イケてる航空総合研究所

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惰性でドコモを使い続けてきたモバイル端末ド素人がいきなり格安スマホに乗り換えたドキュメント

スマホをトイレに落して壊しました

トイレにスマホを落としました!液晶が点かなくなり、操作が一切できなくなりました。ドコモを使い続けてきて14年1ヶ月経った2017年4月の出来事でした。

これから僕が何をどんな風に考え、何にダマされ、どうやって契約にまで至ったのかをドキュメント形式でお送りします。少し字数が多いですが、ド素人が1日で乗り換えに成功した赤裸々な物語としてお読み頂ければと思います。

閉店前のヤマダ電機へ駆け込む

僕はその夜、閉店間際のヤマダ電機に駆け込みました。

僕、どうしたらいいっすか?

ドコモの機種変更をするのか、格安スマホに換えるのか、どうやらその二択のようです。

幸いなことにお客さんは僕一人。ドコモの人、UQモバイルの人、Yahoo!モバイルの人が出てきてくれて、それぞれの立場で説明してくれました。UQモバイルはYahoo!モバイルは通信速度が安定しているという特徴があるようです。遅いスマホは嫌なので、とりあえずこの2社で話を聞くのは十分だと考えました。

話をした結果、どうやら格安スマホに換えた方がいいということがわかりました。僕の状況を整理しますと、

ドコモを継続すると月額7,000円程度掛かります。格安に乗り換えると「違約金+端末の分割の残金で15,000円程度」+「諸費用」を支払えば、その後、定額1,980円(1年目)/2,980円(2年目)となります。

もう少し整理すると、

初期費用:違約金15,000円+諸費用5,000円の2万円程度
1年目:毎月5,000円ダウン
2年目:毎月4,000円ダウン

となります。(どこの会社も恐らく近い数字が出ると思います。)

1年目は差額の5,000円×12=6万円。2年目は差額の4,000円×12=4.8万円。つまり2年間で11万円弱の節約になるんです。違約金のための初期費用2万円を差し引いても2年間で9万円程度の節約になるということですね。

僕のスマホ使用環境

ちなみに僕のスマホ使用環境はこんな感じです。

  • ドコモメールはほとんど使用しない
  • 通話はほとんどしない(妻との会話、お店の予約・問い合わせ、稀に航空会社と長電話等)
  • データ使用はTwitterが全体の1/3程度、その他Facebook、ブラウズ
  • 動画はほとんど見ない(Youtubeは見るがWi-Fi接続下のみ)
  • ゲームは一切しない

ドコモメールが乗り換えへの障害になる人は多いと思いますが、僕はドコモのメールはほとんど使用していません。もちろん登録していますが、解除しても全く問題ないようなところばかりです。(100円寿司チェーンとか、モスバーガーとか、国内LCCとか)

ということでドコモに未練はありませんでした。

一夜で決断

とにかく時間がありません。故障したのが土曜日、平日は身動きが取れませんので、日曜日に新しいスマホを手にしないことには、1週間スマホなしの生活を強いられます。家族に帰宅の連絡も出来ず、気軽にSNSをチェックしたりも出来ず、非常にストレスが溜まりそうです。

土曜日は22時の閉店までヤマダ電機で話を聞き、ひとまず最低限の知識を詰め込んで帰宅しました。足りないと思ったので、コンビニで雑誌を購入しました。

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格安SIM界の用語とかキャリア名とか、それくらいは知識を得ておこうと思ったわけです。なにせ僕は「3G」も「4G」も「LTE」も「MVNO」も「SIM」の意味も知らないモバイル端末ド素人ですから…。

翌日の契約に備えてやれることはやっておこうと思いました。

家電量販店で話を聞くのが一番

前日はヤマダ電機に行って話を聞いたので、翌日はビックカメラに行きました。

やはり家電量販店が一番便利ですね。ドコモショップではドコモの話しか聞けませんが、家電量販店ではドコモを含め色々な会社の話が聞けるからです。

まずドコモのカウンターで相談しました。故障復旧の可能性についてと、違約金の確認をしました。

「端末を更新した場合でも、通話量を抑えたプランに変更すれば、今と同等の料金(7,000円程度)で継続可能」な旨の説明を受けました。

「それでも高いです」と言うと、それ以上説得はされませんでした。

競合他社さんが一堂に集う家電量販店では店員さんも競争の激しさをよくわかっているので、無理に引き止めたり、他社の悪口を言ったりもしません。非常にニュートラルに接してくれます。

「違約金を考えても、今回は乗り換えの方がいいかも知れませんねぇ。違約金なんて3ヶ月でカバーできてしまいますから。」なんて言われたら、こちらも「そうですよねぇ」と言うしかありません。実は今回の乗り換えで一番背中を押してくれたのが皮肉にもドコモでした。

UQモバイルかな?

