イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

デルタ航空スカイマイルの貯め方 ~ニッポン500マイル・キャンペーンでコツコツと~

デルタ航空のマイルを侮るなかれ

僕はデルタ航空のマイレージプログラム(スカイマイル)を愛用しています。北米出張がたくさんあった頃は30万マイルくらい保有していました。どんどん貯まるので、使い道に困っていたほどです。しかし今は消化する一方。このままだと底を尽くので貯める方にも意識を向けないといけなくなってきました。そこでデルタ航空のマイルを貯める方法を考えてみました。

とりあえず想定される反応はこうです。

ANAやJALならまだしもデルタなんか日本じゃ使えないんですよ。そもそも日本で暮らしてるのに、どうやってデルタのマイル貯めるんすか?

えっ?知らないんですか?デルタ航空でやってる「ニッポン500マイル・キャンペーン」ってヤツ。

ニッポン500マイル・キャンペーンというヤツ

これです。


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これ、僕も活用しています。日本国内線のどの航空会社、どの路線、どの運賃、どのクラスに乗っても1便につき500マイルもらえるというキャンペーンです。国内線に乗ったらとにかく搭乗半券(搭乗レシート)をデルタ航空に送るんです。いいですか?特に条件はないんです。どんな風に乗ろうが日本の国内線であれば500マイル貰えます。

わかります?意味。ANAやJALなどが運航する日本の国内線で500マイルがもらえるんです。ピーチやジェットスターなどのLCCでもOKです。これには驚きです。デルタと提携しているとかそんなことは関係がありません。とにかく日本の国内線であればどこの航空会社でもいいんです。

これ、一種のマイルの二重取りです。ANAやJALはANAやJALで貯めて、しかもデルタへ搭乗半券を送るとデルタにもマイルが加算される。なんだか怪しい取引な気がしますが、僕は随分と前からやっており、実際何の怪しさもないので、国内線に乗ったときには迷わず搭乗半券をデルタに送っています。ANAやJALで修行している人は修行でもがっぽりマイルが貯まりますし、搭乗レシートを送ればデルタでも少なからずマイルが貯まります。マイルの二重取りができちゃうなんて素晴らしいですね。

何故こんなキャンペーンをやっているかは謎です。個人情報が欲しいんじゃないか?とか、搭乗半券から読み取れる他の航空会社の予約システムを調査したいんじゃないかとか、色んな詮索をしてしまいますが、真相はよくわかりません。

マイルを使って無料で取った航空券でも貯まります

最初誰もが「えっ!」と思います。これがこのキャンペンの凄いところです。例えば、ANAの15,000マイルを使って取った航空券で国内のどこかを往復(2便乗る)するのであれば、それだけで1,000マイルもらえることになります。実質ANAから1,000マイルをデルタに移行させているようなもんですね。

以前ユナイテッド航空のマイルで日本国内線の片道が6,000マイルで乗れたことがありまして、名古屋からら札幌、羽田を経由して伊丹まで国内線3区間に乗ったことがあります。(現在はややルール改変。)

3区間に乗っていますが往復はしていません。あくまでも片道ですので3区間乗っても6,000マイルしか使っていません。そのとき、どんなことが起きたかというと、たったの6,000マイルを使って無料で乗っているというのに、デルタのマイルが1,500マイルも貯まってしまったのです。3区間を実質4,500マイルで乗り、残りの1,500マイルはデルタに移行したのと同じです。な、な、なんとお得なことか…。

ただし制約もあり

さすがにこんなにオイシいプログラムですのでそれなりに制約があります。積算マイルの上限ですが、デルタ航空のシルバー会員以上は年間最大2,0000マイル(40区間)、平会員は年間5,000マイル(10区間)を貯めることしかできません。

