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イケてる航空総合研究所

飛行機の乗り方、航空旅行の楽しみ方、マイルの使い方、貯め方、航空事故などなど、全部教えます。

上海で小籠包が食べたかったら、豫園の南翔饅頭店に行くしかない。

中国 旅行記

6時間半ある上海乗り継ぎをどう過ごすかと言うのが問題です。時刻表上で6時間半と言っても、時間があるようでないんです。移動に余裕をもって片道1時間を見ておくと、滞在時間は実質4時間半、しかも次の便のチェックインやらラウンジで寛ぐ時間が必要ですので、出発時刻の2時間前には空港に着いておきたいものです。とすると滞在時間は実質2時間半くらいしか残らないわけですよ。

豫園でも行くか

「う~ん、どこ行こう?」と考えて、まず思いついたところが豫園でした。豫園は古き良き中国の面影を残す庭園です。高層ビル群が立ち並ぶ外灘地区とは対照的な古風な街並みが魅力的です。日本で言うと浅草みたいな感じで、なかなか味のあるところです。実際はお土産屋さんばっかりなんですけどね…。

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中には池があり、湖心亭と呼ばれるお茶屋さんが真ん中にあります。

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中に行くにつれて入り組んでいて狭い通路の両側にはお土産屋さんがあります。

僕はお土産屋さんにはあんまり興味がないので、街並みを味わうだけって感じです。なんて洒落たこと言ってますけど、味わいたいものは街並みだけじゃなく、むしろこっちなんです。

南翔饅頭店の小籠包

ほら、これ。

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小籠包です。ここの小籠包が食べたかったんです。お店の名前は「南翔饅頭店(ナンシャンマントウディエン)」。ここは上海きっての有名店で、日本で小籠包と言うと「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が圧倒的な知名度を誇りますが、こちらの南翔饅頭店だって日本に進出しているくらいの有名店です。僕は皮の薄い鼎泰豊の小籠包よりも、皮が厚くてモチモチしている南翔饅頭店の小籠包の方が好きです。

ハッキリ言って鼎泰豊よりも美味しいです。断然美味しいです。鼎泰豊が何だって言うんですか!みんな口を揃えて「鼎泰豊は美味しい」って言いますけど、絶対に南翔饅頭店の方が美味しいです。

上海に行かなくても日本でだって食べられます。南翔饅頭店が日本に初めて進出したとき、確か川崎だったと思うんですけど、僕は川崎までこれを食べに行きましたから。それくらい美味しいです。今や僕の地元、名古屋でだって食べられます。ミッドランドスクエアにあります。日本ではかなり値は張りますけれども…。

二階で中国人に揉まれながら食べる

入口はこちら。

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朝10時半ですがかなり混雑しています。ただ、並んでいるのはテイクアウトの行列です。テイクアウトは16個入りで20元(300円)。店内で食べる値段の半額以下ですので、こうやって皆さんテイクアウトして食べるわけです。

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僕は階段を上がって2階で食べます。さらに3階ってのもあるんですが、若干高級なので毎回パス。僕は2階で中国人に揉まれながら食べるのが好きなんです。

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メニューはこちら。とりあえず注文しないといけないのは左上の蟹肉小籠です。そして真ん中の上から二番目、姜糸(生姜の千切り)も忘れないに注文してくださいね。小籠包は8個入りで25元(375円)、男性ならば2カゴは軽くイケます。3カゴでも全然問題ないでしょう。僕は少食ですので2カゴにしておきました。(小籠包の入ってるせいろってなんて数えるんだろ?)

負けるな日本人!正しい席の取り方

中はこんな雰囲気になってます。

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ここに着いたら戦闘モードに入って下さい。そうしないといつまで経っても小籠包が食べられません。どういうことかって?実は席取りが結構難しいんです。まぁ一人なら何とかなるんですけど、2人、3人、4人と人数が増えるにつれて難しくなります。案内の人は誘導なんかしてくれません。自分の力で座席を勝ち取るしかないのです。

空きそうなテーブルを見つけてその前に立つ。これが鉄則です。最初どうしたらいいのか分かりませんが、周りがそうしているのでそれに倣いましょう。例えば4人の場合は4人で来ているグループのところに立つのがいいです。

