レストランは1つだけ
4弾に分けてお送りしている、星野リゾート西表島ホテルの宿泊レポート、今回は第三弾のレストラン編。ホテル概要とお部屋の様子は以下の記事をご覧下さい。
それではレストランの紹介に移りたいと思います。
西表島ホテルのレストランは1つ。イリティダという名前のレストランです。ここで夕食も朝食も食べられます。夕食は17時から、朝食は7時から開始。(終了時間はコロナの影響により変更されることがありますので何とも言えません。)
フロントからショップの横を通り抜けるとレストランがあります。
広々とした空間が迎えてくれました。
テーブル数も多く結構な人数を収容できます。周辺に居酒屋もあるらしいんですが、コロナのご時世、外には出ず、基本的にホテルの中で食事をする人がほとんどなんじゃないかと思います。
夕食も朝食もイリティダで食べましたが、僕は毎回何故か一段下がったこのゾーンでした。どうやらお一人様はここに案内されるみたいです。朝食時はこのゾーンの全テーブルがお一人様でした。(意外と多いんですよ、お一人様が。ほとんど男性でした。)
ゲストが多い時には外にもテーブルが出されるんだろうなぁと想像できます。僕が行ったGWの4/29と4/30は満席と言うことはなく、7割くらいの収容率でした。
ウィルスを無力化するコーティングって書いてありますが、ホテル側も必死ですね。コーティングを施すことでコロナ対策をアピールしている姿勢は良いと思いました。
バイキングをやめるとホテル側としてどうしてもコスト増になりますし、ゲスト側としてもバラエティーに富んだ朝食が食べられなくなります。美味しいバイキングを提供しているホテルは、バイキングをやめてしまうと泊まる魅力が落ちちゃいますよね。
その点で西表島ホテルのバイキングはこれまで通りのスタイルで、僕としては逆に安心感を覚えました。トングも共通、見栄えの悪いラップだらけというわけでもなく、普通のバイキング形式。これまで通りが一番ですね。過剰な対策をしていない点に好感が持てます。
スポンサードリンク
ディナーバイキングは最高
バイキングって美味しくないところは本当に美味しくない。当たり外れがすごく大きいと思います。高級ホテルでもバイキングはハズレということもあるので、あまり期待せず行ったんですけれども、これが大当たりでした。
まず雰囲気からして◎(二重丸)。
そしてどれをとっても味が抜群なんですよ。
それでは多分全撮りできたので、夕食バイキングがどんなものなのか、ご紹介したいと思います。(西表島ホテルのHPには「日替わり」と書いてありますし、定番メニューも時期によって変わるかと思います。僕が行ったのは2021年のGWです。)
蒸し野菜。
ガーリックシュリンプと天ぷら。
ラフテーとフライドチキン。
グリルチキンと若鳥のココナッツクリーム煮。
マグロたたきサラダ。
ジーマミ豆腐。黒糖シロップをかけてもいいんですね。
赤マンボウのカルパッチョ。
生野菜のサラダ。
ちょっと凝ったサラダ3種。
海鮮ちらし寿司。
欧風カレー。
白いご飯
ご飯のお供系。
タコライスも作れます。
紅芋ポタージュ。
デザート類。プチケーキにプチまんじゅう。
ジェラートがなんと9種類も。1泊だけじゃ全部試せませんでした。
ジェラートに添える系。
スポンサードリンク
飲み物は、水、リンゴジュース、パッションフルーツジュース、オレンジジュース、さんぴん茶です。
コーヒー、紅茶のコーナー。
お酒のコーナー。
赤ちゃん用離乳食もあります。
そして特筆すべきは、目の前で作ってくれる3品。
ガザミ汁(ワタリガニの味噌汁)。これ、美味し過ぎてお代わりしました。すごくいい出汁が出てるんです。
黒糖カマイすき焼き。イノシシ肉です。
牛肉鉄板焼きパインソースです。
僕の取ったお皿は見せられるような美しいお皿じゃないので、見せられるものだけ見せますが、、、