すぐにUQモバイルの端末が置いてあるブースに行きました。すぐに販売員が寄ってきます。大型店の店員はガッツが違うので、こちらが乗り気の時は非常に都合がいいです。


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前日までの調査でUQモバイルにほぼ決めていました。

ヤマダ電機で言われた通り、UQモバイルかYahoo!モバイルの二択から選ぶことにしていたんです。それ以外の選択肢は考えませんでした。だって時間がないんですもん。時間がない状況下に置いては、選択肢は絞って考えた方がいいんです。選択肢を増やすと絶対に迷ってしまい、結論を出せなくなるからです。

UQモバイルとY!モバイルの差

この2社にほとんど差はありません。僕が聞いた優位な差は、UQモバイルには節約モードというモードがある点です。節約モードとは通信速度を落とせば通信料金を取られないという通信モードです。LINEやFacebook、TwitterなどのSNSだけなら節約モードで十分という触れ込みです。その点がUQモバイルが勝っていると思うところでした(他の格安キャリアにも同様のプランを持つものあり)。

一方のY!モバイルは、節約モードはないものの、無料通話が10分無料という点が勝っています。UQモバイルの無料通話は5分間のみです。5分以上10分以内の会話が多い人にはY!モバイルは魅力的です。

両者とも制限時間を超えた分は30秒20円という高額料金を取られますが、通話ってほとんどしないんですよね。長電話になる先って最近は「ナビダイヤル(0570)」が多いので無料枠は実質関係ありません。

30分しゃべってUQモバイルは1000円、Y!モバイルは800円。10分を超える分には常に200円差なんですよね。

「5分でも10分でもさほど変わりない」というのが僕の結論でした。

僕の決定の決め手になったのがモード切り換えでした。


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こちらが高速モード。


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こちらが節約モード。節約モードではデータ量はカウントされません。また、ウィジェットで簡単に切り換えが可能です。

ということで、何となく節約モード付きのUQがいいかなぁと思い決断をしました。(節約モードの実力は後述します)

1,980円はダマしです

ここで料金について。

UQモバイルもY!モバイルも、

2Gで定額1,980円

です。


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上がUQモバイル、下がY!モバイルです。

すんげー安いじゃん!

って飛びつくと痛い目に遭いますよ。あの広告には小さな文字でたくさん色んなことが書いてあるんですから。


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まず2年目には1,000円上がります。つまり2,980円になります。そして3年目には通信データ量が半分の1Gになるんです。つまり3年目にデータ量を元に戻すには1,000円の追加がいるんです。1,000円を追加すると3Gのプランに入れるんですが、いずれにせよ1,000円の値上げ(3,980円)は避けられないんですよね。

そんなの詐欺だ!

って感じでしょ。僕の場合、2年目に2,980円のことは前日のヤマダ電機で聞いていたので知っていたんですが、3年目に半分(1G)になることは聞いていませんでした。

確かにパンフレットには書いてあるんです。でも気が付かないんですよ。早く決めなきゃって焦っているので、小さな字になかなか目がいかないんです。通信データ量が半分になることを知ったのは、実はサインをする直前でした。