そして一旦テーブルの前に立ったら絶対に動いてはいけません。動いた瞬間に他の中国人に横入りされます。僕は一人だったんですが、少し曖昧な位置に立っていたら、すかさず横入りしてきた中国人に座られちゃいました。

確実に座るには「ここはオレのテーブルだ!」とアピールすることが非常に重要になります。横入りされないためには、後から来た客に、ジェスチャーでもいいので、指を一本立てて「オレ一人だけど、一緒に座る?3席空いてるよ」みたいな感じで話し掛けるのがいいでしょう。そうすると相手にも「コイツが先客だな」って分かってもらえますから。

とにかくコミュニケーションが大事です。黙っているだけでは、間違いなく抜かされますので注意して下さい。でも、何とかなりますので安心して下さい。

まだ10時半でしたので、1巡目(座っている人が立ったら自分が座れる)で着席できました。混雑しているときは3巡目くらいになることがあります。1巡で20分とすると、3巡目となると1時間の待ち時間は覚悟ですね。お昼時はかなり混みますので、早めに行くのがコツです。タイミングにもよりますが、僕の場合は1巡目、約15分程度の待ち時間で座ることができました。

中国人の優しさに触れた

僕は4人連れの家族(じぃちゃんばぁちゃんと孫2人)のところに入れてもらいました。

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こんな感じです。僕は当然仲間はずれに…。されたかと思いきや、このおばあちゃんが凄く親切にしてくれたんです。当然のように箸やお皿を取ってくれ、しかも何の儀式かわからないんですけど、箸を黒酢で洗ってくれたりもしました。まるでおばあちゃん家に遊びに行ったかのように至れり尽くせりの対応を受けました。何だか感動しちゃいました。

高校生か大学生くらいの孫たち二人はずっと黙ってスマホをやってたんですが(現代っ子ですねぇ)、実は僕が黒酢をこぼしちゃいまして、そしたらお姉ちゃんの方がすかさず自分のティッシュを取り出してテーブルを拭いてくれたんです。こぼした瞬間、素早く状況を確認してティッシュを取り出し、少し拭いた上で僕に残りのティッシュをくれました。またまた感動しちゃいました。みんな本当に優しかったんですよね。

最近は領土問題だの何だのって、中国人を少し嫌悪するような空気が流れていると思うんですが、実際に現地に行って優しさに触れてみると全然印象が変わります。逆も然り、反日デモとかの映像を見せられると中国人って日本人が嫌いなのかな?とも思わされますが、全然そんなことはありません。たまたまでしょ?って。そんなことはないと思います。意外と皆、優しいんです。

現地でコミュニケーションを取ってみるって大事なことです。「テレビに映る中国の99%は嘘である」なんて本を読んだことがありますが、まさにその通り、テレビは最も過激なところしか写さないので、えらく感情的になってしまいますが、普通の中国人は親日的、反日的のどちらでもなく、そもそもそんな概念すら存在せず、基本的に仲良くできそうな人たちに思えてきます。

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さぁ出てきましたよー。湯気が立ち上るせいろが何重にもなって運ばれてきました。お姉さんは手際よく机の上に置かれたチケットの数を確認して、テーブルにせいろを置いていきます。うっひょー!待ちに待った小籠包。いっただきまーす!

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最初に載せた写真をもう一度載せますが、これ、本当に美味しいです。上の部分の皮が分厚いのがいいですね。

確かリニアが開通する前後の時期に(15年前から12年前くらいにかけて)、上海にはちょくちょく妻と遊びに来ていたんですが、ここの小籠包だけは外したことはありません。何が何でも食べて帰ってました。今やチェーン店ですので街中にはもう少し落ち着いて食べられる店舗があるんですが、豫園の店のこの雰囲気の中で食べる小籠包が美味しいんです。

久々に来た南翔饅頭店でしたが、美味しさは相変わらずでした。急いで食べると肉汁が飛び出て舌をやけどしちゃいますので気を付けて下さい。かなり気を付けているんですけど、必ず毎度やっちゃいます。この時も例にもれずやっちゃいました。

まぁそんなことも旅の思い出ということで…。

ごちそうさまでした。

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