イケてる航空総合研究所

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ゼロコストで責任逃れができる最強の免罪符がマスク【コロナが落ち着いてもマスク着用が続く理由】

コロナと切り離されたマスク

感染者ゼロの県がほとんど、ほぼコロナが終息したと言える日本でも、未だにコロナ、コロナと言われているのが非常に疑問です。「コロナが落ち着いたら帰省や旅行がしたい。」と言っていた人はちゃんと帰省や旅行できてますか?もう十分に落ち着いたと思うんですが、まだ帰省や旅行ができない人は一体何をもって「落ち着いた」と言うんでしょう?

対策をとらなかったら増えるし、対策をとったところで増える。対策をとっても減るし、対策をとらなくても減る。つまり対策の有無は感染拡大とあまり関係がないんじゃないかなと思っています。(コロナ対策とコロナ感染者数は相関関係がないと言いたい。)

ということに大半の国民は気付いていて、「コロナなんて大したウィルスじゃない」、「今の世の中ってちょっとおかしいよね」と一定数の人は思っているんでしょうけど、なかなかやめられません。まるでやめるつもりがないように、ずっとコロナ世界が続いています。

そしてマスクだけは神聖なるアイテムとして残りましたね。皆しているから一応しておく。マスクをしていれば変な人には思われない。逆にマスクをしないと面倒なことになるからする。マスクはコロナから完全に切り離された別の物に昇華したんだと思っています。

僕はプライベートではほぼ脱マスクを達成しているので、マスクからは解放されて比較的自由に生活しているつもりですが、それでも時々「マスクを着けろ」圧力に遭遇し、服従せざるを得ないことがあります。(ちなみにお給料を貰っている間は、心を無にして組織の圧力に屈しています。)

さて、今回はこの変な世の中が何故続いているのか、どうやったら終わるのかを考えたいと思います。

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ゼロコストの責任逃れ

何故みんなマスクを外さないんでしょうか?第6波が来るからその防止ですかね?それって、第7波も第8波も同じですよね。一旦終息しても、「次の波が来るから」と言っていたらいつまで経っても終わらないです。

永遠にマスクなんじゃないだろうか?

と最近は本気で危惧しています。

風邪が世の中からなくならないのと同じで、コロナなんて絶対になくならない。観測し続ける限り、存在し続けるものです。PCR検査をし続ける限り、コロナは続くんですよ。

それで何故、感染者ほぼゼロを達成してもマスク禍が続くかと言うと、もちろん個人のマインドの問題もありますが、最も影響しているのは企業が規制を緩めないからという理由だと僕は考えています。(自治体や学校などもですが、以降、企業で代表します。)

どんなお店にも入口には「マスク着用」の文字が掲げられ、公共交通機関に乗ると常に「マスク着用にご協力ください」と放送が入ります。(非常に目障り/耳障りです。)

これを見聞きした人々は、「ルールを守る人に見られたい」がためにマスクを着用するんですよね。

でもこれってお客さんのためではないですよね?我々のことを思って書いてくれている/放送してくれているわけじゃないですよね?

今さら言う必要もありませんが、企業としての「マスク着用」推奨は単なる責任逃れのためです。

少なくとも「マスク着用」と言っておかないと、もしそこからコロナ感染者が出たら、「オマエんとこの会社は対策していなかったのか!」とクレームが来るからです。でも、それを真に受けてみんなマスクをしちゃうんですよね。

これが全ての元凶です。

そしていいことにマスクは企業の負担ではない。その他の対策、アルコール消毒とか変なビニールカーテンとか仕切りとかは企業の負担になるんですが、マスクはお客さんの負担なんですよね。それが事態を長引かせている気がします。

つまり「マスク着用」を謳えばゼロコストでコロナ対策ができてしまい、ゼロコストで責任逃れができてしまうんですよ。

これが、世の中から「マスク着用」の声がなくならない理由だと思っています。

もちろん企業側の気持ちも分かります。新型コロナウィルスはエボラウィルス並みの最強ウィルスということになっているので、何も対策しないわけにはいきません。内心「数ある中のウィルスに過ぎない」と思っていも、「未知なる世界最強殺人ウィルス」と定義されている以上、社会的責任を考えると企業は対策をとらざるを得ません。

もちろん学校も同じ、生徒がひたすらマスク着用を義務付けられているのは保護者やマスコミから叩かれるのを恐れてのことでしょう。「マスク着用」というだけで叩かれずに済むのならそんな簡単なことはないわけで、有無を言わせず「マスク着用」というわけです。

つまるところ、

マスクは最強の免罪符

なんですよ。

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誰かがいつか宣言するのか

企業の責任逃れのための「マスクの着用」ですが、国から義務化されていないところが厄介で、諸外国なら国からマスク着用義務だの義務を撤廃だのって話が出るんですが、日本の場合は自主的な対策なので撤廃も廃止もない。