パンフはじっくり読め

これが鉄則だなと思いました。速断即決は時に必要ですが、料金の宣伝ページだけはじっくり読んだ方が良さそうです。

ドコモの説得には応じない

気が付くと僕はUQモバイルのカウンターに連れられて調子のいい説明を聞かされていました。バラ色のプランです。全てが上手くいきそうです。

最終決心をするとドコモに電話をしてくれます。「話して下さい」と受話器を渡されドコモのオニイサンと話をします。

するとすんごく不安にさせられるんですよ。

「最近の格安キャリアのトラブルの報道はご存知でしょうか?」

「乗り換え先の会社は自前の回線を持っていない会社です」

「これまで同様のサポートを受けることは難しいです」

「ドコモポイントは全部なくなります」

「月途中の解約ですので乗り換え先の会社と二重で料金が掛かります」

と、とにかく僕を不安にさせるようなことを延々と言うんです。

はいはい、えー、いいですよ、全然かまいません、と相手の説得に全く応じることなく全てを断っていくんですが、オニイサンがすごく感じが悪くてなんだか喧嘩ごしになっちゃいます。「オレは決心したんだから早く終わりたいの」って思うんですけど、最後まで聞かないと、電話番号をそのまま移行する予約番号を発行してもらえないので聞かないといけません。

10分の説明と言っていましたが、僕がいくつか質問をしたので実際に掛った時間は17分でした。最後に10桁の番号を言われて電話を切りました。後味が非常に悪い電話でした。

(全体として、ドコモへの相談から格安スマホ引き渡しまでは約3時間掛かっています。)

重要事項説明でやっと全てが明らかになる

予約番号を教えてもらえると今度はUQモバイルとの契約に移ります。書類を書かされ、免許証を見せ、重要事項説明資料の説明を受けます。

色々んなことが分かりました。重要事項説明が始まると、にわか勉強者にとっては「えっそうなの?」という初耳ばかりで驚きの連続です。特に3年目にデータ通信量が下がるのを聞いたとき、「それ、聞いてないんですけど」ってマジな顔をして言ってしまいました(パンフにはちゃんと書いてあります)。

その販売員のオニイサン、説明の途中で突然「2年後にはキャリアを移られることを考えて…」とか言い始めるんですよ。今から契約するというときに、「2年後には解約した方がいい」みたいなことを言い出すので、すごい不審感を持ったんです。で、僕、思わず「え?そんなこと言っていいんですか?」と突っ込んじゃいました。

それで出てきたのが3年目に通信データ量が半分になるって話でした。なるほど、オニイサンは僕が知らないことに気が付いていて、その伏線を張っていたんですね。

しかも僕が契約しようとしている2Gのプランというのは元々1Gのプラン、1Gのチャージが2年間無料という意味で、1G分は自分でチャージしないといけません。そのことも重要事項説明の中で明らかになりました。データ繰り越しで毎月分が把握しにくい中で、今月はチャージしたのかしていないのか、忘れてしまいそうです。

ただ安心できるのは、ちゃんとこの重要事項説明をやってくれることです。ここで全ての無知があぶり出されます。従って何も知らずに契約させられるということはないでしょう。重要事項説明では不明点は確実に聞き、ちゃんと理解をしてから契約をして下さい。

僕はこの重要事項説明がなければ、多分「騙されたー!」と言って不満タラタラのブログを書いていたと思います。とてもじゃないですけど、たった一晩の勉強では格安SIMの世界を知ることは不可能なんだなと思いました。

ファーウェイのP9Liteがおススメ

端末の話をしましょう。僕が契約した端末は中国メーカー「ファーウェイ」のP9Lite(ピーキューライト)という機種です。店頭でも雑誌でもネットでも値段の割にハイスペックという人気端末のようです。ヤマダ電機でもビックカメラでもおススメ機種でした。

UQモバイルの1,980円のプランでは、端末代は料金にコミコミになっています。24ヶ月の1,200円の分割なんですが、1,200円分のサポートが付いてきますので、実質タダになります。その他京セラのDIGNOという端末を選ぶと1,980円から500円アップになったりしますが、P9Liteはハイスペックにも関わらず実質無料。機種にこだわらない人には非常にいい選択肢だと思います。


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色は白を選びました。


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こんな風に充電器とイヤホンとなんと透明ケースまで付いてきます。これで月々1,980円はお得ですよねー。

端末を買い取ればポイントが貯まる

ちなみに端末代は分割として月々1,980円を払うか、端末を最初に買い取って、2年間1,200円引きとするかは、どちらでもいいと思います。僕は買い取ればビックカメラのポイントがもらえるため、買い取りを選びました。約30,000円ですので、クレジットカードのポイント2%ダウンを考慮しても、8%の2,400ポイントがゲットできます。

