イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

ポイントサイトを制する者はFXを制する【基礎知識編】

まえがき

今日はポイントサイトの王道、FXの攻略方法について解説したいと思います。FXはそれなりに知識が必要ですので、基礎知識編と実践編の2回に分けてお送りします。まずは基礎知識編、基本的なことがらから説明していきましょう。

FXの高額案件は減っている

FXでは10,000ポイントを超える案件があります。とても魅力的ですよね。中には15,000ポイントくらいもらえる案件もあって、一気に月ノルマ(20,000ポイント)の半分以上が貯まっちゃいます。FXをやらずして何をやるって感じですね。

でも最近FXの高額案件が圧倒的に減っている気がします。最近では10,000ポイントを超える会社がなくなりつつあります。そもそも参加している会社自体が減っています。僕が始めた2016年頃は15,000ポイントほどの案件がゴロゴロしていたので、最近の傾向はかなり残念です。

条件も厳しくなっている

案件が減っている上に、昔に比べると条件も圧倒的に悪くなっています。ポイントをもらうための最低取引量が以前は1万通貨(米ドルで約100万円相当)とか、5万通貨(米ドルで500万円相当)が多かったのに対し、最近では50万通貨とか100万通貨とか、そういう案件が増えています。条件が50万通貨だと、1万ドルの取引を50回やらなければいけません。精神的にかなりきついです。

もっと昔は口座開設するだけでポイントがもらえた時代もあったみたいですね。その頃に知っていたらもっと楽にポイントを貯めることができたはずです。


f:id:flyfromrjgg:20161130231252p:plain

今はなくなってしまいましたが、DMM証券はなんとノルマが1Lot(1万通貨単位)だったことがあります。一瞬で終われました。「昔は良かった」と懐かしんでも仕方がないので先に進めますね。

FXはハッキリ言って怖いです

はい。これは始める前に声を大にして言っておきたいことです。FXは怖いです。損をすることが結構あります。しかも損失を抱えるとなかなか這い上がれません。もちろん儲かることもありますが、儲かるのは稀でほとんどの場合は損をします。

FXや株などで損失を抱えやすい人間の心理は「行動経済学」という分野で解説されています。しかし「行動経済学」の理屈を学習していながらもやめられないのは、やはり一攫千金のチャンスが自分に訪れるかかも知れないと思うからですよね。僕、この「行動経済学」をかなり勉強しましたが、結果は「・・・」です。僕の個人的な事情についてはコラム的な記事で時間のある時にお話ししますね。何を隠そう僕はFX歴10年超えのベテランです。

さて、FXは「怖い」と言っても、普段の生活でFXをやるのと、ポイント獲得のためだけにFXをやるのとでは、戦略が全然違いますので安心して下さい。ポイントサイトを攻略するだけならばFXは全然怖くはありません。

もう一度言いますよ。FXは怖いですが、ポイントサイト攻略のためのFXは全然怖くないです。

そもそもFXって何やねん

FXは怖い怖いと言う前にFXとは何かということについて説明しておかなければいけませんね。FXは日本語で「外国為替証拠金取引」と言い、外貨を売ったり買ったりして利益を狙う取引です。


f:id:flyfromrjgg:20161127232844p:plain

例を挙げて説明しましょう。

1ドル100円で1万ドル買う場合いくら必要だと思いますか?100万円ですよね。そこで1ドルが105円になったらどうなりますかね?1ドル105円で1万ドル持っているのですから、105万円です。そう、100円が105円になると105万円-100万円で5万円儲かるんです。

逆に1ドル95円になったらどうなりますか?100万円だったのが95万円になってしまいます。つまり5万円損をします。

FXはそうやって外貨を買ったり売ったりすることで利益を狙う大人の嗜みです。ぶっちゃけて言えば競馬やパチンコと同じですよ。何となくインテリな感じがするのは「エフエックス」って名前がカッコいいからだと思ってます。

