イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

1,000円で軽くステーキが食べられる沖縄は最高!【沖縄1泊2日でステーキハウス巡り】

沖縄1泊で3軒をハシゴ

お盆休みに行ってきた沖縄1泊2日。この旅行の目的の一つは「ステーキハウス巡り」でした。沖縄ってすごくたくさんステーキ屋さんがあるんですよね。しかも安いんですよ。本州で普通にステーキを食べようものなら1食3,000円くらいしちゃうじゃないですか。でも沖縄なら3,000円で3食食べられちゃう。それくらい安いんです。しかも美味しい。あり得ないくらい美味しい。


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後から出てきますがこれで1,000円です。

ということで、今回は3軒+1軒(過去分)の計4件の食レポと行きましょう。

わぎゅう亭@豊見城市

まず1軒目は豊見城市にある「わぎゅう亭」へ。那覇空港到着後、レンタカーを借りてひめゆり平和祈念資料館に行く途中に立ち寄りました。


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那覇市のすぐ南、豊見城市(とみぐすく市)にあります。

実は最初違うお店に行く予定でした。目指したのは「ステーキハウスうっしぃ」というお店。しかし到着直前、時間調整のためファミマに寄ってお店の場所を確認すると、なんと休業日であることが判明。急遽、別のお店を探しました。

「わぎゅう亭」は、そんな緊急事態に次の店を検索しているときに発見したお店です。その他、「県民ステーキ」というお店も候補になりましたが、「県民ステーキ」も休業日であることがわかり「わぎゅう亭」に決定しました。

2つの店が休業日であると知って、一瞬焦りましたが、沖縄はどこにでもステーキ屋さんがありますので、何だか大きな安心感があります。


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上の地図の通り、都心から離れた南の方にもたくさんお店がありますので、那覇空港に午前中に到着して、途中でレンタカーを借りて南を目指す方にはちょうどいい時間に立ち寄れると思いますよ。


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お店の名前が隠れてしまいスミマセン。ここが「わぎゅう亭」。本州の人間にとって、ステーキハウスと言うとある程度高級感のある佇まいがイメージされますが、町の定食屋みたいな雰囲気です。


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まず入口で食券を買います。ホント定食屋みたいな感じです。沖縄の安価なステーキハウスは大体この形態ですね。

狙うは1,000円ステーキ。まずは1,000円でどれだけ美味しいのかというところを確かめたかったのです。

券売機の右上にも貼ってありますが、1,000円ステーキは日替わり。この日は「赤身」でした(赤身以外あるのかな?)。ランチは11時~15時の間、スープ、ライス、サラダ、付きです。この時間に訪れるのが圧倒的にお得ですね。

その他、赤身ステーキ200gは1,580円、和牛100%ハンバーグが1,000円、本日の霜降りステーキ200gが1,850円、特選サーロイン200gが2,300円という感じの設定です。

と言うのを見ると、圧倒的に1,000円ステーキが魅力的です。


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高い仕切りがステーキハウスっぽいですが、お店の中も定食屋風です。


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焼き加減はミディアムレアがおススメとのこと。とりあえずこれに従いミディアムレアにしてみました。


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ハンバーグでもミディアムレアがよいと書かれています。


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店内は広々としており、食べ放題のサラダとスープはセルフでの提供です。


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何だかこれだけでお腹が膨れちゃいそうです。ちなみにスープは牛すじスープとコーンスープが選べます。僕は迷わず牛すじスープに走りました。

牛すじスープは、お肉の切れ端を集めてスープにした感じなんですが、お肉の破片がゴロゴロ入っていて、結構なボリュームなんですよ。味はかなり薄くて物足りない感じはありますが、アッサリしているとも言え、何杯でも行けそうな感じでした。


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お肉が出てきました!他店と比較すると網目が付いているのが特徴ですかね?200gなので多くはないものの、ランチにはちょうどいい量です。

「中を切るとこんな感じです!」みたいな写真を撮りたかったですが、薄くてすぐ火が通ってしまうので、そんなヒマはありませんでした。ミディアムレアがおススメな理由がわかりました。早く食べないと最後の方はウェルダンになっちゃうということじゃないかと思います。(赤いのが好きな方は、もう一段下げてレアがおススメかも知れません。)

