかちょっと高めの値段設定です。
それでは部屋に向かいましょう。廊下は広めの作りです。
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昭和レトロな部屋紹介
やはりこのホテルは古いです。レストハウスですよ、レストハウス。今どきそんな名前のホテルにイケてる男子やイケてる女子は泊まりません。いい加減名前を変えた方がいいんじゃないかと思ってしまいます。これだけ近くて便利なホテルならもっと集客できる気がします。(外国人観光客の増加で充分に集客できているのかも知れませんが…。)そしてこの日は大雨と言うこともあり、部屋に入ったときのジメっとした匂いが気になりました。すぐに慣れて感じなくなりますが、随分と年季の入った匂いがするもんだと感じました。古いホテルならではの匂いですね。
部屋は意外と広いです。微妙な大きさのテーブルとクラシカルな椅子が気になりますが、まぁこれも昭和レトロと言うことで…。
デスクが一応あるんですが、イスに背もたれがない四角い椅子というところがビミョーです。Wi-Fiはもちろん標準装備。スピードも特にストレスありませんでした。
扇風機があるのも昭和レトロに一役買っています。冷房じゃ寒いけど、ちょっと風が欲しいとか、そういうニーズがあるのかも知れないですね。この当たりの心遣いは素晴らしいです。
お風呂は狭いですが、改修した感があってとても清潔でした。
アメニティは歯ブラシと髭剃りがあれば男性目線ではOKです。(女性目線がなくてスミマセン)
一応、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー3種の神器がありますので合格点です。
無料の飲み物はお茶のみ。コーヒーが欲しいところです。
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一応エアポートビュー
さて、このホテルは成田空港第1ターミナル至近ということで、「さぞかし飛行機がよく見えるんだろうなぁ」いう期待はあまり持ってはいけません。
なんと窓からの景色はケータリングビュー。騒音対策の2重窓ということもあり、雨が降ると視界があってないようなものになります。
ただし、窓から飛行機が見えないこともないです。僕の部屋は実は最も道路側の一番条件の悪い部屋でした。しかしこれくらいのビューは得られます。
緑印が付いているのが僕の部屋。一応角部屋ですが画面左側に行くほど空港から離れます。逆に右に行くほど空港に近いです。真ん中の丸い部分よりも右に泊まればまだマシなんじゃないかなと思います。
というのも地図で見るとわかる通り、第1ターミナルの1サテライトに非常に近いのですが、建物のどちらかの面が空港に面しているというわけではなく、どちらの面も空港に面していないんです。なので空港に近い側の部屋ならば少し飛行機が見えるくらいで、あまり期待はできません。
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まとめ
トランジットホテル2軒目ということで、成田エアポートレストハウスをデイユースしてみたまとめを書きたいと思います。立地は抜群。ただし、第1ターミナルからの「ホテル行き」は3分と早くて良いですが「空港行き」がキッカリ15分掛かるのが意外と不便な点でした。それでも周辺のホテルの中では最短時間で移動できますので、立地に関しては相対的に文句ナシと言わざるを得ないかも知れません。
部屋については可もなく不可もなく。古くて高級感もないのでハッキリ言ってテンションは上がりません。滞在自体を楽しむという要素はなく、本当に部屋をオフィス代わりに使うだけという面が強いと言えます。Wi-Fiは普通にあるのでノートPCは快適に使えます。
それでも朝成田に着いて、夕方まで時間を持て余してしまうという方には、4,500円でシャワー、ベッド付きの個室が借りられるエアポートレストハウスは非常に魅力的だと思います。部屋の質にこだわりさえしなければ、時間を最も有効に使えるのはここしかないかも知れませんね。
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