FXならばレバレッジが掛けられる

1万ドル(大体100万円)を買うと5万円儲かるとか損するとかそんな話をしましたけど、「100万円なんて大金持ってないよー」って方。ご安心ください。100万円を持っていなくても1万ドル買えます。そんなの嘘だー!と思われる方、もちろん条件付きです。

FXでは1万ドル買ってもドル紙幣がもらえるわけじゃないんです。口座に入っているお金が増えたり減ったりするだけです。そして最後は必ず買ったドルを売らなければいけません。買ったドルを売ることを反対取引と言いますが、FXでの外貨取引には必ず反対取引が伴います。それが100万円を持っていなくても1万ドルを買える条件です。ちなみに反対取引は「決済」と言ったりもします。

反対取引をするという条件で、例えば10万円しか持っていなくても1万ドルを買うことができます。具体的に1ドル=100円のとき、10万円で1万ドルを買ったとするとどうなるかと言うと、FX口座には10万円しかないわけですから。105円になったら10万円が15万円になり、95円になったら10万円が5万円になるだけです。そして90円まで下がったら口座にある10万円は0円となりゲームオーバーとなります。

ドル買いの場合、円安になれば口座のお金が増えていきますが、円高になると口座のお金は減っていきます。損失額が口座にある金額になった時点で破産する。それだけなんですよ。(この破産はロスカットといい、実際は口座のお金が0になる前にロスカットされ、いくらかのお金は口座に残ります。)

10万円で100万円分のものを買うことをレバレッジ10倍の取引をするといいます。そのレバレッジが掛けられるところがFXのメリットですよね。銀行や金券ショップで1万ドル買おうとしたら100万円以上のお金を持って行かないといけません。しかしFXでは10万円でも20万円でも1万ドルを買うことができます。ちなみに日本のFX会社では25倍までの取引しかできません。昔はできましたが、数年前より規制ができ、25倍までしか取引できなくなりました。

レバレッジが高いと、すぐに破産することがわかるかと思います。10万円で100万円分のドルを買うと10%思惑と反対に動いたら終わりです。10万円で200万円分のドルを買うと、5%反対に動いたら終わりです。レバレッジを上げていくとほんの少し思惑とは逆に動いただけで、口座のお金がなくなるということが起きるわけです。

これがFXは怖いというゆえんですね。しかしここがFXのいいところでもあります。100万円という大金を持っていなくても1万ドルという大金を動かせますから。レバレッジが掛けられるから少額の元手で取引できる。FXの最大の特徴はそこにあります。

「買い」からも「売り」からも入れる

もう1つFXには特徴があります。外貨の「買い」じゃなくて「売り」からも入れることです。

さっきは1ドル100円で買いましたけど、ドル買いで儲かるのは1ドルが100円から105円、110円になるような円安局面ですよね。1ドルが95円、90円とどんどん円高になって行ったら逆に損をしてしまいます。じゃあFXでは円安になる局面じゃなきゃ儲からないじゃないかって思いませんか?

はい。ドル(外貨)を「買う」という行為をしている限りはそうです。

でもFXではドル(外貨)を「売る」こともできます。え?ドルなんか持ってないし…。はい、大体の人はそう思います。でも借りてくればいいんですよ。1ドル100円のときにちょっと「ドル貸して-」ってドルを持っている友達のところに行ってきます。そして「1週間くらいしたら返すよー」って言っておきます。約束は必ず守りましょうね。

友達とは普段から信頼関係ができているので、快くドルを貸してくれました。

そこで借りてきたドルを売るんです。ここでは友達から1万ドル借りたことにしましょう。このとき1ドル100円とすると、1万ドルを売ることで100万円が手に入りました。

1週間後にドルを返さないといけません。ということで1週間後、ドルを売った100万円でまたドルを買うことにします。1週間後に1ドルは95円になっていました。友達に1万ドルを返すためには、いくら必要だと思いますか?95万円ですよね。なので、手持ちの100万円から95万円だけ差し出して1万ドルを買いました。そして約束通り友達に1万ドルを返しました。友達は「ありがとう、また貸すよー」と言ってくれました。このとき、アナタには何が残りましたか?5万円残りましたよね?

