イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

ANAマイルの使い道がないと困っている人は今すぐスカイコインで旅割を買え

一般の方々のマイルの悩みとは

僕、ときどきマイルに関する相談をされるんですが、大体の皆さんの悩みはこれです。

マイルは貯まっているけど使い道がない

一瞬「えっ?」って耳を疑ってしまいますが本当らしいです。マイルの使い道がないだって???そんなバカな!!!

僕のようなマイル変質者は、いつでもどこへでもマイルを使って、特典航空券が取れるところに飛んで行くため、マイルの使い道に困ったことはありませんが、一般の人々にとってはマイルの使い道がないのが悩みらしいのです。それで、、、よくよく悩みの根本を聞いてみると、

マイルを使いたいけど行きたいときに特典航空券の枠がない

ということのようです。

そうなんですよ!GWや夏休みや年末年始などの連休にマイルで特典航空券を取ろうと思ってもまず取れないんです。家族4人分だなんてとんでもない。マイルというものは本当に使いたい時に使えないものなんです。マイル変質者の僕でもそれくらいのことは実は気付いています(笑)。

これから、どうやったらマイルを有効に使うことができるかを解説したいと思います。なお、ANAのマイルを使用するという前提で記事を書きますので、JAL派の方はJALの仕組みに直してお読み下さい。

まず特典航空券を予約しようと考える

僕もそうなんですが、世の中には「貯まったマイルは特典航空券に換えるのが最もお得だ」という信仰がありますので、誰しも必ず一度は特典旅行を計画すると思います。例えば「夏休みにマイルを使って家族旅行に行きたい」とかですよね。夏休みを例にとって解説していきましょう。

まずは必要なマイル数から見てみます。


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こちらは特典航空券のシーズンチャート。2018年の夏休みは8/10~20がハイシーズンになっている以外はレギュラーシーズンです。ハイシーズンは避けレギュラーシーズンである7月下旬や8月下旬に旅行を計画しようと考えます。


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続いてこちらがマイルチャート。大体の路線がレギュラーシーズンで往復15,000マイルです。一部短い路線で12,000マイル、長い路線で18,000マイル、20,000マイルというのが見られます。

今回の記事では名古屋=札幌、名古屋=沖縄、東京=沖縄を例にとって説明しますので、それぞれの区間のレギュラーシーズンの必要マイル数(往復)を書いておきたいと思います。

  • 名古屋=札幌:15,000マイル
  • 名古屋=沖縄:18,000マイル
  • 東京=沖縄:18,000マイル

札幌は15,000マイルで済みますが、沖縄は名古屋からも東京からも18,000マイルと一段高いところにいますよね。

さぁ、シーズンの区分と必要マイル数が分かったところで、夏休み期間に特典航空券を予約することを考えます。特典航空券の予約開始は搭乗日の2ヶ月前です。7月下旬に旅行に行くなら5月下旬、8月下旬に旅行に行くなら6月下旬に予約ができる状態になります。

やがて旅行の2ヶ月前になり、ヨーイドンで特典航空券の予約画面を開きます。しかし、

画面が開いた瞬間に全便満席

はい、終了

なんてことになりますよね。これこそが皆さんが抱えている「マイルは貯まっているけど使い道がない」という悩みです。

マイルと旅割を繋ぐスカイコイン

皆さん、マイルを使ってANAの「旅割」が買えるって知ってました?

旅割は1月25日から一般発売を行っており、まだ半年先である夏休みの分だって今すぐ予約できます。10月27日分まで予約することができます。

ここでスカイコインの登場です。このスカイコインが「マイル」と「旅割」をつないでくれるんですよ。マイルをスカイコインに換えるんです。流行っているビットコインではありませんよ。

マイルをスカイコイン(お金)に変えるのは最終手段だって思っていませんか?かく言う僕もついこの前までそう思っていました。しかし今の時期、そうでもなさそうなのです。


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こちらがスカイコイン換算率の表です。スカイコインに換えるマイル数とステータスのマトリクスになっており、スカイコインに換えるマイル数が多いほど、また、ステータスが高いほど、お得なレートでスカイコインに換えることができます。

美味しいゾーンは赤枠で囲った部分。少なくとも1.5倍という換算率が得られるゾーンです。ステータスがなくてもANAカードを持っているだけで、40,000マイルが6万円になります。これがSFCになると、換算率が1.6倍へとワンランクアップして40,000マイルが6万4千円になります。ブロンズ以上の現役ステータス保持者になるとさらに換算率アップが狙えますが、多くの人はそこには属さないと思われますので、40,000マイル以上で1.5倍を出せれば、最適なパフォーマンスを出せていると言えるでしょう。

ケース1:7月末に名古屋から札幌に行く

ケーススタディとして7/29(日)から2泊3日で名古屋から札幌に行く旅程を考えてみましょう。


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こちらが7/29の名古屋=札幌の予約画面です。例えば11:55発の便が12,610円で取れます。朝ゆっくり行きたい小さな子供連れには最適な便です。何せ小さな子がいると、決められた時間に家を出るだけでも大変ですからね。特に朝は余裕が欲しいです。


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続いてが7/31の札幌=名古屋の予約画面です。例えば15:05発の便が10,810円で取れます。早過ぎず遅過ぎずのちょうどいい時間です。

例に示した便を予約すると一人当たり23,420円。4人家族で93,680円となります。通常のANAカード会員で60,000マイルを持っているとすると1.5倍で9万円のスカイコインに変換できます。すると差額は3,680円となり。支払いは4千円弱になります。微々たるものですね。

一方、特典航空券で取ろうとすると、15,000マイル×4=60,000マイル。上記と同じマイル数が必要で、その他の費用は掛かりませんので特典航空券の方がお得ということになります。

