イケてる航空総合研究所

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ANAのA380の座席配置が発表に。これがホノルル線専用機の最適解か。【改訂版】

本記事は2018/4/28に、エアラインマーケティングのプロによる【プラスアルファの視点】を追加して改訂しております。

ついにA380の座席配置を発表

ついにANAに導入されるA380の座席配置(シートコンフィギュレーション)が発表されましたね。


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2019年春に就航予定のフライングホヌ(Flying Honu)ことA380。まだ1年くらい先の話になりますが、A380でハワイに行くのがとても楽しみです。

で、これがシートコンフィギュレーションなんですが、どうです???


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結構普通じゃないですか?

もっとすごいプロダクトを発表するかと思いきや、まあまあ普通でしたね。結構期待していた分、「あ、こんなものか」と個人的には思ってしまいました。

(2018年4月28日追記)
と書いたところ、エアラインのマーケティングに通じているプロにご意見を頂きまして、ハッと気付いたところがありますので、そのことを追記したいと思います。【プラスアルファの視点】という点が追記した部分です。僕自身が勝手に解釈して書いている内容もありますが、趣旨は同じつもりで書いています。あえて元の記事を残していますので、その差を感じて頂きたく思います。非常に勉強になりますよ。

ファーストクラス

A380なら付けざるを得ませんね。


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ハワイならファーストクラスがあってもいいと思います。冬の帰りは9時間くらい掛かりますから。でも外見は普通のファーストクラスですね。

ここにお金持ちの子供とか座るんでしょーかね?家族4人+(じいや+ばあや)×2で「あら、今日は我が家で貸し切りかしら?」な~んて家族がいたら、

結構ウザいです。

【プラスアルファの視点】
これまで、ホノルル線ってのはファーストクラスがなくて、最近になってやっとスタッガードとかプライベートになれる席が設定され始めたわけなんですけど、ファーストクラスができることで、芸能人とか、他の乗客にチラチラ見られたくないお金持ちとか、そんな人達が好んでANAを選んでくれるようになりますね。

ビジネスクラス

このビジネスクラス、言わせてもらえれば、


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今頃やっと気付いたか

って感じです。

これまでANAのスタッガードはどう頑張っても隣同士になれなかったんですよ。だから小さな子供を連れでビジネスクラスに乗りたいというニーズにはマッチしなかった。それがA380の導入により実現します。これは嬉しいですね。というかちょっと遅いです。

プレミアムエコノミー

ん~、プレエコは結構座席数が多いんじゃないですか?ここだけ普通じゃないかも。


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さすがA380です。そして、プレエコを2階席の後ろに持って行きましたか。2階席の後ろって意外と落ち着くんですよね。

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エコノミークラス

エコノミークラスで新しいのはカウチ席を設けたこと。


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これ、Yahoo!でも「寝そべり席」なんてタイトルで記事になっていましたが、別にANAが初めてってわけじゃなくて、ニュージーランド航空が採用しているパターンです。3席または4席をそのままフラットにしちゃいましょうというわけです。体験したことはないですが楽でしょうね。もしかしたらビジネスクラスよりも人気が出るかも知れません。

あとは圧巻の全席エコノミークラスの1階。一体どんな光景が広がるんでしょうか?

上層階と下層階の格差社会…。

でも完全に階が違って、下の人は下の状況しか知りませんし、上の人は上の状況しか知らないので、格差を感じにくくていいかも知れません。

【プラスアルファの視点】
このカウチ席にはエアラインのマーケティング上、とても優れた仕組みが隠されています。「閑散期でも空席にお金を払ってもらおう」という仕組みです。エアラインとしては空席をそのまま放置して飛ばしても利益は上がりませんよね。しかも空席にして飛ばすとどうなるか。そう、空席を勝手に使われてしまうんですよ。これはゆゆしき問題です。

しかしカウチ席にしてしまえば、追加料金を払わざるを得ません。閑散期にはホノルル線でも満席にならないでしょうから、少しでも空席に付加価値を付けて売ろう、それがこのカウチ席の仕組みです。

また、ホノルル線は往路が夜行便。そして子連れが多いです。カウチ席にはそんな優しさも入っています。

コンフィグレーション研究の最終結果か

というわけで、ANAのA380の座席配置は各クラスの座席の理想的な配置になっていると
「座席配置を研究し尽くすとここに落ち着くのか」という感想です。これが、

座席配置の最適解。

なんでしょうね。「お客様からの要望を全て満たす座席配置を考えよ」と言われたら恐らくこのコンフィグレーションが出てくると思います。でも777じゃちょっとキャパが足りなくて、2階建てのA380だから実現できた座席配置なわけです。

【プラスアルファの視点】
僕は座席配置の最適解なんて書いてしまいましたが、ちょっとそれは言い過ぎなのかも知れません。全ての路線に合う座席配置なんてのはなくて、それぞれの路線に理想的な座席配置があります。このA380の座席配置はホノルル線専用機の理想的な座席配置というわけです。

どんな運用になるのか

3機導入されると言うことですが、ハワイなら1機で日帰りできますので、どんな運航形態になるんでしょうか?2機を使ってダブルデイリーでしょうかね?そして1機は待機。ん~でも1機を待機させるなんてもったいないので、もしかしたら国内線に!なんて淡い期待もしちゃいますね。A380のファーストクラスに国内線で乗れる!とかそんな状態になったらウヒョウヒョですよ。

改めてANAのA380感想

【プラスアルファの視点】にも書いた通り、プロに教えてもらったこのA380のシートコンフィギュレーションの視点は凄いなと思いました。路線ごとに最適なマーケティング方法があると言うことに改めて気付かされますね。

いやはや、ANAさん参りました。


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