イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

支笏湖温泉「水の謌」露天風呂付き和洋室は広さ値段ともにちょうどいい部屋だった。

何度も来ている温泉宿

コロナ禍で「異例」と言われている夏休みも今年で2回目。2回目になると異例もなくて、こんな「盛り上がらない夏休み」が普通になってきましたね。どこも空いていることに慣れてしまうと、これほど「快適に過ごせる夏休み」はない気がしてきます。

と言うことで今年もやって来た支笏湖「水の謌」はもう4回目になります。新千歳空港から近くて、自然が豊か、そして温泉も最高、ご飯も美味しいとなるともう選択肢はここしかありません。

一昨年書いた以下のシリーズ記事も併せて読んでもらえると、「水の謌」がどんなところなのかよくわかるかと思います。

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

今回の記事はこれまで紹介したことのないタイプのお部屋の紹介だと思って読んで頂いきたいと思います。フォトギャラリーとして見てもらってもいいかも知れません。

それでは始めましょう。


f:id:flyfromrjgg:20210815164549j:plain

支笏湖を目指していくと、大きな駐車場裏にひっそりと佇む玄関がありましてそれが「水の謌」の入口です。


f:id:flyfromrjgg:20210815164552j:plain

広い吹き抜けが迎えてくれます。そしてすぐにお部屋へ、チェックインはここではなくお部屋でできますので、いちいちフロントに寄る必要もありません。


f:id:flyfromrjgg:20210815164555j:plain

吹き抜けの向こう側にはウッドデッキがありまして、その奥がレストランになっています。


f:id:flyfromrjgg:20210815164558j:plain

広い芝生からレストラン棟を望みます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164601j:plain

こちらが客室棟のロビー。暖炉のある寛ぎの空間です。ここまででも十分に「素晴らしい宿だ」と言うのがわかって頂けると思います。

スポンサードリンク


お部屋へはスパ入口を通過して

今回、泊まったのは露天風呂付き和洋室というお部屋。


f:id:flyfromrjgg:20210815164604j:plain

なんとお部屋へはスパの入口から入って行きます。何度も泊まっていながらこの奥に客室があるのを知りませんでした。よく見るとGuest Roomと書いてありますね。


f:id:flyfromrjgg:20210815164608j:plain

入口を入ると左手に廊下が伸びています。


f:id:flyfromrjgg:20210815164611j:plain

ここを歩いて行きます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164615j:plain

突き当りを曲がると客室です。


f:id:flyfromrjgg:20210815164621j:plain

途中にはスパがあります。(撮影時はお客さんがおらずクローズ。基本的に開いてます。)


f:id:flyfromrjgg:20210815164624j:plain

そしてトレーニングジムもあります。こんな広いジムがあるなんて知りませんでした…。

何度も泊まっているつもりが、まだまだ知らないことがあるんですねぇ。

スポンサードリンク


露天風呂付き和洋室の全て

それではお部屋に入りましょう。


f:id:flyfromrjgg:20210815164618j:plain

こちらは1階のフロアマップ。結構奥まったところに客室があります。僕が泊まったのは112の部屋。すごく縦長の部屋です。面積は56㎡+α(外の部分)となっています。


f:id:flyfromrjgg:20210815164627j:plain

お部屋は二間が続いたような構造になっていて、その奥にお風呂のあるウッドデッキがあります。


f:id:flyfromrjgg:20210815164630j:plain

ベッドは一段高くなっていてちょっと和風な感じ。


f:id:flyfromrjgg:20210815164633j:plain

ベッドルームとリビングルームの仕切りに使われている低くて平らな部分はテーブルになっていて、ベッドルーム側から足が入れられる構造になっています。


f:id:flyfromrjgg:20210815164638j:plain

リビングルームにはソファーとマッサージチェアがあります。


f:id:flyfromrjgg:20210815164641j:plain

テレビはやや小さめですが全然問題なしです。


f:id:flyfromrjgg:20210815164645j:plain

さぁ、露天風呂に行ってみましょう。少し小さめですが2人なら余裕で浸かれる広さです。もちろん温度調節可能です。39℃で十分でした。(外気温は連日30度超え)


f:id:flyfromrjgg:20210815164649j:plain

脱衣所にはちゃんとシンクがあり、バスタオルやウェアなどもありますので全てここで事足ります。


f:id:flyfromrjgg:20210815164652j:plain

広々としたシャワールームも完備しているので、しっかり体を洗えます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164655j:plain