しかしどうでしょう。夏休みの時期にマイルで札幌線なんてなかなか取れないんですよ。何便かあるうちのどれかの便には空席があっても、乗りたい便に空席がない場合が結構あります。しかも特典航空券の予約開始日は、上のケースでは5月29日です。その時まで悶々とした日々が続き、特典予約に失敗したら旅行に行くことすらできません。僕なら4,000円弱を払ったとしても、早く旅程を確定できるスカイコインを選びますね。

ケース2:8月末に名古屋から沖縄に行く

2番目のケーススタディとして8/26(日)から2泊3日で名古屋から沖縄に行く旅程を考えてみましょう。


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こちらが8/26の名古屋=沖縄の予約画面です。例えば08:40発の便が15,610円で取れます。機材はB6。ナローボディ機が主流のセントレアでは快適な機材です。2-3-2配列なので、家族4人で行く場合、窓際争いの兄弟喧嘩をせずに済みます。


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こちらが8/28の沖縄=名古屋の予約画面です。例えば17:55発の便が9,610円で取れます。こちらもB6による運航。往復でB6だなんて素晴らしいじゃありませんか。

例に示した便を予約すると一人当たり25,220円。4人家族で100,880円となります。通常のANAカード会員で70,000マイル持っているとすると1.5倍の10万5千円のスカイコインに変換できます。すると差額はマイナス4,120円となり。4,120円余ります。

一方特典航空券で行こうとすると、18,000マイル×4=72,000マイル。なんとこのケースでは特典航空券の方が損をすることになります。70,000マイルをスカイコインに換えて、しかもお釣りがくる方が絶対にお得ですよね。

ケース3:7月下旬に東京から沖縄に行く

3番目のケーススタディとして、7/22(日)から2泊3日で東京から沖縄に行く旅程を考えてみましょう。


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こちらが7/22の東京=沖縄の予約画面です。例えば14:35発の便が9,890円で取れます。到着が夕方になりますが、他の便は高いのでこれにすることにします。


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こちらが7/24の沖縄=東京の予約画面です。例えば12:05発の便が10,890円で取れます。ちょっと滞在時間が短くなりますがこれで我慢します。

上記の便を予約すると一人当たり20,780円。4人家族で83,120円となります。通常のANAカード会員で60,000マイル持っているとすると1.5倍の9万円のスカイコインに変換できます。すると差額はマイナス6,880円となり。6,880円余ります。

一方特典航空券で行こうとすると、18,000マイル×4=72,000マイル。なんとこのケースでも特典航空券の方が圧倒的に損をすることになります。直接マイルを使うと72,000マイル。スカイコインを使うと60,000マイル。そしてスカイコインの場合は、さらにお釣りがもらえるんですから!

結局マイル単価の話をしているだけ

色々と複雑な計算をしましたが、この話って「マイル単価」というものを難しく語っているだけなんですよね。スカイコインへの換算率が1.5ならばマイル単価が1.5円ということなんです。

往復15,000マイルで行ける都市ならば15,000×1.5円/マイル=22,500円。つまり往復22,500円以下ならばスカイコインの方がお得で、22,500円以上なら特典航空券の方がお得ってだけです。

同様に往復18,000マイルで行ける都市ならば、18,000×1.5円/マイル=27,000円。つまり往復27,000円以下ならばスカイコインの方がお得で、27,000円以上なら特典航空券の方がお得だというお話です。

もちろん、ステータスや変換するマイル数によってこのマイル単価は変わりますので上記の値は絶対的ではありません。上記例はスカイコインへの換算率1.5倍の場合の話です。

これを一般化すると、スカイコインの方がお得な場合は、

(往復に必要なマイル数)×(スカイコイン換算率)>往復の運賃

を満たすときいうことになります。

むむむっ!よりわかりにくくなっちゃいましたか???

まぁこの部分は読み飛ばしてもらってって結構です。

スカイコインをナメんなよ!

あの、これ、ホントは恥ずかしくて言いたくないんですけど、僕、最近、スカイコインってものを初めて使いまして、こんなにいいものがあったのか!とかなり驚いているんです。

僕はいつもマイルで特典航空券ばかりを予約していました。僕のマイルを使うメインは国際線のビジネスクラスなので、圧倒的に特典航空券のお得だったんですが、「国内特典航空券」と「旅割」との対決となると、両者はかなり拮抗するということがわかりました。マイルをスカイコインに換えて旅割を取った方が圧倒的にお得なケースがあります。

そうなんですよ。マイルの使い道がないと困っている人は、

スカイコインで旅割を買う

ってことをすれば非常に有効にマイルを活用することができるんです。特典航空券のように乗りたい便が取れないということは少ないですし、何より2ヶ月前よりも早く旅程を確定できるのがいいです。

マイルは特典航空券にしなければもったいない

マイルを現金に換えるのは最終手段

と信じていた僕は一体何なのでしょう。今まで僕が信じてきたものは大ウソだったんです…。皆さんも早くそれに気付いて下さい。

え???そんなこととっくの昔から知ってるって?他のブログに書いてあるって?そう思える方はきっと勉強熱心な方なのだと思います。僕は恥ずかしながら今回、自分でスカイコインを使ってみて初めて、スカイコインと特典航空券の損得関係を理解することができました。これからは旅行に行くとなったら、真っ先にスカイコインから検討を始めたいと思います。

まだまだ夏休みの旅割は安く放置されている状態です。もちろん他の時期ならばもっと安くなっています。旅割が発売されて間もない時期は、スカイコインを使うの絶好の機会ですので、皆さんにもこの機会に是非とも貯まったマイルを有効活用して頂きたいと思います。


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