先に対策を緩めた企業が叩かれるので、そりゃ誰も一番手になりたくないわけですよ。と言うことで永遠に「マスク着用」が叫ばれることになるのです。

誰かが「マスクをやめましょう」と言ってくれるまでマスクを続ける。きっと皆そんな考えなんでしょうけど、そんな日が来るわけないじゃないですか。誰も責任取りたくないですもん。皆、マスクを自主的に着用しているので、国としても言う必要がない。義務化していない限り国が「マスクをやめましょう」なんて言うわけがないんです。

こりゃ数年かかるな

と僕は思っています。(暗黙のルールでも)一度作ったルールを撤廃するのは責任を伴うんです。誰もその責任を取りたくない。ということで、マスク着用義務は永遠に続くのです。(感染症分類の変更時が唯一のルール改変のチャンスだとは思っていますが…。)

ただ、そこまで悲観する必要はないかも知れません。ルールがあっても守られないルールがありますよね(自転車の歩道通行とか)。マスク着用はルールでもあり同調圧力の賜物でもあるので、マスクを外す人が増えてくれば、企業の呼びかけを無視する人も増えると思います。

ただ、僕が週末の名古屋の街に出掛けたところで、1人もノーマスクさんに出会わない状態(千人に1人、1万人に1人)から考えると、それくらいの数じゃ世の中を変えられないんだと思います。10人に1人くらいまで行けば、その人に影響された隣の人がマスクを外すかも知れませんが。

「誰かがいつか世界を変えてくれるだろう」ではあまりにも他力本願です。それを正当化しているアナタもマスク社会を長引かせる要因になっていることに気付くべきでしょう。マスク社会の被害者だと思っている人は実は加害者でもあるのです。

なので僕は、プライベートでは極力外しています。「あ、あの人外してる、いいな、おれも/わたしもそうしたいな」と思われたくて。実は周りに数人、僕の行動をきっかけに外す決意をしてくれた人がいる気がしています。

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救いはテレビの中のノーマスク

ひとつ楽観的に思える事実もあります。テレビの中って唯一ノーマスクですよね。ニュースキャスターはノーマスク。あれだけコロナを煽っておきながら、アナタは何故マスクしないんですか?と文句の一つも言いたくなりますが、どうやらテレビに出られるような立場になるとマスクを外せる権利が与えられるみたいです。

ドラマだって映画だって俳優はマスクをしていない。あれだけマスク着用の同調圧力を生んでおきながら、自分達の撮影時には同調しないんだ、と腹立たしいですけど、事実そうなっています。

もはやマスク着用は常識かやマナーかなんていう議論もありますが、そう言っているテレビの中がマスク非着用ならば、マスクは常識でもなくマナーでもないってことなんですよ。コロナ禍の規範意識をしきりに訴える、最も規範になるべき立場の人達がノーマスクなのですから説得力ゼロです。

ただ、その説得力のなさが唯一の救いな気がしています。プロパガンダ(宣伝)機関であるテレビの中がマスクなしである以上、それが日本のデフォルトの姿だからです。

まだまだ、日本は捨てたもんじゃありません。

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いずれ社会問題化する

以前からこんなことをずっと書いているので、「マスク不要、マスク不要ってオマエがうるさいわ!」と言われる気がしているので始めから言っておきますが、それに加えて、

どうしてルールが守れないのか。
子どもでも黙ってマスクしている。
たかがマスク、すればいいだけ。

と叩かれるのもわかってます。

でもそんな軽いことなんですかね?呼吸するための口の鼻を覆うって、そんなに簡単で誰でも気持ちよくやれることなんですか?

夏が過ぎたので少しマシになりましたが、それでも僕はマスク着用時の息苦しさや不快感、匂いが嫌で、未だに慣れることができません。(必要時は譲りに譲ってウレタンマスク着用です。)

また、表情が見えないので相手とのコミュニケーションがとりにくいとか、そもそも人と会うのが億劫になるとか、口パクで伝えられないとか、人と接する上で大きな障害を感じています。

その他、どうやら若い人達、特に女性の中では、素顔を見せるのは「恥ずかしいこと」になっているとも聞いて危機感を覚え始めました。自分に自信がない人がマスク依存症になるという話も聞きます。

こうなってくるともう精神病の領域ですよね。

このマスク問題は近い将来、社会問題化すると思います。どう考えてもマスクは弊害が多過ぎる。皆さん平気な顔をして過ごしているつもりかも知れませんが、表情が見えないコミュニケーションなんて本来おかしいですもん。喜怒哀楽をどうやって相手に伝えればよいのか、僕はもどかしくて仕方がありません。

ホント、今の社会はマスクを正当化し過ぎてますよ。そろそろ、おかしいって思わないといけない。「コロナが落ち着いたらマスクを外す」って言っていた人もいると思うんですが、全然外さないじゃないですか!

どうやったらマスク社会が終わるのか、もっと一人一人が考えて行かないといけない問題だと思います。「コロナが落ち着く」とは一体どういう状態なのか。今は落ち着いていなのか、もし落ち着いていないのならどうあるべきなのか。自問自答をして欲しいんです。

他力本願じゃ絶対に終わりません。アナタが終わらせるんです。今こそ、責任逃れのマスク着用圧力に屈しない強い意志を持つべきなのです。

以上。

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