イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

吉祥航空A321ビジネスクラスで飛ぶ上海(浦東)=名古屋(中部)搭乗記

上海浦東でも存在感

先日お送りした北京大興から上海虹橋へ飛んだ吉祥航空の787ビジネスクラス搭乗記。元々、「北京→上海→名古屋」と通しで買った航空券だったので、上海から名古屋(中部)もビジネスクラスに乗れちゃいます。

ただ、経由地で空港が変わり虹橋から浦東へ移動する必要がありました。到着した日は虹橋に宿泊し、翌朝バスに乗って浦東に向かいました。そんな移動があっても、航空券が安ければ全然問題ありませんね。


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浦東空港では吉祥航空はターミナル2を利用。スターアライアンスのコネクティングパートナーですので、スタアラ系の入るターミナル2を利用します。チェックインアイランドはJでした。


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紫色とチャイニーズレッド(ピンクかな)?が実に美しいです。吉祥航空は浦東でも規模は大きくないものの抜群の存在感を放っていました。そして色彩が鮮やか。前回も一度乗っているんですが、完全に虜になってしまった感じです。エコノミークラスの混雑を尻目にビジネスクラスのカウンターには誰もおらず、スムーズにチェックインが完了しました。

ビジネスクラスのカウンターに入って行くと、「ここ、ビジネスクラスだけど?」みたいな顔をされるのがちょっと嫌でした。そんな顔をするならば、E-ticketの控えを見せる前にビジネスクラスであることを証明する方法を教えて欲しいです。

中国東方航空ラウンジを使用

すぐに出国しラウンジに直行。


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吉祥航空では中国東方航空のラウンジを使用。77番ラウンジという場所でしたが、搭乗ゲートはD60。かなり遠かったです。


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至って普通のラウンジでした。中国のラウンジで一番の懸念される事項が、ちゃんと電源を取れるかということと、ちゃんとテーブルがあるかということ。ここは両方を満たしている素晴らしいラウンジでした。


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完璧です。(ただし、条件を満たすテーブルは3つしかありませんでしたが…。)

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A321でもビジネスクラスは2列のみ

なるべく早くラウンジを出て機体に向かいます。機内にいち早く入りたいため、搭乗開始時刻は守るよう努力しています。


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僕がラウンジを出て歩いて行った時には既に搭乗が始まっていました。13時5分発なのに12時20分に搭乗が始まるとは思いませんでした。もちろん搭乗開始時刻は搭乗券に書いてあるんですが、小さい機体だと「まさかそんなに早く始まらないだろう」とちょっとナメてしまい、結果遅れてしまうことがよくあります。


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機材はA321。吉祥航空には787が初のワイドボディ機として導入されましたが、まだまだA320ファミリーの2機種を主として運航されています。


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A320はビジネスクラス2列でしたので、A321は3列か4列あるんだろうなぁと思ったらA320と同じく2列のみ。かなり控えめなビジネスクラスなのでした。ナローボディはこんなもんです。しかし787と比べてかなりの格差を感じました。


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この座席はフットレストすらないかなり古めのシートですが、ひじ掛けが隣り合う2席で喧嘩にならないように飲み物を置く小テーブルが付いていました。


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この日の上海浦東空港は北から南に向かってのオペレーション。16Rから離陸します。平行滑走路である16Lは着陸に使用していました。


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右手にはターミナル2のサテライトターミナルが。中国の空港はどんどん拡張していくんですねぇ。そのスピードは桁違いです。上海浦東は海岸沿いに造られた空港であるため、まだまだ周辺には土地がたくさんあり、拡張の余地を感じさせます。

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機内食はかなり美味しい

このA321のビジネスクラスはシートがちょっとショボくて、実はちょっと凹んでいたんですが、機内食は良かったです。


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メニューは1種類のみ。シーフードと紹介されましたが、多分エビのXO醤炒めですね。


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飲み物はいつものようにスプライト。


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出てきました。結構エビがしっかりしているXO醤炒めでした。美味しかったです。アルミのカップに入っている付け合わせはキノコとナッツとグリーンピースを炒めたやつ。これも歯ごたえのある感じで美味しかったです。アジア系のエアラインはかなり食事が美味しいですね。ただし、エコノミークラスは知りません(汗)。

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絶景フライトだった

前日に吉祥航空の787に乗り任務は終了。中部行きの機内ではゆっくりするぞと思っていたんですが、景色が良すぎてゆっくりできませんでした。


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日本に差し掛かる頃から、雲が切れ始め、阿蘇山とカルデラ形状がよく見えました。


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志摩半島のあたりからアプローチコースに入ります。


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随分と前からセントレアが見えていて、見えているならこのまま直進してぐるんと回って降りろよって思うんですが、ちゃんと北側からILS進入しないといけないことになっています。空港の秩序、安全を保つためには必要なことです。

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四日市付近はかなりの工場地帯。


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木曽三川の河口が綺麗に見えますね。


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その河口を回り込むようにRWY18のILSコースに乗ります。反対側が名古屋市街になります。


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川面がキラリと光ってとても綺麗。


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ナガシマスパーランドもよく見えます。


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秋の16時(10月28日)はもうこんな太陽が傾くんですねぇ。


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セントレアに到着するともう一機吉祥航空のA320がいました。こちらは南京線の機体。吉祥航空は名古屋(中部)でも結構な存在感を示しています。上海線、南京線、無錫線を開設しています。

単なる消化レグのつもりで乗った上海浦東=中部のA321でしたが、結構楽しめてしまいました。さすがにナローボディのビジネスクラスは787のように豪華にとは行かなかったものの、まぁこんなものかと思えるレベル。大手3社に引けを取らない機内食は一つ良かった点かな?と思います。

簡単ながら今回は普通の吉祥航空を紹介させて頂きました。

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