イケてる航空総合研究所

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セントレアLCCターミナル(第2ターミナル)国際線から出発【エアアジアジャパン台北行きに乗った】

初めてのT2国際線

セントレアにターミナル2(T2)がオープンしたのが9月20日。あの日はオープン初便となるエアアジアジャパンDJ1便で新千歳に飛んだわけですけれども、初便で乗ったのは国内線であって、T2から国際線で出発したことはまだなかったんです。

今回はDJ805便に乗って台北に飛びます。初の国際線での出発です。ターミナル内は国内線、国際線と分かれているため、国内/国際の両方乗ってみて初めて空港内を把握できたと言えるんです。

ターミナル2の国際線として使用しているエアラインは、エアアジアジャパン、ジェットスタージャパン、エアプサン、チェジュエア、ティーウェイ航空、セブパシフィック航空、タイガーエア台湾、タイライオンエア、香港エクスプレスです。ちなみに、春秋航空やエアアジアXはまだターミナル1に残ってますねぇ(執筆時)。


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なんだかお客さんが少ないです。

そう、この時間は元々出発便が少ないこともあってガラガラでした。そして、この頃はコロナウィルス騒動が始まったときで、何となく旅行をやめようかというムードが漂い始めていた頃です。


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LCCのチェックイン機は自動チェックイン機が主流です。こちらの方がカウンターでのチェックインよりも早く手便利です。座席の変更がない場合は、一言も話さずにチェックインが可能です。

しかしチェックインをしようと思ったら、お姉さんに「非常口座席をご予約のお客様ですか?」といきなり話し掛けられビックリ。


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カウンターでどうぞ、とカウンターに案内されました。


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そういうわけです。非常口を予約している人は説明事項があるんです。でもどうして僕が非常口席って分かったんだろう?それは多分、ギリギリに空港に行ったため、チェックイン未完の客が僕くらいしかいなかったからでしょう?


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ちゃーんとバッグ重さも計られます。首から下げたカメラを除きちょうど5kg。機内持ち込みは7kgまでですのであと2kg余裕があります。

保安検査場を通過

ほとんど人のいない保安検査場を通過し、ほとんど人のいないイミグレーションを抜けました。並ばない出国は最高です。


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セントレアT2は保安検査場からゲートが異常に遠いので、こんな風に消費カロリーを表示することで歩くこと自体を目的化させてくれます。楽しい発想です。


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まもなく免税品店に到着。

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国際線エリアにはこれがある

それでは国際線エリアの様子を紹介します。


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視界が開けたところには免税品がありました。

取り扱いブランドはこちらをご覧下さい。

duty-free.centrair.jp

そして免税品店を抜けると、、、


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窓側にはこんな風にチェアが並べられ、窓側の席は外向きに設置されています。


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食べ物屋さんは1軒のみ。いわゆる軽食屋さんです。


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お店のメニューはこちら。うどん、ラーメン、カレーが800円~1,000円です。


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LCCは飲み物を機内で買わせたいために、LCCターミナルはLCCと結託して、一切飲み物を置いていないんじゃないか?なんて心配をしていたんですが杞憂に終わりました。飲み物はたくさん売っています。


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マツモトキヨシがあります。


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このときはまだマスクの在庫は豊富でした。空港の制限エリアは入れる人が限られるため、買い占め騒動みたいなことは起きないんじゃないか?と思います。マスクを買うなら穴場かも知れません。


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BIC CAMERAもあります。

お店は以上。免税品店と軽食屋さん、マツキヨ、ビックカメラのみです。LCCターミナル国際線側は国内線側より充実して入るものの、かなり簡素化されている感は否めません。

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国際線側の撮影環境は抜群

続いてターミナル内の撮影環境についてです。これ、重要ですよね。飛行機に乗る前にターミナルから写真が撮れるか撮れないかは、航空ファンにとっては重大な関心事なんです。


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こちらがターミナル図。うす青色が国際線、ピンク色が国内線、紫色が国内/国際共用エリアです(その時間帯の需要に応じてどちらにもなり得る)。上方に滑走路があります。国際線側エリアは紫のゾーンを含め滑走路側を向いているわけです。一方国内線エリアは滑走路と反対側を向いており、紫色のエリアが解放される場合のみ滑走路側を向くことになります。

