憧れのミラーレス一眼
つ、つ、つ、ついに買ってしまいました。フルサイズミラーレス一眼レフ。ずっと欲しくて欲しくて仕方がなくて、でもどの機種にするか、むちゃくちゃ悩んでいたんですよね。でも最終的に決めたのはソニーのα7IIIです。これです。
レンズはとりあえず広角から望遠まで一本で行ける24-240㎜を買いました。ひとまずこのマルチなレンズであれこれ撮ってみて使い慣れて行こうと思っています。
α7IIIを選んだ理由
ここで僕がSONYのα7IIIを選んだ理由を詳しく述べたいと思います。ハッキリ言って僕はカメラをむちゃくちゃ愛しているわけではなく、「まぁいいんちゃう?」くらいの感覚で決めているので、カメラ好きの方々には怒られちゃいそうですが、一応僕の考えを書いておきます。ベーシックなフルサイズミラーレス一眼を買うとなると、候補になるのが、CanonならEOS RかEOS RP、NikonならZ6かZ7、SONYならα7IIIだと思います。
まずは値段
このクラスのカメラボディの値段は20万円前後です。α7IIIは20万強。CanonのEOS Rはα7IIIよりも安く18万円台、NikonのZ6、Z7はα7IIIよりも高く24万円以上です。値段からすればEOS Rになるのですが、α7IIIに手が出ないわけではありません。一方、Z6は手が出ません。ここでCanonかSONYかの2択になります。レンズラインナップ
SONYはミラーレス一眼では一歩先を走っており、レンズのラインナップが一番豊富です。もちろん、CanonやNikonもアダプタさえ買えば従来のレンズを装着できるのですが、その分重量が重くなったり買うものが増えたりするので、僕はレンズの種類が多い方がいいと考えました。というわけでα7IIIに軍配。元々僕はNikon使いなのでZ6を買えばレンズが流用できるんですが、持っているレンズが安物であることと、マウントが必要なことでNikon使いのメリットはほぼなしという感じでした。
バッテリー性能
バッテリー性能は結構重要でした。バッテリー切れは致命的なシーンでやってきます。なので、普通の一眼レフの感覚で撮れないとダメ。連続700コマくらいは欲しいです。これが300コマ台とかになるとちょっと心許ない。EOS Rなんかは300コマ台なので、いくら値段が安くてもそこでアウトでした。大体こんな感じで決めました。譲れない部分を削っていくとα7IIIしか選択肢がないんですよ。
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ちょっと高いけど効果は出るはず
ただ、このカメラ、正直言って高いです。先にも書いた通り、ボディが20万、レンズが10万です。もちろん家電量販店をハシゴしてアイミツ取ってギリギリまで値段を下げました。実質、ボディとレンズ合わせて31万2千円で購入しました。価格.comの最安値が両方足して30万くらいであることと、5年保証(価格の5%分)に入っていることを考えると、価格.comの最安値よりも安く買ったことになります。
しかも今なら(2020年1月13日まで)ならキャッシュバックキャンペーンをやっているので、それも決め手になりました。ボディで2万、レンズで1万戻ってきます。実質28万で買ったのと同じですね。次のモデルが出る前にはきっともっと安くなるんでしょうけど、今は結構安く買えたと喜んでます。
ただ、絶対額で考えるととんでもなく高いです。30万でどれだけクオリティが上がるかは疑問ではあります。僕のブログは長辺800ピクセルまで圧縮して、しかも画質を落としていますので、カメラを変えたとしても何も変わらないと思います。
ただ、カメラ自体の性能が劇的に上がっていますので、例えば暗いところで撮れる絵が増えるとか、シャッタースピードが速くなってブレにくくなるとか、僕は暗い機内で撮影することが多いため、その辺りの効果は見られるかな、と思っています。
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エントリーモデルからの卒業
勝手にアルファブロガー兼気まぐれライターを名乗っている僕ですが、実はカメラは持っていて恥ずかしいくらいのものを使用していました。「よくもそんなカメラで頑張ってるなぁ」という感じでした。僕がこれまで使っていた一眼レフ、これですよ、これ。ニコンのD3100。
