★本記事は2017年10月15日に書いたものです。エアアジアジャパンの就航日は既に発表されています★
遂にエアアジアが就航します
遂に発表になりましたね。エアアジアジャパンの就航が。10月13日金曜日の朝にヤフーのトップニュースとして10月30日に就航という記事が載りました(情報ソースはAviation Wire)。一方で、地元の中日新聞など他のメディアは10月29日就航という発表でした。
一体どっちなんでしょう???
それがわかるのが明日、10月16日(月)なんです。16日に詳細を発表するという話です。いやードキドキしますねー!
僕は就航日を10月29日に賭けてます。10月29日は日曜日だから。普通に乗れます。しかも10月29日からエアライン業界は冬スケジュールというスケジュールに移行します。エアアジアもその冬スケジュール開始に合わせて飛ばすような気がしています。
昔エアアジアジャパンってなかったっけ?
ちょっとエアラインに詳しい人なら、何となくデジャブのような気がしていると思いますが、実は少し前、同じ名前のエアアジアジャパンって会社がありました。「おれ(わたし)ボケちまったか?」と思われている方、安心して下さい。ボケてません。確かにエアアジアジャパンは過去に存在していました。僕自身、2012年8月1日の初便には乗れませんでしたが、2013年3月31日のセントレア就航初便には乗っています。
当時の様子です↓
今と同じこんなカラーリングで。
直視できないくらいのセクシーなお姉サマたちがちゃんとしたセレモニーも開いてくれました。
そのエアアジアジャパンが何故また就航なのかというと、今回就航するエアアジアジャパンは、昔のエアアジアジャパンとは全く別の会社だからです。
昔のエアアジアジャパンはANAとエアアジアとの合弁会社でしたが、経営方針を巡ってエアアジア本体の社長トニーフェルナンデス(トニフェル)がANAと喧嘩しちゃいまして、エアアジアとの提携を解消してしまったんです。
その後ANAがエアアジアジャパンの株式を100%引き取り、バニラエアに転身しました(100%子会社化)。今のバニラエアが昔のエアアジアジャパンなんですよ。ご存知でしたか?
新生エアアジアジャパンは楽天と提携
それで新しいエアアジアジャパンは何かと言うと、もうANAとは全然関係なくて、メジャーどころで行くと「楽天」と提携しています。トニフェルはANAと完全に縁を切って日本での新しいパートナーを探したんです。元祖エアアジアはマレーシアを拠点とする巨大LCCです。東南アジアで大成功を収め、ピーチやジェットスターが日本のLCCとして参入したLCC元年と呼ばれる2012年に、同様のビジネスモデルを日本に持ち込みました。でも当時の(旧)エアアジアジャパンは日本文化に馴染まなかったんですよね。詳しいことはわかりませんが、あの挑発的な態度やサービスの質が何となく日本人に受け入れられなかった気がします。ANAと仲たがいをするのは必然の結果だったと僕は考えています。
今回はトニフェルにとって、失敗した日本市場への再挑戦。もう失敗できない背水の陣なんですよ。どんな風に新しくなって再挑戦しようとしているのか非常に楽しみでもあります。
ちなみにこちら↓が新旧エアアジアの歴史年表です。
(AirAsia/ANAより)
この年表によると2015年末運航開始となっています。そうなんです。今回は当初の予定から2年も遅れての就航なんですよ。うんと前にエアアジアジャパンの機体がセントレアに飛来したものの、ときどき訓練をやっている程度で、来る日も来る日もこんな風に遠くの方に停められていました。
(2017年10月7日撮影)
そんなエアアジアが10月末にやっと飛び立つんですよね。
就航初便は名古屋(中部)-新千歳
旧エアアジアジャパンの就航初便は、成田-新千歳したが、今回の新生エアアジアジャパンの就航初便は、名古屋(中部)-新千歳です。もちろんエアアジアジャパンの本社は上の写真からも想像がつく通り、常滑市セントレアにあります。セントレアには本邦LCCとしてジェットスタージャパンしか飛んでいませんので、エアアジアジャパンの参入によってセントレアからのLCC路線網が増えるのが非常にありがたいことですね。新生エアアジアジャパンにはなんとかセントレアで成功をしてもらって、継続的に路線拡大をして欲しいと思います。
いやー、明日の発表が楽しみになってきましたね。恐らく明日、初便のチケットが発売されるはずなので、それが一番ドキドキします。
果たして初便のチケットが取れるのか。僕としては気を揉む一日となりそうです。
取れなかったらどうしよー!
って今から心配で心配で…。本ブログでも何とかして初便の様子をお伝えしたいと思っているので、絶対に何とかしたいです。
それでは明日の発表を待ちましょう!
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