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女満別・網走エリアに泊まるなら鶴雅リゾート「北天の丘」しかない【露天風呂付き和洋室宿泊レポート】

道東にある鶴雅リゾート

2022年の夏休みに遊びに行ってきたのが網走。実は僕、一度も道東に行ったことがなかったんです。なかなか行けなかったのは、あまりいいホテルがないからという理由が一つありました。

そこで発見したのが今回紹介する鶴雅(つるが)リゾートのホテル「北天の丘」です。このブログでも何度か紹介している支笏湖の「水の謌」、定山渓の「森の謌」はともに鶴雅リゾートのホテルで、お部屋、サービス、食事、温泉どれをとってもすごくクオリティが高いんですよね。

朝夕食付のプランが基本で、その2食ともバイキング(男子2人の子連れにはとても助かる)、露天風呂客室が充実していて部屋が広いなど、我が家の家族旅行のニーズを存分に満たしてくれるんですよね。それで気に入って毎年北海道の鶴雅リゾートに泊まっています。


外観はこんな感じで「一昔前感」がたっぷり、お世辞にも見た目がいいとは言えません。何故なら鶴雅リゾートは居抜きを得意としているから。このホテルも調べると昔は「網走グランドホテル」という名前だったそうです。廃れたホテルをリノベーションして高級ホテルに生まれ変わらせているんですよね。


フロント。横あるのはノースフェイスショップです。アウトドア派は財布のひもが緩んでしまいますね。ノースフェイスは基本的にお値段が高いので、どうしてもコロンビアとかモンベルとかに走ってしまいますが、セールとかって書いてあるとちょっと惹かれてしまいます。


こちら2階。銀色の手すりに「一昔前感」が出ていますね。僕らのお部屋は2階からアクセスします。(エレベータも使えますが、なかなか来ないことが多いので階段を使いました。)

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特別フロア「古の座」へ

それではお部屋にご案内します。


今回泊ったのは「北天の丘」の中でも特別フロアに当たる「古の座」(このざ)。2階のこの扉の先です。露天風呂付き和洋室は全てこの「古の座」にあります。


一般の客室とは通路を隔てた別館にあります。古の座は2階部分のみ。一番奥には特別室が一室。残念ながら僕の部屋は特別室ではありません。


古の座へはこちらの通路を通って向かいます。この特別感というか異次元感が素敵ですね。敢えて直線ではなく、ジグザグにしてあり、途中にチェアを配した造りがこれまた憎いです。


廊下にもチェアを配した造りになっており、このチェアがどれだけ実用的かはさておき、優雅な雰囲気を作り出しています。

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露天風呂付き和洋室

僕らの泊ったのは209号室。


露天風呂付きのお部屋です。あれ狭い?と思いきや、、、。


背後に広いお布団ルームがあるんですよ。縦長のお部屋になっているということ。面積は57平米あります。外の露天風呂を合わせると80平米超えです。


夕方食事に行って帰ってくると、テーブルが片付けられて追加で2つの布団が敷かれます。


そして鶴雅リゾートの特徴は必ず部屋にマッサージチェアがあること。温泉旅館ではマッサージチェアが置いてあるところは多いですけどね。これに座ってモミモミされるのが至福の時なんです。


こちらがお部屋の露天風呂。丸くなっていてウッドデッキが配置され、チェアとベッドが置いてあります。入るとお湯がザブーンとこぼれてなかなか趣きがあります。8月中旬とは言え朝は20℃を切るくらいの涼しさだったので、朝入るのがとても気持ち良かったです。もちろん、露天風呂に出る手前にはシャワールームがあり、体はそこで洗います。


洗面はダブルシンク。夫婦喧嘩、兄弟喧嘩なく使えます。


コーヒーメーカ―もありまして、お部屋でコーヒーが楽しめます。


古の座ではウェルカムスイーツが。お菓子はミニタルト。飲み物は大人はハーブティ、子供はオレンジジュースでした。

全ては紹介していませんが、大体の露天風呂付き和洋室の紹介はこんな感じです。

ちなみに、鶴雅グループでは上下セパレートタイプのお部屋着が置いてあり、館内は全てお部屋着で過ごすことができます。お部屋着でお風呂に行っても良し、ご飯に行っても良しです。

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オホーツクの文化香る館内

お部屋の紹介はこれくらいにしておいて、今度は館内を歩いてみましょう。


フロントから少し歩くと、お風呂、ラウンジエリア、レストランのある場所へとつながる通路があります。すぐ右手が温泉大浴場。まっすぐ行くと、ラウンジエリアとレストランです。とても重厚で優雅な作りに背筋もピンと伸びますね。


こちら大浴場の入口です。扉一面の模様がアイヌ風と言うかオホーツク風と言うか、北海道地方の昔ながらの模様です。いわゆる縄文風ですかね?