そう、ドルを売ってまた買うことで5万円儲かったんです。

これがFXではできるんですよ。もちろん友達に借りる必要はありません。誰かに借りたことにしておくだけです。借りても必ず返すのなら実質借りてないのと同じじゃないですか。

つまりFXでは「買い」からも「売り」からも入れるので、円安、円高両方の局面で儲けることができます。FXは相場が動いている限り儲けるチャンスがあるわけです。もちろん儲けられるのは自分の思惑通りに相場が動いたときだけですけどね…。

スプレッドが小さいほどいい

株でもFXでも売値と買値というものがありますよ。普通、買値は売値よりも高いです。


f:id:flyfromrjgg:20161127232825p:plain

この会社では買値と売値の差が3銭あります。この状態のことを「スプレッドが3銭」と言います。買値は高い方の113円205銭です。売値は低い方の113円175銭です。以下、最後の5は省いて113円20銭、113円17銭とさせて下さい。

この会社の提示する113円20銭で1万ドル買うとどうなるか。1万ドルは113万2000円です。この瞬間の売値が113円17銭ですので、113万2000円で買ったものが、113万1700円でしか売れないことになります。つまり300円の損失ですよね。

このように買値と売値に幅があるため、FXは買った瞬間に損失を抱えます。株式でも同じです。これはどんな投資案件でもそうです。普通は買った瞬間にわずかながらの損失を抱えます。

ここで少し待ってみます。すると数分後、買値が113円25銭になりました。スプレッドが3銭ですので売値は113円22銭になっているはずです。売値が買値を上回ればやっと儲かります。今は113円20銭で買った1万ドルが、113円22銭で売れる状態です。迷わず売って下さい。1ドルあたり2銭の儲けですので、1万ドルでは200円の儲けとなります。

ここで気付くことがあります。スプレッドが大きな会社は取引がしにくいということです。儲けるためには最低でも「スプレッド+1銭」動かないといけません。スプレッドが大きければ大きいほど、儲けるために値動きが必要になります。

上の会社のようにドル円で3銭もスプレッドがあると、儲けが出るまで最低4銭も動かなければいけないので、非常にしんどいです。最近ではスプレッドが1銭を切っている会社もザラにありますので、そんな会社では少し値が動いただけで儲けが出るので取引がしやすいですね。

お金儲けが目的ではなく、ポイント獲得のための取引回数が目的の場合は儲けが出たらすぐに反対売買できる会社の方がいいですよね。まずFX始めるのならばスプレッドが小さい会社がよいと思います。もちろん全会社を攻略するためには3銭程度のスプレッドにも耐えないといけませんけれども…。

ポイントがもらえる取引回数について

ポイントサイトでは最低取引数が定められています。よく何万通貨という言い方をします。10万通貨単位というのはドル円で言うと10万ドル分の取引をすることを指します。その他「1ロット」とか「1枚」とかいう言い方も見かけます。基本的には1ロット=1万通貨、1枚=1万通貨を指します。ドル円で言うと1ロット1万ドル、1枚1万ドルです。だいたい100万円台の取引をすることを想定しています。

10万通貨単位の取引をすればポイントがもらえるという条件は、1万通貨を10回でもいいですし、5万通貨を2回でもいいわけです。具体的にドル円で行くと、1万ドルを10回、5万ドルを2回でいいわけです。2万ドルを2回、4万ドルを2回という組み合わせでもいいですね。とにかく、合計がポイント獲得条件に合うように取引をすればポイント獲得できます。

実践あるのみです

さて、FXのことを少しはわかっていただけましたでしょうか?ん~やっぱり難しいという方、無茶な言い方かも知れませんが、やってみればわかります。僕も最初は株取引から投資の世界に入ったんですけど、意味も分からずライブドア株を売買してみて、「なるほど、こういうことか」とわかりました。FXも同じで、実際に相場の中に飛び込んでみるとわかることってたくさんあるんですよね。

というわけでグッドラック!実践編へ続きます。


flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

ブログの内容は個人としての発言であり所属する組織・団体とは一切関係がありません。