大型連休でも安い成田周辺ホテル
息子たちと行ったGWの成田旅行。宿泊したのはANAクラウンプラザ成田です。成田でのトランジットホテルの筆頭格といっても過言じゃないホテルです。GWだとさぞかし宿泊料金が高いんじゃないかって、驚くことに成田はホテルのシーズナリティがほとんどないんですよ。需要が季節によらず一定なのか、GWと言ってもほとんど高くなりません。これが東京都心のホテルだと大型連休は普段の2倍の値段とかしちゃいますよね。下手したら3倍。もっと下手したらGWなんてそもそも予約が取れないなんてことも起こり得ます。それが成田だと全然空室ありなんです。最近の成田は日本人のトランジット客よりも外国人のトランジット客が多いと思われますので、特に日本の大型連休と言ってもあまり関係がないのかも知れませんね。
こちらANAクラウンプラザホテルの外観。やや古めかしい感じは否めません。
中は大きな2階までの吹き抜けにソファーがたくさん置いてあります。朝はトランジット客やクルー達でごった返します。
1階フロント横に24時間営業のファミマがあってとても便利です。ホテルの中のコンビニってむちゃくちゃ便利です。お腹が減ったらエレベータを降りるだけ。飲み物が足りない、なんかおやつが食べたい。まぁ色々とありますので、大いに活用させてもらいました。
撮影環境は抜群
せっかく成田空港周辺に泊まるんですから、ホテルから飛行機が見られるかというのはホテルを選ぶ上で非常に重要なポイントになります。
ホテルの場所を地図ではなく、成田の航空科学博物館にあったジオラマを借りて場所を見てみましょう。ANAクラウンプラザホテルはRWY16Lへの進入方向の左側にあります。
ランウェイ側から見るとこんな感じです。こう見てみるとマロウドインターナショナルホテルってむちゃくちゃいいロケーションにありますね。その次がANAクラウンプラザでしょうか。
ちなみに僕が泊まったのはデラックスコーナーツインという部屋。赤い矢印が付いている部分が僕の部屋で、成田空港に最も近い側の部屋になります。反対側もコーナーツインですが、圧倒的に左側のコーナーの方がRWY16Rにアプローチする機体が見やすいです。
そんな部屋からのビュー。ANAの787がこんな感じで見えます。これで50mm相当です。ANAの下の建物がヒルトンです。そして2つある橋のうち遠い方の橋の左上にあるのが成田ビューホテル。
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ホテルからのビューがいいのは、マロウド、ANAクラウンプラザを除くと、次に来るのはヒルトンでしょうね。その次に成田ビューホテルといったところでしょう。
ANAのアプローチの写真は50㎜相当ですが、400mm程度の望遠があればこれくらい撮れます。SQのA380はこんなに結構大きく撮れますよ。
ちなみに滑走路のタッチダウンゾーンは見えません。タイライオンはこんな風に森に吸い込まれて行きます。
風向きが反対になるとRWY34Lから離陸する飛行機が見えます。夕焼けの空に787のシルエットが映えますね。(ホテルの駐車場から)
ちなみに飛行機ウォッチングにはフライトレーダーがいいと思いましたが、画面に張り付いていないといけないので意外と不便なんですよ。スマホでもいちいち見ていないといけないので同じです。
ってことでエアバンドの登場。フライトレーダーの出現でエアバンドはなくなる運命にあるのかな？と思っていましたが、スーツケースの片付けとかながら仕事をしている時にはエアバンドは非常に便利です。画面に張り付いている必要がなく、流しっぱなしにしておけばよいからです。聞きなれないコールサインに「今何と言った？」と戸惑うことがありますが、「RWY16Rクリアートゥーランド」さえ聞き逃さなければ、飛行機が降りてくるかどうかは確実にわかるので、子供たちに「降りてくるぞー」と指示ができるんですよ。
車の運転をしているときにもエアバンドは重宝します。便利なツールができてもアナログ機器がなくならないのはそれなりの理由があるんですね。
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お部屋を紹介します
ホテルのロケーション、ビューに引き続きお部屋の中を紹介しましょう。(部屋の紹介がビューよりも後というのが、成田のトランジットホテル紹介らしいですよね。)
先ほども書きましたが、デラックスコーナーツインにエキストラベッドを入れてもらった状態です。この部屋は40平米ある広めの部屋です。でもエキストラベッドを入れると随分と狭く感じちゃいます。
リビング的なソファーのエリアもありまして、ちょっと部屋の形が斜めになっているのがポイントで、こちらの窓からアプローチする飛行機がよく見えるんですよ。あえて角を取ってあるようなイメージです。
お風呂は狭いです。温泉ホテルしか行ったことのないうちの子たち、このタイプのお風呂が実は初めてでして、「おうちのお風呂がいい」と終始嘆いていました。「これアメリカ人のお風呂なの？」なんて言っているのが可愛かったですけども…。
アメニティはご覧の通り。
その他ケトル。
お茶パックなどなど。
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朝食はややガッカリ
2泊したので朝食を2回食べましたたが、ややガッカリな感じでした。ちょっと種類が少ないですかね？もう少しバリエーションがあると選ぶ楽しみが増えます。
朝食のレストラン内は結構狭く、タイミングが悪いと他の客と重なって行列ができてしまうような状態でした。
ご飯のエリアはこれだけ。
アメリカン＋イングリッシュブレックファースト系がおかずのメインです。
一応和食もありますが、ご飯、お粥、味噌汁、お惣菜程度。まぁトランジットホテルで贅沢を言ってはいけないかなぁという感想です。
というわけで僕の朝ご飯。
子供を2人連れていくと、自分が食べる時間なんて全くありませんねぇ。子供が「おかわり」と言われればついて行かなければいけませんし、飲み物は持ってきてあげないといけないですし、「あ、箸がなかった」、「ヨーグルトを食べるスプーンが足りない」、「ねえ、(フレンチトーストを)切って」などなど。大変忙しい朝食でした。
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最終的にはビューで選ぶ
ところどころ辛口な評価をしましたが、トータルで考えればANAクラウンプラザホテルは満足です。やはり一番いいのはビューです。部屋から着陸機がよく見えるというところに一番の魅力を感じます。成田のホテルは、そんなに大差はないと思われるので、ホテルの質というよりもビューで選ぶのがいいのではないかと思いました。設備的にはホテル内にコンビニがある点も良かった点です。その他は可もなく不可もなくという感じです。次回泊まりたいかと言われたらYES。ただビューに関しては一回ヒルトンを経験してから評価した方がいいかも知れませんね。
あの、特にマズい点はないので、迷ったらANAクラウンプラザホテルを選べば満足な滞在が約束されると思います。
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