女満別と言えばここ
2022年のお盆休みに道東に旅行に行ってきたので、女満別空港の有名な撮影スポットを紹介します。ヒコーキファンの間で女満別空港と言ったらひまわり畑ですよね。
場所はここ。女満別空港滑走路北東側に位置します。Googleマップではひまわりは咲いていませんが、辺りは一面ひまわりです。
こんな風になっています。
8月初旬から中旬が見頃と言うことで、まさにお盆休みは絶好のひまわり日和だったんですね。
とても広いひまわり畑で本当に綺麗なところです。飛行機がいなくてもひまわりを見るだけで楽しめます。
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午前中が順光
ここに飛行機が飛び込んでくるとどうなるかというと、
こうなるんですよ。すごいでしょ。
ただ、このひまわり畑からは空港内を見渡すことができず、いきなり「キーン」と言う音が聞こえてきたので「うわ、もう(場所選びは)手遅れ！」と、とにかく必死に撮ったのがこの一枚。どこから飛び出てくるのかもわからず、とにかく出てきた飛行機にレンズを向けてシャッターを切っただけです。
ただ、上の写真は空が白く飛んでしまっています。そう、この写真は15時頃のものなんですが、ド逆光だったんですよ。後から露出補正をして飛行機に露出を合わせてなんとか見せられるレベルに持っていってます。普通に撮るとこうなります。(逆光を強調するために原版から若干のマイナス補正をしてますが)
ね、すごく逆光でしょ？
この写真を撮って思いました。ここは午前中に来ないといけないところだと。滑走路が南北に走っているため東から太陽が当たれば順光になります。なので午前中ならひまわりにも飛行機にも光が当たって最高の絵が撮れるというわけです。
離陸か着陸のどちらがいいかは難しいところで、着陸なら767のような大型機からQ400のような小型機まで機体の大きさを問わず同じ経路、同じ降下角で降りてくるため、安定的な構図が期待できそうですね(北から着陸するには南風であることが必要)。
一方で、離陸は機体の大きさや重量で変わりますので、場合によってはひまわり畑とうまく絡まないかも知れませんね(北向きに離陸するには北風であることが必要)。ただ、写真の767は滑走路のかなり深いところ(端に近い)から離陸をしてきたので、大型機ならばあまり苦労することなくひまわりとの共演を狙えそうな気もします。
ということで、理想的には午前中の北からの着陸がベストですが、逆光を気にしないなら、かなりのプラス補正をかけることにより午後からでもそれなりに楽しめると思います。ちなみに少し引いて、逆光ですが青空と共に撮影するとこんな風になります。
逆光ながらも綺麗ですね。
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周辺の駐車場事情
この撮影スポット、田舎なので駐車場は気にしなくてもよいかな？と思いきやお盆シーズンだからかたくさん人がいて駐車スペースがなかったくらいです。
北側、車はこちらから入ってきます。みんな路上駐車しています。
南側はこんな風になっていまして、写真左端に車が停めてあるところが駐車場です。6～7台は停められたと思います。その他、路上駐車できるスペースも豊富にありますので、混雑していてもそんなに困りらないかと思います。土地が広い田舎ですからね。
ちなみに見晴台と言うのが設けられていて、ひまわり畑が見渡せるんですよ。
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まとめ
女満別空港のひまわり畑、飛行機好きじゃなくてもいいので行く価値ありです。本当に綺麗ですからね。もう一度言っておくと、午前中の北からの着陸(南風が必要)がベストです。ま、露出補正次第では何ともなりますから午後でも構いませんし、離陸機でもそれなりにいい写真は撮れると思います。
女満別というと特に目的がなければ行かないかも知れませんが、網走周辺の観光や阿寒湖、摩周湖方面に行くにはアクセスのよい空港です。ひまわり畑は空港の端にありますので、レンタカー返却前に少し時間が余ったなどという時に行ってみるのもありですね。
また日本の航空写真の第一人者ルークオザワ氏をはじめ、プロアマ含め航空写真家の皆さんもここにはよく足を運んでいるようです。なので、8月の南風を狙ってここに行けば有名写真家さんに会えるかも知れませんよ。(僕は会えませんでしたが)
元々トラフィックが少ない空港ので行けば飛行機が来ると言うわけではありませんが、最近はピーチも女満別に飛び始めたので桃色と黄色と言うド派手なコラボレーションも楽しめそうです。
8月という季節限定ですが、夏の北海道らしい景色が見られますので是非足を運んでみて下さい。
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