イケてる航空総合研究所

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福岡空港送迎デッキでは広角レンズが最適。何ミリくらいでどんな風に撮影できるか解説します。

完全リニューアル後初の福岡

恥ずかしながら2022年の1月、僕は新しくなった福岡空港の送迎デッキに初めて行ってきました。まだ工事中で一部がリニューアルされた時に行ったことはあったんですが、そのとき送迎デッキのオープンはまだだったんですよね。

完全リニューアルオープンが2020年の10月だったはずなので僕は1年以上福岡空港の送迎デッキを知らなかったということになります。福岡空港の送迎デッキはとても飛行機に近いということで有名になっていたじゃないですか。

一体どれだけ近いというのか、どんなアングルで写真が撮れるのか、さすがに知っておかねばと思ったので、特に用事もなかったですが福岡に行ってきました。いやはや、コロナでずーーーっと、外出自粛してたので、こんな時期になってしまったというわけです(汗)。


送迎デッキは4階。エスカレータで上がっていくと、広いウッドデッキが迎えてくれます。


送迎デッキは真ん中のエリアだけではなく、空港の南側にも伸びています。


空港の北側にも伸びています。


1月中旬の平日はこんな風にガラガラでした。

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広角レンズでこの大きさは驚き

では飛行機に近付いてみましょう。


送迎デッキはターミナルビルから突き出た形をしているので、北側は8番スポットの真横になります。改修前はガラスがあってなかなかうまく写真が撮れませんでしたよね。


16㎜でこのくらいの大きさで撮れます。ツァイス16㎜-35㎜のズームレンズで撮影しています。


35㎜でこれなので、いかに飛行機に近いかがわかるでしょう。


続いて南側、JAL側に行ってみましょう。


これで16㎜です。広角でも近いです。


これで35㎜。広角でこの近さは尋常ではありません。


一番南のところまで行ってみました。


16㎜だとJALのA350がこれくらいの広角で撮れます。ちょっとポールが邪魔ですけどね。


北側には飛行機型のオブジェが置いてありベンチ代わりに座ることもできます。


北の端から16㎜でANAの787を撮影。

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2階建てになっている

続いてこの送迎デッキの特徴を紹介しましょう。


実はこのデッキは2階建て構造になっていまして、1つ下の階があるんですよ。螺旋階段を降りていきます。


1階下に降りてみました。下のエリアも結構広いんですよね。


反対側に行ってみました。


3階なので尾翼も真横に見えます。

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広角レンズでどれだけ撮れるのか

引き続き広角レンズを使い、どれくらいの大きさで撮影できるのかを見て行きましょう。


下の階は滑走路にも近く、タキシング中の機体が35㎜でこの大きさです。


50㎜でこの大きさです。


16㎜の構図。


29㎜の構図。


52㎜の構図。ほぼ標準レンズでこの大きさってすごいですよね。広角ズームだけでも何とかなってしまう近さなんです。


さすがに滑走路に向けると52㎜じゃ非力ですけどね。


29㎜でこの迫力です。広角レンズじゃないと入りきらないくらい近いんです。


南側9番スポットにいるJALのA350は25㎜で撮れます。


これ、16㎜で撮ったものをトリミングしたものです。広角レンズ特有の遠近感でウィングレットがとても大きく見えますね。


この写真、結構望遠で撮った感じに見えますが、これで70㎜です。


出発するA350を37㎜で見送ります。


尾翼も大きく撮れますね。163㎜でした。

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夜景がしびれる

夜になりました。


日没後のマジックアワー。送迎デッキの地面がたくさんの星に彩られます。


9番スポットにいるのはJALの787。これで40㎜です。


34㎜でプッシュバックを撮ります。


こちらも34㎜で撮影。787のアンチコリジョンライトって点滅の中でも点灯時間が長いので簡単に光っている状態を撮れます。


ほぼ標準レンズの52㎜で翼より前がこんな風に撮れます。

まとめ

お恥ずかしながら、こんなに環境の良い福岡空港の送迎デッキがオープンしてから1年以上も行っていなかったんですが、行ってみて本当に素晴らしい撮影環境だなと思いました。何といっても飛行機に近い。近すぎるほど近いです。普通はプッシュバックすると飛行機は遠ざかるんですが、福岡空港の場合はエプロンに対して突き出した建物の上が送迎デッキとなっているため、一部のスポット限定ですが、プッシュバックするとより飛行機が近くなるんですよね。

例えば28-70㎜程度の広角ズームでも十分に対応できてしまうのが魅力的です。逆に望遠ズームを持って行くとうまく撮影できないと思います。それくらい飛行機が近いです。さすがにそれは8番、9番に限った話なのかも知れませんが、他のスポットでもデッキの前を通過する際には近い距離で撮影できますので、28-70㎜1本でも大きな問題はなさそうですよね。

昔は第2ターミナルはガラス張りで、第1ターミナルは細かい網が張られ、とても撮影しにくかった福岡空港ですが、今となっては日本一撮影しやすい空港になったんじゃないかと思います。

ここ2年あまり飛行機に乗っていなかった皆さんも福岡空港に行くと感動しますよ。ターミナルのリニューアル具合ももちろんのこと、送迎デッキの撮影しやすさにも大いに感動できると思います。

むちゃくちゃ遅れてしまいまして、何の役にも立ててませんが、福岡空港の送迎デッキレポートを終わります。

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