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日帰りで道後温泉に行ってきた。お風呂に入って休憩するなら飛鳥乃湯泉の個室が超おススメ!

道後温泉とは何なのか

松山と言えば道後温泉。あとは松山城ですかね?と言うことで、随分前になりますが3/13に松山に行ってきましたので、道後温泉レポートをお送りします。

空港から道後温泉まではバスが出ており、40分足らずで行くことができます。僕は松山城に先に寄ったので、ロープウェイ前からバスに乗り込みました。ロープウェイ前から道後温泉はバスで10分程度でした。

道後温泉駅前にはこんなものがあります。


坊ちゃん電車。夏目漱石の小説「坊ちゃん」の登場人物が蒸気機関車に乗ったことからこの電車が作られたらしいです。単なるオブジェではなく、本当に走るようです。


坊ちゃんからくり時計。毎時00分と30分にはこの時計が上に上がり、中から色々出てきます。


出てきたときの人だかり。からくり時計が動く時間にはこんなに人が集まります。


正岡子規像。単なる俳人かと思っていましたが野球好きで有名らしいです。正岡子規が生きていたら、今年のWBC、きっと見たかったでしょうね。

それで、道後温泉に来たのはいいんですけど、道後温泉って何なんですか?道後温泉とはその地域の名称じゃないんでしょうか?例えば、僕の住む東海地方には下呂温泉という有名な温泉がありますが、下呂温泉というのはその温泉のある一帯を指すのであって、特別な施設を指すのではありません。

でも道後温泉って違うんですよ。


ここなんですよ。この建物そのものが道後温泉なんです。


前からおかしいと思っていたんですが、何故この建物だけが道後温泉なんでしょうか?逆に言えば、この道後温泉の近くには色々な温泉旅館がありますけど、そこは道後温泉じゃないのか?って。でもそうじゃないらしいです。

いや、そういうものだと言うのならそれはそれで納得するんですが、そうなってくると道後温泉は新千歳空港の上階にある「新千歳空港温泉」と同格になってきます。新千歳空港温泉とは新千歳空港周辺にある温泉街(ないですが)を指すわけではなく、ターミナルビル内の温泉施設のことを指します。道後温泉とは地名ではなく、施設の固有名詞ということですよ。本当にこの建物だけを道後温泉と呼ぶのかと疑問に思えてなりません。


そんな道後温泉は改修中で、中には入れますが、稼働エリアが制限されているようです。変なカラフルな装飾で覆われて見た目はいいんですが、一瞬、温泉から出ている放射性物質を遮るドームなのかな?なんてことを思ってしまいました。

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道後温泉は別館に行くべし

カラフルなドームで覆われている道後温泉は前を通るだけとしって、僕が向かったのは道後温泉の別館です。本館から歩いて2分くらいで着く目と鼻の先にあります。


「椿の湯」と「飛鳥乃湯泉」というところがありまして、僕が行ったのはこちらの「椿の湯」ではなく「飛鳥乃湯泉」でした。


その別館は隣同士なのですが、飛鳥乃湯泉はこれまた地面がカラフル。さっきの放射線ドームみたいな外壁と同じくこの地面カラフルさは一体何のコンセプトなんでしょうね?伝統的な温泉だと思っていたところに目に飛び込んでくるモダンな雰囲気とのギャップには度肝を抜かれました。


こちらが入口。カラフルな庭の奥にあります。


こちらが料金。入浴のみ、大広間、個室、特別浴室と4ランクに分かれています。最後の特別浴室は完全予約制なので売り切れていました。こう見るとどう考えてもお得なのは個室ですね。90分もの長時間、大浴場に居られるわけがないので、何らかの部屋を確保することが必要になります。大広間でもいいですが個室の価格差が400円程度なので、個室を選ぶのが断然お得でしょう。

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飛鳥乃湯泉の個室は超おススメ

カウンターで聞いてみると個室が空いているとのこと。迷わず個室を選びました。90分で1,690円。風呂にも入れて個室もあって、お茶やお菓子も出てくる、しかもタオルも浴衣もあるという至れり尽くせりのプランです。


こちら1階の玄関です。入っていきなり「わお!きれい」と思いました。言ってしまえば単なる風呂屋の玄関なんですが、随分とキレイで洒落た玄関ですね。


大広間も個室も2階です。階段で上がっていきましょう。2階へ単なる入浴だけの客は入れません。千円以上払った人のみが入れる、お金持ちだけの空間なのです。


こちらが大広間。誰もいませんでした。400円程度の差なら、空いていれば個室を選びますよね。


その大広間の横を通って個室のゾーンへ。


こちらが個室です。白鷺の間。それぞれ個室はコンセプトが異なっていて、色んなタイプのお部屋があります。選べるほど空いていないですけどね…。


お部屋の説明(右)とお風呂でのプロジェクションマッピングの案内(左)です。30分毎にお風呂でプロジェクションマッピングが行われます。が、僕は温泉が大の苦手で、長居できないタイプです。なのでプロジェクションマッピングにあと10分というところで、耐え切れず出てきてしまいました。ということで、どんなものかは見ていません…。


利用ガイド(右)とまんじゅうの説明(左)です。利用ガイドの裏に飲み物のメニューがありましたが撮るのを忘れました。どれもとても良心的な値段でした。


個室の客にはお茶とお菓子が出ます。インターホンで呼ぶと持ってきてくれるシステムです。


しかし、まんじゅうの小さいこと。もっと大きいやつが食べたかったです。

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やっぱり2階はいい

道後温泉の別館である「飛鳥乃湯泉」の続き。


2階にはこんな風にベランダがあり、火照った体を冷やすことができます。特に冬場はちょうどいいですね。この日も松山は最高気温10℃程度と寒かったですが、いい湯冷ましになりました。


2階からカラフルな庭を望みます。みんなこの床の模様と共に写真を撮っていきます。2階のベランダから高みの見物とはいいものです。


お座敷の奥にはキンピカの絵と、陶器でできたお雛様が飾ってありました。なかなかこの絵とお雛様は見ごたえがあります。とても高級な温泉に来たような気分になりました。たかだか1,700円しか払っていないのに。

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道後温泉は日帰り旅行に最適

ふらっと別館に行き個室が空いていたので「ものは試しに」と思い、個室にトライしたわけですけど、それが予想外に良くて「これは何度も行ってしまいそう」と思っています。

4畳半の狭い個室ですが、1人で過ごすには十分。とりあえずお風呂に入り、あとは寝転がって過ごしました。松山城を先に見て、少し疲れていたところだったので本当にちょうどいい休憩のタイミングとなりました。

日帰り旅行に行くと休憩するところがなくて困ることってありますよね。カフェで休憩するにも人がたくさんいて落ち着かなかったりします。ましてや寝転がって休憩できるところなんてありませんし。

そんなとき2千円弱の料金を払えば使える温泉付きの個室があったら最高ですよね。そんな日帰り旅行の強い味方になってくれるのが飛鳥乃湯泉なんですよ。

道後温泉の定義がよくわからぬまま帰ってきてしまいましたが、初めて訪れた道後温泉は非常に良かったです。泊りじゃないと温泉って行きにくいと思うんですが、道後温泉はむしろ日帰り旅行にピッタリだと思いました。

早くもリピーターになりそうな感じがしています…。

おしまい。

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