デッキチェアも2つ置いてあります。誰にも見られませんので、裸のまま寝転がってもいいですね。


f:id:flyfromrjgg:20210815164658j:plain

露天風呂はこんな風にカーテンを下ろすこともできますので安心です。


f:id:flyfromrjgg:20210815164701j:plain

ちょっとしたお庭を作ってくれているので、壁に囲まれていながらも景色を楽しめます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164705j:plain

そんなお庭には朝露が降りて、とても美しい。


f:id:flyfromrjgg:20210815164709j:plain

これ、アジサイだと思うんですが、北海道って7月がアジサイの季節なんでしょうか?色々なところでアジサイを見ましたので…。確かに桜なども1ヶ月程度の遅れで咲くのでそうなのかも知れません。


f:id:flyfromrjgg:20210815164712j:plain

これもアジサイの一種でしょうか?


f:id:flyfromrjgg:20210815164718j:plain

これ、もしかしてラベンダーですかね?


f:id:flyfromrjgg:20210815164715j:plain

朝露だけでこれだけ写真が撮れると思いませんでした。お庭があるっていいです。それだけで癒されます。

さて、部屋に戻りましょうか?


f:id:flyfromrjgg:20210815164721j:plain

こちらは外ではなく中の洗面。ダブルシンクは当たり前です。


f:id:flyfromrjgg:20210815164724j:plain

クローゼットの中には主に作務衣が入っています。館内はこれを着て過ごせます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164727j:plain

トイレはやたらと広々した感じがありますね。


f:id:flyfromrjgg:20210815164730j:plain

コーヒー、紅茶、緑茶、クッキーなど、これらは無料です。


f:id:flyfromrjgg:20210815164733j:plain

コーヒーマシーンとポット。


f:id:flyfromrjgg:20210815164736j:plain

な、な、なんと、冷蔵庫の中にはプリンが置いてあるではないですか。こちら毎日入れてくれるデザートです。


f:id:flyfromrjgg:20210815164739j:plain

きみまるプリンと言います。


f:id:flyfromrjgg:20210815164743j:plain

そして翌日にはたる前シューが入りました。ブッフェでお腹がいっぱいのところに、部屋におやつがあるって、一体どうしろと言うのか…。嬉しい悲鳴ですけど。


f:id:flyfromrjgg:20210815164746j:plain

しかも夜食チケットまでいただきまして、とにかく「水の謌」に来ると一日中お腹が減らないんですよ。もうご飯もデザートも食べたくない状態になります。

ということで、長くなりましたがお部屋の紹介でした。

スポンサードリンク


ハープ生演奏に焼きマシュマロ

その他、水の謌の特徴や見落としがちなところをおさらいしておきましょう。


f:id:flyfromrjgg:20210815164749j:plain

一日4回ほどハープの生演奏がありまして、大体40分~50分くらい素晴らしいハープの生演奏を聴くことができます。

パラグアイハープとあってお姉さんはパラグアイ人とのこと。目の前のソファに座っていたら、演奏終了後「Do you wanna try?」と聞かれまして「い、い、いいんすか?」みたいな感じで、弾かせてもらいました。


f:id:flyfromrjgg:20210815164800j:plain

ロビーの真ん中には暖炉が置かれて、この暖炉を眺めながらハープの生演奏を聴くのが定番なんですよね。なんと贅沢な時間だこと。


f:id:flyfromrjgg:20210815164753j:plain

そして暖炉の前にはマシュマロが置かれて、焼いて食べることができます。火の中に入れるとすぐ焦げるし、入れなさ過ぎても全く焦げ目がつかなしい。非常に難しいですが、3個くらい焼くと火との距離感がわかってきて上手に焼けるようになります。


f:id:flyfromrjgg:20210815164756j:plain

「今はコロナでなくなっているかな?」と思っていたんですが、ちゃんと対策してやりましょうということみたいです。なのでこのビニル手袋を必ず着けましょう。(一応見せかけの感染対策です。)

続いて例年通りで例年通りではないところ。


f:id:flyfromrjgg:20210815164803j:plain

玄関の近くにクワガタが虫かごに入れられているんですが、2年前なら「持って帰ります?」と言われて持って帰らせてくれたんです。でも今年は何も言われず、敢えてこちらから聞くのはやめましたが、なんで今年は違うんだろう?と思いました。従業員との接触を減らすためですかね?