さらに買い取ってしまえば、1年目は780円、2年目は1,780円と信じられないような値段でスマホを持てるのも魅力的です。まぁ分割でも実質負担は変わらないんですけれども…。

失ったのはおサイフケータイ「iD」

格安SIMに換える時点で一番困ったのがおサイフケータイでした。おサイフケータイは結構な頻度で使いますのでその機能(Felica)は残したかったんです。

格安キャリアでもおサイフケータイ付きのスマホは売っています。ただし、そんなに数が多くないみたいです。しかも日本メーカーの機種が対応していることが多いですので、端末が高くなりがちです。(P9Liteは非対応、京セラのDIGNOは対応)

僕が最もよく使うおサイフケータイは、三井住友の「iD」なんですけど、「iD」って実はドコモの登録商標なんですよね。なので原則としてはドコモのスマホでしかおサイフケータイの「iD」は使えないんです。

ただ最近では、格安SIMでも使えるようになっているみたいです。ドコモのスマホ以外ではアプリを使う必要があり、UQモバイルの公式見解を聞いたところ「iDは使えない」「使うのは自己責任で」と言われました。

ということで、どうしても残したかったおサイフケータイiDは諦めることにしました。残念でなりません。

おサイフケータイの代替え機能として教えられたのが、「手帳みたいなスマホケースを買って、ポケットにクレジットカード忍ばせる」というものでしたが、僕はケースは付けない派ですので、その方法は自動的に却下されました。

節約モードは実質使えない

Y!モバイルにあってUQモバイルにある特徴として、通信速度が遅い代わりにデータ通信がタダになるという節約モード(200kbps)ですが、SNSの閲覧については不満が残ります(個人差あり)。LINEはテキストベースなので全く問題ありませんが、Twitterはかなり厳しいです。画像がなかなか表示されませんので、シャッシャッシャッーとスクロールしながら見ることはできません。

しかしFacebookはと言うと意外と画像の表示が早いです。スクロールする速度がTwitterよりも遅いからかも知れませんね。あと意外とYahoo!のHPも早く表示されます。トップページのニュースを読む、メールをチェックするくらいなら節約モードでもできます。しかし、やはり200kbpsではストレスを感じます。

ただ、データ通信料を抑えられるのであれば、それなりに便利かな?という思いもあります。1,000円を足して3Gのプランに申し込むかと言われれば、「それなら節約モードで抑えるか」という気にもなりますので、最終的には料金とストレスのトレードオフですね。

まとめ

今すぐ乗り換えて下さい。

月額7,000~8,000円くらいしていたスマホ代が2,000~3,000円に下がるような感覚で間違いないと思います。端末代が含まれて2Gバイトのプランで月額2,000~3,000円ですので、端末を持っている、または初期投資として購入した方は、月額1,000~2,000円くらいと考えてもいいでしょう。僕も全ての会社を比較したわけではないですが、後から他の料金を見てみてもさほど違いは感じません。違っても数百円のレベルです。

デメリットとして挙げられるのは、僕の場合、おサイフケータイが使えないことですが、月々4,000~5,000円も安くなるのならば、対価は「不便さ」で払わないといけない気がしています。その他のデメリットは5日間使っても感じません。通信速度はドコモの時代と変わらないです。電話は1回しかしていないので実質わかりません。

最後に、契約時にはパンフよく読みましょう。料金にまつわる思わぬ落とし穴がありますので気を付けて下さいね。

格安スマホへの乗り換えは、フルサービスキャリアのANAやJALからLCCのピーチやジェットスターに乗り換えても、料金が安くなっただけであまり差を感じないのに似ていますね。パンフをよく読まずに契約しようとして、思わぬ落とし穴にハマるのは、「荷物を預けるためにカウンターに行ったら料金が必要だ言われて驚いた」という話に似ています。

何事も安いものにはリスクがあると言いますが、フルサービスキャリアとLCCの話に置き換えれば、リスクが小さいことに気が付くはずです。格安に乗り換えようと迷っている方は、思い切って乗り換えてみて下さい。きっと心配しているほど悪くないと思いますよ。

ご参考まで。


flyfromrjgg.hatenablog.com

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