ステーキソースは2種類ありまして、オリジナルと市販のA1ソース。僕は純粋な塩味が好きなのでほとんど塩で頂きましたが、両方のソースともで食べても美味しかったです。

お肉は赤身と言うこともあり非常にあっさり。倍くらいは食べられる感じでした。1,000円でこのレベルは本州じゃあり得ないですね。いきなりステーキも結構通いましたが、ナイフでも嚙んでも切れない感じがあるじゃないですか、そんな感じは全くなくお肉は柔らか。最後の方はウェルダンになってきたのでパサパサ感が出てしまいましたが、総じて、これで1,000円ならば非常に満足なステーキ1食目でした。

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サウザンステーキ@県庁前

続いて訪れたのがゆいレール県庁前駅から徒歩6~7分のサウザンステーキ。


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これから紹介する3軒を地図上に表示しますが、こんな位置関係になります。那覇都心にはいいステーキハウスが多数ありますね。


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サウザンステーキって「何て沖縄らしい名前なんだろう!」と思っていたら、southernじゃなくてthousandだったとは!「1,000円ステーキ」って意味のお店でした(笑)。


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Southernなら「サザン」なんですが、僕はthousandを「タウザン」と発音するので、どうしても違和感が…。航空無線聞いている人ならわかってもらえる気がしますがいかがでしょう?


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こちらのお店も食券スタイル。年季の入った鉄製の券売機がイカしてます。


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メニューは壁に貼られており、食券を先に買ってしまうともうどうしようもない感じ。券売機の前でメニューを見て悩めないので、1回目はとりあえず1,000円のステーキを「えいっ」と注文し、次回訪問で違うのを試してみましょう。


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テーブルの上にもメニューがあります。ハンバーグステーキ180gも試してみたいですね。ちなみに焼き方はレアがおススメとのことなのでレアにしました。


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店内はこんな感じ。ハッキリ言って狭いです。


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一応、玄関横にも座席があります。最大収容人数は15名くらいですかね?


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サイドはスープとサラダ。ライス、スープ、サラダ食べ放題ですが、特にアナウンスはされないので、積極的に店員さんに言わないとダメみたいです。


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お昼に食べた「わぎゅう亭」のよりも厚いお肉が運ばれてきました。こちらも1,000円にしては大満足の味わい。基本的に塩でいただきましたが、それ以外にオリジナルソースとA1ソースが選べます。

レアを選んだためか、はたまた鉄板の温め方がちょうどいいためか、「わぎゅう亭」ほど早食いせずに済みました。ステーキって「早く食べないと固くなる!」って焦るんですよ。しかし、ここの1,000円ステーキは最後の方まで赤い部分が残ってくれて、あまりパサパサ感なく食べられたのは良かったです。

まるでファーストフード店のように入店から20分くらいで食べ終わりお店を出ました。

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ステーキハウスCANVAS@県庁前

沖縄ステーキハウス巡り3軒目は、一番楽しみにしていたお店へ。こちらは1,000円メニューはないので本記事のタイトルには反しますが、逆に1,000円ではない味を楽しめました。


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「ステーキハウスキャンバス(CANVAS)」というお店です。県庁前駅直結のショッピングモールRYUBOの裏路地にあって、ゆいレールでも軽く食べに行けてしまうステーキハウスです。精肉販売と書いてあるので、お肉屋さんなんですかね?