最後は「ちなみに」という情報。


f:id:flyfromrjgg:20210815164809j:plain

大浴場のある1階には洗濯機と乾燥機が置いてあり。1回300円で使えます。旅行から帰ると何が大変かって、洗濯なんですよね。ここで洗濯を済ませておけば、帰ってからが楽です。とは言え、旅行先で洗濯をするというのも面倒なので、その辺りは嗜好に合わせて活用すればよいと思います。

スポンサードリンク


外に出たら大自然

ここまでは館内の紹介。続いて外に行ってみましょう。


f:id:flyfromrjgg:20210815164813j:plain

お庭には足湯があります。あまり入っている人は見掛けませんでした。最高気温30度超えの日々でしたからね…。


f:id:flyfromrjgg:20210815164816j:plain

ホテルのお庭の外にはもっと広い芝生の広場があり、その脇から支笏湖畔へ降りることができます。なお、芝生の広場ではゴムボールとバットがあれば野球ができるくらいの広さです。


f:id:flyfromrjgg:20210815164819j:plain

階段を少し降りると支笏湖が見えてきます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164822j:plain

Lake Shikotsu。


f:id:flyfromrjgg:20210815164826j:plain

湖畔に降りても誰もいないんですよ。おかげで数年前ならばボートなどのアクティビティがあったんですが、今はお休み中。天気が良かったのでとても残念です。青いビニールシートが掛けられているのがボートだと思われます。


f:id:flyfromrjgg:20210815164828j:plain

ふり返っても誰もおらず、貸し切りの湖畔もいいもんですね。が、、、やはり淋しい。もう少し人気(ひとけ)があってもいいですよね。今は観光地はどこもこんな感じで閑古鳥が鳴いている状態か、閑古鳥すら鳴かない(そもそもお店が開いていない)状態です。なんとかなりませんかね?


f:id:flyfromrjgg:20210815164832j:plain

と言うことで静寂すぎた支笏湖でした。

露天風呂付きがデフォルト

最後にまとめ。

今回泊まった露天風呂付き和洋室は、これまで水の謌に泊った中で最もちょうどいい部屋だったと思います。部屋は広ければいいってもんじゃないんですよ。100㎡超えの特別室じゃちょっと広すぎて空間を持て余しちゃいます。なので、56㎡+αの露天風呂付き和洋室はちょうどいい広さでした。

この部屋で1泊8万円です。前回泊まった特別室は1泊12万円なのでさすがにそれは高すぎる(前回は無償アップグレード)。一方で露天風呂がない普通の和洋室ならば6万円くらいで泊まれますが、露天風呂がないとちょっと物足りない。そうなると1泊8万円のこの部屋がちょうどいいんですよ。(7月の値段)

部屋が広いことに加えて、外にはウッドデッキやお庭もあるので開放感もあり、部屋に露天風呂があるので大浴場に行くのが面倒ならば部屋で温泉に浸かれます。あと、冷蔵庫の中に毎日デザートが入るのもこの客室ならではです。普通の和洋室ではデザートは入りませんので…。

ただ一つ難点は、これはどこの部屋でも共通かも知れませんが、エアコンの温度調整が上手くできないこと。25℃に設定して寝たんですが、延々と冷風が出続け、夜中には19℃まで下がりました。切ったら切ったで徐々に暑くなってきて朝起きたら26℃に。なので2日間何だかうまく眠れずしんどかったです。

それを除けば満足度はかなり高いお部屋だったと思います。コロナ禍で旅行するなら露天風呂付きは今やデフォルト。次も泊まるならこの部屋かな?と思っています。

以上、水の謌レポートを終わります。

スポンサードリンク


flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

flyfromrjgg.hatenablog.com

ブログの内容は個人としての発言であり所属する組織・団体とは一切関係がありません。