エミレーツA380プロローグ
午前11時、バンコク・スワンナプーム国際空港。僕は少し早くチェックインに来ました。わかります?この場所。
わかりますよね?エミレーツ航空、ファーストクラスのチェックインカウンターです。ビジネスクラスの客としてファーストクラスのカウンターに回されたわけじゃないんですよ。
これから僕はエミレーツ航空のA380ファーストクラスに乗るんです。
えっ?ファーストクラスですか?!
バンコクからドバイへ飛ぶんですか?
いやいや違います。
バンコクから香港へ飛ぶんです。
はい、先日書いたロイヤルヨルダン航空と同じようにエミレーツ航空がドバイからバンコクを経由して香港まで飛んでいます。その以遠区間である、バンコク-香港に乗ります。
搭乗記は次回にお送りするとしてまずはラウンジまでを紹介しますね。
ラウンジに行くのに迷いました
チェックインした後は搭乗予定のスポットを確かめた後、ラウンジに行きます。機体はまだいませんが、撮影しやすい環境かどうか事前に確かめておくんです。そして撮影しやすければラウンジを早めに出て写真を撮る。場合によっては便の到着に合わせて撮影に行く。反対に撮影しにくければ諦めてラウンジで過ごす。その判断をするためです。エアラインラウンジ案内のボードがありました。エミレーツはDって書いてあります。すぐそこです。でも搭乗口に先に行かないといけないので、ひとまずスルーして搭乗口であるE8を目指します。
Eコンコースはこの先ですね。バンコクのスワンナプーム空港は何度も来ているので、事情はそれなりに分かっていて、この先なら行く必要もないなと思いました。特に撮りやすい環境にはないんですよね。
エミレーツラウンジの立て看板を見つけました。コンコースGと書いてあります。頭が混乱します。さっきDって書いてなかったっけ?気のせい?とりあえずGを目指します。「下に降りろ」とも書いてありますので、エスカレータを探して下に降りました。
下に降りると薄暗いです。なんだか不安になります。スワンナプームってどこも薄暗いんですよね。2つ上の写真みたいに各コンコースを見通す景色は圧巻なんですが、それ以外の場所って何となく安っぽくて貧相な印象を受けるんですよ。チャンギみたいにシャキっとしていないんですよ。
まぁそんなことは良いとして、僕はどちらへ行ったらいいんでしょう?
Gの方に進んでいくと、エミレーツラウンジの立て看板がありました。あ、この先なのか…。何だか混乱して道に迷っちゃいました。
アウェーでもエミレーツはラウンジが凄い
なんとかラウンジにたどり着きました。エミレーツのフォントが高級感を出しています。このフォントだからエミレーツが高級に感じるのか、エミレーツだからフォントが高級に見えるのか、どちらなんでしょう?
バンコクはエミレーツにとってアウェーなので全然期待していなかったというのが本音なんですが、入ってびっくり。その高級感と食べ物の品揃えには驚いてしまいました。
室内はベージュを基調としており、落ち着いていていい雰囲気です。何となく機内の雰囲気と似ている感じがしませんか?この時点ではまだエミレーツには乗ったことがないんですが、写真で見たことがあるエミレーツのキャビンの雰囲気と似ている気がするんですよ。
それではどんなものが置いてあるかざっと見てみましょうか。
コーヒーマシンは至って普通です。その隣に紅茶が置いてありましたが、これは非常に種類が豊富でしたね。
お酒。飲まないのでわかりません。でも種類が多くないですか???
ホテルのバイキングのよう
こちらが食べ物エリア。壁沿いに向こうまであります。
おかずは白くて長細い容器に入れられており、銀色で丸い入れ物よりも高級感があっていいです。
中国系のエアラインみたいに、見た目でよく分からないものは少なくて、まるでホテルのバイキングのような雰囲気を出していました。
そして僕が目を付けたのがこれ。
なんとステーキがあるんです!s
こういう肉の塊を見ちゃうとどうしても食べたくなっちゃいますよねー。ラップにぐしゃぐしゃに包まれたサンドイッチとか、冷たいのか温かいのかよくわからない変なビーフンだけならスルーできますけど、こんな美味しそうなステーキを見せられたら誰でも皿に取っちゃいますよ。
前菜とかも綺麗に盛り付けられて美しく並べられています。
フルーツやパンケーキもハイセンスな感じです。
何というか、ラウンジって無造作に置かれているものが多いじゃないですか。でもエミレーツのラウンジは違うんですよ。皿への盛り付け方から、並べ方までひと手間掛かってるんです。そこが他のエアラインのラウンジと一線を画しているところです。
すいません、我慢できませんでした
こちらがダイニングです。僕が入ったときにはガラガラだったのに急激に混雑してきました。早めにステーキを取っておいて正解でした。
テーブルはレストランのようですよね。でもここはタダ飯レストラン。あ、ちょっと下品ですね。コンプリメンタリーダイニングなんて言ったらちょっとはマシですか?
というわけでお皿にお肉を取って、その他色々と取って今回ばかりは機内食のことを考えずに全部食べちゃいます。
ステーキ激ウマ。
流石に焼きたてのアツアツ感とか、ジューシー感はないですよ。それでも美味しいんですよ。デルタの機内食で出てくるステーキよりも美味しかった気がします。
ですが飲み物はファンタオレンジです。
ってか赤ワインくらい飲めよ、って言いたいんですが、お酒苦手なもので…。スプライト以外で、ファンタオレンジくらいしか飲みたいもの見つからなくって…。何でも好きなものを飲めばいいじゃないですか。
注意事項
そんなわけで、エミレーツのラウンジは予想以上に豪華でびっくりしちゃいましたね。他のエアラインのラウンジとは明らかに違います。レベルがワンランク上です。そんなわけで。食べ過ぎには注意して下さい。
さもないと機内食が美味しく食べられなくなりますよ。
以上、次回はエミレーツのファーストクラス搭乗記をお送りします。
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