〆のデザートとしてジーマミ豆腐と黒糖と抹茶のジェラートを合わせて黒糖シロップをかけてみました。和のデザートって感じで、これがまた美味しいんですよ。
こちらデザート後にどうしてももう一度食べたくなって取ってきたダメ押しのガザミ汁。「もうこれ以上食べられない」という状態で食べても美味しと感じるということは、相当美味しいということです。
と言うことで1時間ちょいでほぼ全てのメニューを食べまして、大満足でお部屋に戻りました。
ちなみにバイキングは開始直後の17時がおススメ。綺麗に盛り付けられていますし、コロナが気になる人もほとんど誰も触っていない状態で取ることができます。写真を撮りたい人も、開始直後なら荒らされていない綺麗な状態で撮影できますよ。
スポンサードリンク
朝食バイキングも絶品
夕食バイキングに負けず劣らず、朝食バイキングも非常にクオリティが高かったです。島豆腐ときんぴらごぼう。
パパイヤシリシリ(イリチー)、もずく、クーブイリチーです。
うむくじ天ぷら、鯖の塩焼き。
肉じゃがと焼売。
ソーセージ。
厚切りベーコンとスクランブルエッグ。
ハッシュドポテト。
サラダは2種類、ドレッシングは3種類。
凝ったサラダ2種類。
ゆし豆腐粥。
タイ風イエローカレー。
味噌汁。
納豆、珍味系。
マンゴーコンポートとシトラスフルーツ、フルーツグラノーラ。
パイン棒。他のお客さんですが、見た瞬間「焼き鳥みたーい」と叫んでいる子供たちが印象的でした。
夕食時と同じジェラートがありました。
オレンジジュース、グアバジュース、フレッシュモヒートです。
アイスコーヒー、牛乳、水、さんぴん茶です。
コーヒーと紅茶コーナー。
その場で作ってくれるのは、黒糖フレンチトースト、パインコンポート添え。
パインスムージー。西表島ホテルはこの時期パイン一色ですね。
パンはクロワッサンとロールパンにデニッシュ4種類です。
僕のお皿一例。まずは黒糖フレンチトーストを食べないと始まりません。
あれこれ取った後、やっぱりもう一回黒糖フレンチトーストが食べたいと本日2皿目。そしてパイン棒にヨーグルトと、〆のデザートコースに入りました。
一旦〆たはずが、最後のダメ押しはタイ風イエローカレーとお口直しのジェラート。
むっちゃ腹いっぱいです。
スポンサードリンク
期待を大きく上回る夕朝食
正直なところ、一般に言うバイキングってのはあんまり美味しくなくて、「まぁこんなもんか」という風に終わってしまうことが多いんですけど、西表島ホテルは違いました。(もちろんバイキングでもすごく美味しいところはあります。)どれをとっても美味しいんですよ。
和洋そして琉球料理とバランスも絶妙。普段食べ慣れたものが食べたい時もあれば、琉球料理で旅行気分を盛り上げたい時もありますよね。ここのバイキングは気分に合わせて豊富なメニューから選べるのがいいです。そして出来立てを提供してくれるカウンターもあり、夕食は3品、朝食では1品、その場で作ってくれたものを食べられます。ジェラートが豊富なのも飽きが来なくていいです。
また、コロナ対策が過剰ではない点もポイントが高いです。いちいち消毒をしてトングを触るとか、サランラップが掛かっているとかそう言うことはなく、コロナ前と一切変わらぬ感覚で料理を取ることができます。各料理は透明のプラスチックカバーが掛けられているだけで、それ以外は何も変わりません。ウィルスを無力化する謎のコーティングで対抗している姿勢が好感持てますね。
色々な意味で非常に満足できる夕食・朝食のバイキングでした。夕食は4,600円。朝食は、僕は宿泊料金に含まれていましたが、別料金で食べると2,300円です。その価値はあります。
西表島まで来て、こんなに美味しいバイキングに出会えるとは。是非、夕食、朝食ともにホテル内で食事をお楽しみ下さい。
スポンサードリンク