二度目の新千歳空港温泉
2021年1月の3連休、夕方から1泊2日で新千歳空港に行ってきました。目的は空港内にある温泉。新千歳空港温泉です。一度行ってとても良かった印象があるので、再度訪問してきたというわけです。こちら↓4年前に行った時の記事です。今回の目的は温泉に入るだけではなく泊まり。実は新千歳空港温泉には宿泊施設がありまして、温泉施設のデイユースではなく、宿泊して滞在を楽しむことができるんですよ。
とは言うものの、僕が行った1月3連休は本当にギリギリで、緊急事態宣言のせいで、2021年2月現在、夜間営業は休止中となっています。
ここでは2月28日までとなっていますが、3月31日まで休業中となっています。2021年4月から予約が取れます。
というわけで緊急事態宣言が解除になった際のご参考ということでご覧下さい。
新千歳空港温泉の4階。空港利用者にとって4階はめぼしい施設がないのか、このフロアはいつ来てもあまり人がいません。ましてやコロナ禍のこの時は、ホント、フロアに一人もいませんでした。ならば温泉はガラガラかと思いきや、意外と混んでいてビックリしたんですけれども…。
中に入るともう1つゲートがあります。ここで靴を脱いで、専用の袋に入れて中に入ります。
こちらフロント。ここでチェックインをします。チェックインは17時、チェックアウトは9時です。普通のホテルよりも滞在時間は短めの設定になっています。
料金は温泉のみの利用だと大人が1,500円。宿泊だと5,000円(2人1部屋の1人分)なので宿泊はかなりお得だと思います。1人利用だと1泊7,000円ですが…。
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はじめてのお泊り
この宿泊施設、なかなか予約が取れないことで有名。ずっと泊まりたいと思っていたんですが、いつ見ても満室だったんですよね。感覚的には「3ヶ月後の平日ならばなんとか1室空室あるかないか」というような状況で、かなり予約が難しかったんです。幸か不幸かコロナ禍で客が激減している模様で、3連休なのに余裕で予約できてしまいました。この時もフロントで聞いたら、「3分の2ほどの予約状況」とのことでした。
ひっそりと目立たぬよう宿泊ゾーンがあります。
廊下を歩いて行きます。
僕の部屋は409号室でした。
こちら、フロアマップ。一直線に401号室から411号室まであります。400番台なのは4階だからですね。全11室しかないため、そりゃ予約が取れないわけですよ。
お部屋に入ると、思ったより広くて綺麗でホッとしました。全室ツイン仕様です。
奥からですが、とてもシンプルな部屋の作りです。
部屋からの眺めは駐車場ビュー。滑走路ビューだったら最高ですが、仮にそうなら1泊5,000円は無理でしょう。駐車場ビューで十分です。
しかし朝の眺めは良かったです。朝陽が雪山に当たる姿がとても美しかったです。
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少なめの備品でも
それではお部屋の備品を見て行きましょう。テーブル周りの備品はお茶とポットのみ。しかし、温泉を出たところにお茶やコーヒーが飲み放題のディスペンサーがあるので、部屋に何もなくても全く問題ありません。
「まさかトイレが共用とかだったらどうしよう?」と思いましたが、ちゃんと部屋にトイレが付いていますのでご安心下さい。
洗面もちゃんとついていますので。
アメニティキットは、カミソリ、くし、歯ブラシ、レディースセット。「髭剃りはお風呂でどうぞ」なんてことになってたらどうしよう」という不安がありましたが、そんなことはなく安心しました。
そして、チェックイン時にフロントで貸してもらえるのがこちらの作務衣タイプのパジャマです。浴衣か作務衣を選択できます。
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施設の中を紹介します
新千歳空港温泉のメインであるお風呂は中4階にあります。温泉の入口がこちら。
先ほども書きましたが、入口すぐのところに無料の飲み物が揃っています。
コーヒー、ほうじ茶、煎茶、お水があります。
もちろん飲み物は買うこともできます。種類はこれだけあります。130円~160円です。
別のところにあるパック牛乳シリーズは130円。
後館内の施設としては、マッサージ屋さんもあります。お客さんゼロでしたが…。
また5階にはリラックスルームがありまして、本来ならば夜通し使うことができるみたいですが、2021年3月31日までは夜通し利用はできません。
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厳戒態勢の無料朝食サービス
新千歳空港温泉にはお座敷タイプのレストランも併設されていて、温泉利用客ではなくても利用が可能です。もちろん温泉利用客、宿泊客の利用が圧倒的に多いんですけどね。対外的にもレストランの宣伝はしています。
朝食は6時~9時までとなっており宿泊客に対しては無料で提供されます。さすがに朝は何か食べたいですので一人5,000円の宿泊料なのに朝食が付いてくるのはとてもありがたいです。
入口では消毒は必須。そしてビニール手袋をしろとの指示。ちょっとビビりました。感染者を出さないためというよりも、「これだけ対策をやっています」というアピールが強い内容だと感じます。
こんな風に手袋をしないと食べ物が取れません。アルコール消毒の意味は一体何なんだろう?と思いましたが、まぁこんな時代なので仕方がありません。黙って従いましょう。
パンは袋入りです。
ゆで卵とサラダ。
ポテトサラダとヨーグルト。
ジュース、牛乳。
温かいものとしては、コーンスープ、ビーフコンソメ、味噌汁が飲めます。
全席に透明パーティションを設置して感染対策は完璧です。ホント、ここまでやるかという徹底ぶりで「やりすぎ感」が否めませんでした。
最終的に僕のご飯はこちら。何度もサランラップをペロンペロンされているんだろうなぁと考えると、何故かパンとヨーグルトしか取る気になれず…。なんだろう?この変な感覚…。やり過ぎると逆に不潔感が出ちゃうパターンですかね?
食後はコーヒー。
食器返却もゴミ捨てもセルフでした。完全分別されていまして、従業員が直接触ることがないようになっています。
朝食はそれなりに美味しく頂きましたが、厳戒態勢の会場内を見ると、何だか食欲が落ちますね。それでも朝食を出してくれるだけありがたいと思わないといけないのかも知れません。
空港内の温泉は最高
今回、初めて新千歳空港温泉に「泊まった」わけですけど、これはクセになるなぁと思いました。夕方ふらっと新千歳に来て、翌朝サッと帰れるのがいいですね。チェックインが17時からなので夕方からでも全くデメリットを感じませんし、チェックアウトが8時ですので朝早く帰ることができます。つまり、1泊旅行の妙な「もったいなさ」を感じずに温泉旅行を楽しめる場所と言うことなんですよ。しかも1泊1人5,000円ですよ。泊まらなくても1,500円必要だということを考えると、むちゃくちゃ魅力的です。
新千歳空港にあるため、食事に困ることもありませんし、お土産だって早々に売り切れてしまうものを朝イチで買うことができます。新千歳空港はいわゆるショッピングモールと同じですから、何でも空港の中で済んでしまうんですよね。映画館だってありますし…。
時間がないけど旅行がしたい人にぴったりだと感じました。
いやはや、最高ですね、新千歳温泉。
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