イケてる航空総合研究所

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春秋航空のセントレア発朝一の便に乗ってみた【名古屋/中部-上海/浦東】

名古屋発の国際線の中でダントツ早い便

「名古屋セントレア発、朝一の便」と言えば、中国LCCの春秋航空上海行き9C8602便。実際にはデイリー運航ではないため、毎日、春秋航空が朝一の便だとは言えませんが、運航のある日はセントレアのトップバッターとして離陸して行きます。

これまで僕は春秋航空9C8602便上海行きに2回乗ったことがあります。2016年5月1日と同年8月16日です。今回はその2回の搭乗から分かったことを書きます。7時15分発というのはセントレア発の国際線にしては非常に早い出発時刻ですので、皆さん不安に思われていることが多いと思います。それを解消すべく今日は1回分の記事を割きます。

前泊しなくても間に合うのか

9C8602便の早朝7時15分という出発時刻は、名古屋市内に住んでいる人にとっても厳しい出発時刻ですよね。僕の家からは始発の電車に乗ってもセントレア着は6時12分。どんなに頑張っても6時前にはセントレアに着けません。春秋航空のチェックイン締め切りは6時30分のため、空港到着からチェックイン締め切りまで15分程度しかないことになります。

僕がこの春秋航空の上海行きに乗ろうと思ったとき、まず初めに考えたことは「前泊しなくても大丈夫?」ということでした。チェックインが混雑していたらどうしよう。15分以上並んだら乗り遅れてしまう。LCCは時間厳守って聞いてるからなぁ…。と不安でした。せっかくのLCCなのに前泊が必要だったら、安いチケットを買った意味がありませんよね。

結論を急ぎますが、僕の心配は完全に取り越し苦労でした。前泊しなくても全然間に合います。

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初めて乗った5月1日のカウンターはガラガラで、余裕を持ってチェックインすることができました。


そして8月16日でもこんな感じ。

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僕の前に20人ほど並んでいましたが、5分並んだだけでチェックインを済ませることができました。カウンターは4ブースありますので、非常にスムーズでした。

ちなみにチェックイン業務はANAが代行していました。春秋の地上係員は後ろで立って補助や案内をするのみです。

保安検査場もガラガラ

まだ6時半前ということもあり、他のカウンターは始動すらしていませんでした。

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5月1日のこの時間は閑散としていました。


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保安検査場への入り口もガラガラ。人っ子一人いませんでした。曜日にもよると思いますが朝の春秋航空上海便は、朝の混雑を避けて通れるかなり狙い目の便じゃないでしょうか。出発1時間前に空港に着いてこの余裕。朝のラッシュの時間だったら有り得ないですよね。


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5月1日はこの時点で6時22分。


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8月16日はチェックインの列に並んで5分余計に掛かったので、5分遅れの6時27分でした。

次の国際線出発は春秋航空の8時50分発です。第一便の出発から二便目の出発まで1時間半もあるんですから、そりゃ保安検査場も空いてるはずですよ。この時間は春秋航空の上海行きのお客さんしかいませんから。

ちなみに出国の審査官は5月1日は1名。並んでいる途中で2名に増えました。そして8月16日には3名いました。実質、出国手続きは8月16日の方がスムーズでした。

免税品は買えるのか

次に気になるのは免税品が買えるのかということです。免税品店は6時半にオープンします。

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5月1日は出国した瞬間にシャッターが開きました。


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同じく8月16日も出国した瞬間にシャッターが開きました。

つまり、免税品は買えます。しかし、あまりモタモタしちゃいけませんよ。飛行機の出発が7時15分ですのでなるべく早く買い物を済ませて飛行機に乗り込みましょう。遅れるとみんなに迷惑が掛かりますので…。

ただし、一点注意すべき点があります。予約品の引き取りはできないようです。旅行前、ウチの嫁さんが僕に化粧品を頼もうとして「春秋航空だけダメじゃーん!」なんてブーブー文句言ってましたから。どうやらそういうルールになっているみたいです。

機内で日本円は使えないから飲み物だけは買って行け

5月1日のゲートは14番、センターピアの先端でした。


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僕が14番にたどり着いたときにはちょうど搭乗が始まったところでした。トイレにだけは行きましたが、気持ちが急いてしまってペットボトルの飲料を買うのを忘れてしまいました。春秋航空はLCCですから飲み物サービスは有料なんです。従って、乗る前のドリンク購入は必須です。

機内で買えばいいじゃんって?甘いです。日本円で買えると思いますか?クレジットカードで買えばいいじゃん。LCCでクレジットカードが使えると思いますか?春秋航空は人民元の現金のみの決済なんです。喉が渇いていても人民元を持っていない限り飲み物が買えないんですよ。2時間半我慢して下さいということです。

僕は5月1日の搭乗時、人民元を持っておらず、飲み物を買えずに耐え忍びました。そんなことにならぬよう、飲み物だけは買って乗り込みましょう。搭乗が始まっていても焦ることはありません。飲み物を買うくらいの時間はあります。


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8月16日はセンターピア先端までは行きませんでしたが、一歩手前の16番でした。この時も僕がゲートに着いた時には既に搭乗が始まっていました。


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前回の教訓を生かし、ペットボトルの飲み物を購入してから乗り込みました。このとき、人民元は持っていたんですけどね。

そんなわけで、春秋航空の上海行きで上海に行って参りまーす。

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まとめ

簡単にまとめます。

  • チェックイン締め切り15分前に着いても余裕で間に合う。
  • 他の便の出発がないので保安検査場はガラガラ。
  • 免税品は買える。しかし予約品の引き取りは不可。
  • 乗り込む前に飲み物を買って行け。

とりえあず、僕が2回乗って感じたことを書いてみました。


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