有効期限は搭乗日から2ヶ月間です。送るにはFAXが便利ですが、郵送で送ることもできます。郵送の場合は送り先は香港です。切手は90円で行けるはずです。ちなみに郵送の場合は「消印」ではなく「必着」ですので最低でも1週間は余裕を見ましょう。僕は一度、「来月も乗るからまとめて送ろう」と思っていて忘れてしまったことがあります。気づかぬふりをして送りましたが、やはり貯まりませんでした。90円をケチると痛い目に遭いますのでご注意下さい。

もう一つ制約ですが、キャンペーン終了が来年の3月31日となっています。しかしこれはいわゆる囮(おとり)でして、結局毎年更新されます。僕も最初は「この1年だけか」と残念に思っていたのですが、気が付くとまた1年、また1年と延びています。きっと今年度も年度末になったらキャンペーンの期限が1年延びるんでしょうね。

ここまできたらやるしかありません。お申し込みはこちらから↓

デルタ航空スカイマイルキャンペーン:デルタ航空

デルタ航空にはマイルの有効期限がない

デルタ航空のマイルを貯めて「いいなー」と思うことは、マイルの有効期限がないことです。国内大手航空会社のマイルの有効期限は3年。3年の間に最低でも10,000マイルくらい貯めないと、マイルでどこにも行けないことになります。ご紹介したニッポン500マイルキャンペーンでは平会員の場合、年間5,000マイルしか貯められないので、3年で15,000マイルしか貯まらないことになります。もし有効期限があったら結局使いにくいです。しかしデルタ航空のマイルには有効期限がありません。コツコツ貯めたい人を決して裏切らない素晴らしいシステムです。

少しでも日本の国内線に乗る人にとってはやらないと損な話です。何せデルタ航空のマイルには有効期限がないんですから。年間1,000マイルでも2,000マイルでも貯めておけばいつか必ずどこかに行けるようになります。

とにかく日本の国内線に乗れば500マイルもらえますので、搭乗レシートをコレクションしている人は今すぐやめて下さい。あのペラペラのレシートを取っておいても数年したら印刷が消えてしまうだけで何の記念にもなりません。どうしても欲しい人は、写真を撮ってデジタルデータとして残して下さい。その方がかさばらずに済みます。そして搭乗レシートをデルタ航空に送りましょう。ちりも積もれば山となる。500マイルをナメたらいけませんよ。

少ないマイルの使い道はスカイマークか大韓航空か中国・台湾片道

国内航空会社では大手とは提携していませんが、スカイマークと提携しており、15,000~20,000マイルで特典航空券に交換できます。年間で40回国内線に乗るデルタ航空シルバー会員以上の方は1年で貯まりますね。コツコツ貯めてスカイマークに乗るのがまず一つ目の選択肢です。

海外の航空会社であれば近場でいうと大韓航空。ソウルまではエコノミークラスの往復が15,000マイルです。下手にスカイマークに乗るよりもお得です。少ないマイルを使うなら僕は真っ先に大韓航空をおススメします。

もう一つ、中国・台湾旅行の片道として使ってもいいです。デルタ航空のマイルは片道でも使えます。必要なマイル数は単純に往復の半額のマイル数です。日本-中国・台湾間のエコノミークラスであれば片道は17,500マイルで発券(往復は35,000マイル)できます。

もう片道はどうするのかって?中国ならば春秋航空というLCCがあるじゃないですか。春秋航空であれば片道1万円で中国に行けます。台湾ならばもっとたくさんLCCの選択肢があるじゃないですか。またLCCは片道発券がベースですので、往復で取らないと割高になる大手航空会社とは違います。片道は春秋、片道はデルタ航空のマイルでということができますね。僕もよくやってます。

デルタ航空はスカイチームに入っていますので、中国東方航空と中国南方航空の2つの航空会社に乗れます。大韓航空同様に主要空港以外の地方空港にも乗り入れているので、使い勝手は抜群ですね。台湾ならばチャイナエアがありますよ。

とりあえず日本の国内線に乗れば500マイル貯まる。マイルの有効期限がないのでコツコツ貯められる。気が付いたら韓国旅行か中国・台湾旅行。そんな感じで貯めて下さい。

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