入口を入ってすぐの湯上りラウンジ。お風呂上りにここでくつろぐのはなかなかいいもんです。

これ以上お風呂の写真は撮れません。ということで、レストランの方へ歩いて行きましょう。


鷹が鮭を捕らえる彫刻が目に飛び込んできました。ここが北天の丘の最大の見どころかも知れません。広いラウンジスペースになっています。


真ん中は暖炉になっていて、火が焚かれています。鶴雅リゾートには必ず暖炉があって、そこで焼マシュマロを振る舞っているんですが、北天の丘ではコロナで中止のようです。2021年の水の謌(支笏湖)ではやってました。コロナから日が経つごとに感染対策が強まっているのを感じます。鶴雅リゾートの焼マシュマロ好きだったんですけどね…。


こちらには上に木彫りのお魚。


こちらは鹿の角をイメージしたオブジェですかね?なんとも力強い彫刻に古(いにしえ)のオホーツクを感じました。


北天の丘のラウンジスペースはとても広くて場所を持て余している感じです。この無駄なスペース感がいいんですよね。


こちらは長い一枚板のテーブルのゾーン。子供が寝たらここに来てPC作業でもやろうと思っていましたが、そんな元気はなく力尽きて寝ました。

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夕朝食付きバイキング

鶴雅リゾートの特徴は朝夕食付きのプランが標準なこと。両方ともバイキングのところと、夕食はフレンチのところと2つに分かれているのが特徴です。子供向けなのは圧倒的にバイキングなわけで、我が家にはまだまだバイキングのある宿にしか泊まれません。ここ北天の丘も夕朝食ともにバイキングなので、とても助かります。


朝も夕方もレストランCOTAがバイキング会場となります。


中はとても広くて、突き当りの奥にも座席がありますし、右側にも広いスペースがあります。


こちらは料理を取るゾーン。人の足が写っている右側にもゾーンがあります。ただ、鶴雅リゾートにしては品数は少なめでした。


北天の丘の夕食の特徴はお鍋。モヨロ鍋と呼ばれる海鮮鍋ですね。8月ですが北海道はもう秋なのでお鍋も進みました。


こちらはピザを焼いてくれるところ。何でもかんでも乗せたくなりますが、シンプルにした方がよいと思います。焼き立て、出来立ては本当に美味しいです。


お刺身コーナー。お魚の質は少し低めだと感じました。


1品料理で美味しかったのがこちらのトマト肉じゃが。煮込み料理としてはスープカレーも美味しかったです。


デザートコーナーはフルーツ、プリン、小さなケーキなど、10種類が置いてありました。


カタラーナも目の前で火で炙ってくれます。隣の牛乳ソフトも美味しいですよ。


ドリンクコーナー。ただ、ファミレスにあるようなヤツだとちょっと萎えますね。せっかくの雰囲気が台無しになる気がしました。


こちらは朝の牛乳飲み比べコーナー。網走牛乳、十勝牛乳、豊富牛乳(豊富町)の3種類の牛乳が飲めます。やはり味が違うのが十勝牛乳。他の2つとは全然味が違いますので是非飲み比べしてみて下さい。

さて、夕・朝食バイキングのほんの一部をお見せしましたが、正直感じたことを言うと、北天の丘のバイキングは鶴雅リゾートにしては低グレードです。若干の物足りなさを感じてしまいました。森の謌、水の謌に比べて品数が少ないですし、味もイマイチだと感じました。

炊きたてご飯がテーブルに運ばれてこないとか、一品料理(バイキングではない料理の提供)がないとか、デザートの手作り実演がないとか、他の鶴雅リゾートにはあるものがなかったです。

元々Googleなどの評価を見て行ったんですけど、まさしくその通りでしたね。鶴雅リゾートのバイキングを知っている人には物足りないという内容を書いてる人が複数いたので、僕が感じた物足りなさはやはり皆さんが感じるところと同じだったんだと思います。

ただ、そう言っても、写真を見てもらえばわかる通り、一般的なホテルのバイキングよりはよっぽど美味しいですよ。他の鶴雅リゾートを見ているから感じるだけのことです。他の鶴雅リゾートに行ったことがある人は、そこよりも劣るという事前の心構えがあった方がいいということで、絶対的には美味しいバイキングの部類に入るでしょう。

北天の丘の他のみどころ

ここまで紹介してきたのはお部屋、お風呂、ラウンジスペース、お食事ですが、その他北天の丘には見どころがいくつかあります。


椅子のギャラリーはすごいです。椅子がたくさん置かれているんですが、全部種類が違うんですよ。これは圧巻でした。左下の椅子なんてラーメンみたいですよね。これは面白いと感じました。


こちらは「エゾリスが遊びに来る庭」。小屋の中にはひまわりの種が置いてありリスが来るはずでしたが、、、滞在中一度も見ることはありませんでした。


三角形の建物の下が足湯になっています。行きそびれましたが、これから涼しい時期、寒い時期になると入りたくなるんでしょうね。

まとめ

「さすが鶴雅リゾート」という造りのリゾートホテルでした。外観はよくないものの中に入ると、特に1階のラウンジスペースはこれまで行った鶴雅リゾートの中でも、テーマがしっかりしており、木の温もりがあって力強いな雰囲気がとても素晴らしかったです。焼マシュマロがあれば、ラウンジスペースで寛ぐこともできたんですが、それがなかったのは残念でしたね。

お部屋も程よく広く、家族4人で泊るにはちょうどいい広さで、部屋に付いている露天風呂も満足できるものでした。もちろん大浴場も内湯と露天風呂があり良かったです。

唯一少し物足りなかったのは食事。鶴雅リゾートの他のバイキングを知っていると北天の丘は少し劣るものでした。とは言え、他のホテルと比べれば高水準だと思うのでそこは安心して下さいね。

他のホテルも色々と調べてみましたが、女満別・網走のエリアに泊まるならホントここしかないんじゃないでしょうかね?

www.hokutennooka.com

是非ともおススメしたい温泉リゾートホテルです。

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