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ランチタイムの看板です。1,000円のランチはないですが、ランチタイムならすごくお得に食べられる感が出てますね。狙い目はテンダーロインがランチタイムだとほぼ半額なこと。

お店の人に「かいのみかテンダーロインかどちらにするか迷いますね」なんて言ったら、「(迷う必要もなく)テンダーロインでしょう」的な回答が返ってきたので、1,530円のテンダーロインを注文しました。


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店内はステーキハウスらしい佇まい。間口は狭いですが奥が広いです。カウンター席もあって一人客でも他の客に気兼ねなく食べられます。


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まずはサラダとスープが定番。


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ミディアムレアのステーキが出てきました。「200gってこんなに大きかったでしたっけ?」という大きさ。

いや、ここのテンダーロインは最高ですよ。分厚いのにスーッと切れる柔らかさ、焼き加減も絶妙で、外はアツアツなのにまだまだ中は赤いのが「ステーキ!」って感じがして最高です。

分厚いので最後までウェルダンにならず、レア感のまま食べられるのが最高です。少し切って赤身の部分を写真に残しておけば良かったですが、出てきたときに2~3枚撮って、バクバクバクーとお肉だけを食べてしまうので写真はなし。せっかく最高の状態でお肉が出されたのに、そんな悠長なことをしているヒマはないんです。最近やっと旅行では旅や食を楽しむのが先で、ブログネタなんか後回しだと思えるようになってきました。


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ちなみに、店の前ではお弁当の販売をしており、これが激安でむちゃくちゃボリューミー。実は11時半開店のところを11時20分頃行ってしまい、お店が開くまでお店のお父さんと立ち話をしてたんですが、次々にお客さんがやってくるんです。お弁当はどんどん売れて行きました。


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このボリュームで500円って信じられますか???

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ジャッキーステーキハウス@旭橋

最後の1軒は今回訪れていないお店の紹介です。言わずと知れた「ジャッキーステーキハウス」。旭橋が最寄駅の那覇市内でも有名なお店です。


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ここを訪れたのはコロナが始まった2020年2月中旬頃。ニュースではだいぶコロナコロナしていましたが、まだまだ半信半疑だった頃です。写真の通り観光客は今よりも断然多かったです。店の前は駐車場になっていますが、これほどまでに混雑していると停められないので、公共交通機関で行くのが無難です。(執筆時点は非常に空いていると思いますが。)


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店内の混雑状況を表す信号が特徴的。赤信号は満席の印です。


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店内メニューもレトロな感じでイカしてます。テンダーロインが看板メニューですが、L(250g)が2,800円、M(200g)が2,500円、S(150g)が2,200円となっています。(2020年2月)


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こちらテンダーロインのMサイズ。確かにこれは美味しいです。特にテンダーロインは脂身が少なく柔らかすぎてすぐに食べ終わってしまう感じ。あと、スープが特徴的でして、何とも言えない絶妙な味です。

ただ、やはりジャッキーステーキハウスは高いです。他の店を見てしまうとどうしてもMサイズ2,500円が高く思えて…。それでもこの質でこの値段ならば本州であれば安い方なんですが、周辺の相場と比べるとどうしても高いなと思ってしまいます。

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沖縄のステーキは何故安いのか

これ、誰もが疑問ですよね。元々沖縄は物価が安いイメージがありますが、本当にそれだけなのか。


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実はステーキハウスCANVASに行った際、偶然にもカウンターの自席の前にこんな本が置いてあったのでパラパラめくりながら勉強したんですが、沖縄のステーキを簡単にまとめると、

  • 米兵向けに始めたのが発端として広がる
  • 石垣牛、宮古牛、伊江牛など幾つかブランドあるが沖縄県産は本土へ、沖縄本島の肉はほとんどが輸入モノ
  • 流通経路がシンプルで中間マージンが抑えられているから安い

ということみたいです。

流通経路がシンプルというのが安い要因だそうですが、CANVASのお店の壁に精肉販売と書いてあるように肉屋さんがそのままステーキハウスをやっていると言うことなんでしょうかね?

もう一つ、輸入経路についても気なります。米国からの船便で直接輸入されるとかですかね?まさか米軍基地に民間貨物機が降りて輸入しているとか?色々と想像は膨らみますが、そこまでは詳しく書かれていなかったのでよくわかりませんでした。

いずれにせよ、

沖縄はステーキが異常に安い

これは事実です。

沖縄料理としての豚料理もアリですけど、今回沖縄でステーキハウス巡りをして「これはかなりコスパ高いわ」と思わされました。沖縄のステーキは最高です。これからも沖縄に出掛けたら最低1軒は新しいお店を開拓したい。そう思った沖縄1泊2日でした。

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