10年くらい前に発売されたニコンAPS-C一眼のエントリーモデルです。もうこれ、限界が来ていたんですよ。これじゃまともに撮れない。軽くて小さくてすごく使い易いんですが、一番のネックがISO感度。実効上ISO3200までということで、暗い機内では手ブレとの闘いでした。
しかもレンズがヤバかったんです。Tamronの18-270㎜という激安レンズ(4万円くらい)。
望遠側での画質劣化が酷く、周辺の歪みも酷かったです。広角側での写りは悪くはなかったものの、望遠にすると最悪。ブログで出すならばなんとか耐えられるというレベルでした。
また、広角側のレンズとして10-24㎜を買ったので、さらに広角側でもそれなりに満足はしていたんですが、それでもボディの性能が悪いとどうにもなりませんでした。(しかし、このレンズはかなり気に入っています。5万円程度なのに非常に写りがいいです。)
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それでもコンデジは使い続ける
サブ機というか、目立たず撮影するためのコンデジも常に持っています。これからも使います。このLumixはセンサ―サイズ1型のハイエンドモデルなんですが、やはり一眼レフにはかないません。
ただ、今後もサブ機として機内食を撮るとか、ちょっとした細かい部分を撮るとか、そういう目的では十分に使用できそうです。特にマクロ性能が良いので、接写したい場合にはかなり重宝します。
それにしても随分と傷がついたもんですねぇ。
これでやっと一人前か
僕は写真と文章でお金をもらっている部分がありますので、安物のカメラは使えないなと思ってるんですよ。今回のカメラ購入はそのための投資という側面が強いです。まぁこれで一人前かなぁと。さすがにプロで10年前のエントリーモデル使っている人はいないんじゃないかな?と思っているわけです(笑)。まぁ逆に10年前のエントリーモデルでもそれなりに取材はできるってことなんですけどね。
これで自信を持って撮って書ける。なーんて思っているところがあるんですが、いいカメラを買えばいい写真が撮れるなんてのは半分間違っているわけでして、やはりカメラを使いこなす人のテクニックとセンスによると思うんです。果たして僕にそのテクニックとセンスがあるかどうか。高いカメラを持っていても写真がヘタな人もいますから、これからは言い訳が全く通用せず、その分努力をしないといけません。
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いきなり不満が
さて、買ってまだ数日なんですが、このカメラとレンズ、いきなり不満が出ました。まず、重いこと。これまでレンズ含め1kgくらいだったこともあり、今度のはその1.5倍もあります。1.5倍くらい軽くない?と思うんですが、やはり小型軽量のAPS-Cを使っていたのもあり、かなり重く感じてしまいます。この辺は、前機種との比較ですので、個人差があるかと思いますが、軽いのが特徴のミラーレス一眼にしては重い印象を持ちました。
ミラーレスを買った動機はフルサイズでも軽いことなんですが、その点からすると少し外してしまいました。もちろん最初から分かっていたことですが…。
やっぱり小さくて軽いAPS-Cの方がいいとか言って、そのうちD3500を買ってしまいそうな自分がいるんですが、そうならないよう頑張って慣れます(笑)。
あとレンズが不満。24-240㎜はとにかく近くにピントが合わないです。この24-240㎜のレンズの最低撮影距離は50㎝なんですが、少しでもズームするとピントが合う距離が一気に伸びます。Tamronの18-270㎜も同じ傾向にありますが、このレンズほどではありません。全然マシです。
もう少し買う前にリサーチすればよかったなぁと思っています。でも広角から望遠までカバーする1本ってこれしかないですので、仕方ないですよね。10㎝~20㎝の距離で撮る時はコンデジに頼るしかないのかも知れません。
あと、EVF(電子ファインダー)が粗いです。すごい粗い。CanonやNikonとは比べ物にならないくらい粗いです。本当にピントが合ってるのかよくわかりません。まぁでもこれで慣れて行くしかないんですよね。
というわけで、買ったばかりの高級カメラなのに不満タラタラなんですが、値段が高い分仕方がないことなんですよね。諦めがつかないと言うか…。これから使っていくうちにさらに不満が出るんじゃないかと恐れていますが、これからガンガン使っていいことも悪いこともレポートしたいと思います。
ではでは。
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