つまり国際線側は写真撮影に関しては圧倒的に有利ということになります。


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T2からの出発便はこれだけ。この時間はエアアジアジャパンの台北行きとライオンエアのバンコク行きくらいしかありません。その後は21時までフライトはありません。


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こちら自分が乗る機体。目の前に停まっていますし、空港にありがちなお洒落な柱や斜めになっているガラスなどがありませんので、実に素直に撮ることができます。


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後ろを中国南方航空が通過します。少し遠いですがT2の国際線側からはRWY36(南側)に向かってタキシングする飛行機を撮影することも可能です。頑張ればランウェイ上の写真も撮ることができます。

これが先に示した地図の国内線側のピンクのエリアだと滑走路に面していないため、スポットイン、スポットアウトの機体しか撮れないことになります。そういう意味で国際線側は非常にいい撮影環境だと言えるのです。


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この時期、結構長く停泊し「シナフォースワン」と揶揄されていた中国籍のプライベートジェットも近くに見ることができました。400番台~500番台スポットはターミナル1からだと遠いですが、ターミナル2に来れば、こんなに近くに見ることができます。


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搭乗ゲート前の様子はこんな風にソファーたくさんありますので、思い思いに寛ぐことができます(空いている便に限る)。

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機内から撮影する

それではエアアジアジャパンの機体に乗り込みましょう。


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いざ台北へ!


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蛇腹式のエプロンルーフを通ってタラップでの搭乗になりますが、ルーフとタラップの隙間から撮影することが可能です。ただし係員さんがいますのであまり無理はできません。


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隣にはライオン航空の737NGがいました。ライオンエアの737MAXが墜落したときには「LCCだから墜ちた」なんていう言い方をされた頃もありました。そんなことはありません。LCCだからと言って安全ではない、なんてことはありませんのでご安心を。


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タキシーを買いするとデルタと深圳航空が見えました。この時間は夕暮れの時間とあって夕日に染まるターミナルビルや機体が綺麗でした。カメラは良くても腕がないので、普通な写真しか撮れませんが…。


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夕陽にシルエットとなったシナフォースワン。


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こちらは隣の誘導路を先に走るA321です。新しいカメラを試したくて色々と遊んでみました。

と言うように、飛行機に乗った後も遠目にターミナル1を撮るタキシー中の他の機体を撮るなどと言った楽しみ方ができるのがターミナル2からの出発です。

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台北までは快適非常口

セントレアT2国際線側からの出発の紹介はここまで。ということで、あとは機窓の写真を紹介していきたいと思います。


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エアアジアの最前列は最もエリートな席。


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僕の座席は非常口。こちらもエリートな席。プラス1,900円(最初の予約中/予約後は2,050円)で乗れます。今回は空いていながらもこちらを指定、隣の席2つには誰も来ず、そもそも2列ある非常口席には誰も座っておらず、非常に快適に過ごすことができました。


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RWY36を離陸しました。


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夕暮れ時刻のフライトは機窓から目が離せません。


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電子ファインダーをいいことに調子に乗って太陽を見てみます。


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太陽に向かって飛んでいるので意外と日が沈まないのが西向きのフライトというもの。


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エアアジアの赤いウィングレットが格好いいです。


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機内は実はガラガラ。乗客数は34名とのことでした。名古屋(中部)=台北は基本1日1往復で、今回乗った夕方便のDJ805便は毎日運航しているわけではないです。それで予約数が少ないのかも知れませんが、金曜夕方便ならばもう少し搭乗率があってもよい気がしますね。


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誰も座っていない非常口席で寛いでいたらあっという間に着陸でした。


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着陸後タキシーして行きます。カメラの性能がいい(ISOが大きい部分でも画質がいい)ので、夜間でも完璧に止めることができます。高性能一眼レフ(Sony α7III)、素晴らしいですね。


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第一ターミナルに到着。隣はチャイナエアがいました。

セントレアT2国際線側の紹介記事のつもりが、いつの間にかエアアジアジャパンDJ805便の搭乗記風になってしまいました…(笑)。

おしまい。

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