ふかほり邸第二弾
2回に分けてお送りした「ふかほり」邸のお部屋と食事なんですが、全5邸の宿とは言え、一度、二度では紹介できないくらい素敵なところでして、今回は最終回としてふかほり邸の敷地内にの「緑」を中心にお送りしたいと思います。とにかく緑が美しい宿です。
猛暑の夏に少しでも癒しの緑を。それでは始めましょう。
こちらが入口です。門を入ったところは駐車場になっており、勝手に止めて中に入ります。入口には誰もいません。ピンポンとかで中に合図するわけでもありません。ドアマンとか、いるわけもありません。どっかカメラで見てる気はしますが…。
ここを行けばいいんだよね?と恐る恐る進みます。
じゃぱんというベーカリー。残念ながら行き損ねました。非常に残念…。
左側にはテーブルが配され、母屋へと続きます。
ここで分かれ道。階段を上った先が母屋です。
なお「ふかほり邸」記事の第1弾、第2弾の分は以下をご覧下さい。
お部屋編はこちら↓
お食事編はこちら↓
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母屋から離れへ
母屋の様子は先回お送りしましたので、先回記事をご覧下さい。こちらが母屋の反対側。母屋でチェックインした後はこのドアから外に出て客室である「離れ」に向かいます。
母屋と繋がった食事をする建物。手前に生える苔をまとった古い木が歴史を感じさせますね。
こんな風に至る所にテーブルとベンチが配され、森林浴をすることができます。
セミの音がうるさすぎて会話できないかも知れませんが。
屋根付きの場所もあります。
というような場所を通って離れに向かいます。敷地内は言うほど広くはありません。全5邸の離れがあるくらいのひろさです。でも広い森の中を歩いているような錯覚に陥るのは木々の密度がとても大きいからでしょう。
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小さな図書館と囲炉裏
続いて紹介したいところがあります。大浴場、小さな図書館、囲炉裏などゲスト用の共用施設は幾つかありまして…。
すっぽん注意なんて書かれた水槽があるその先には。
何となく炊事場っぽい建物ですが、ここには2つの施設があります。
1つ目は小さな図書館。8畳~10畳くらいの部屋の中は本で埋め尽くされており、好きな本を借りて、ここでも部屋に持ち帰っても読むことができます。
その隣が囲炉裏。何をするんでしょうね?冬場に暖を取りながらお酒を飲む、みたいな楽しみ方がありそうです。
それでは来た道を戻ることにしましょう。
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卓球場と大浴場
では違うところに行ってみましょう。深い緑の中に日の当たる淡い緑。この緑のグラデーションがふかほり邸の魅力です。密と疎のバランスが素晴らしいんですよ。
この日は雨が降っていたため、濡れた木々や濡れた道がひんやりとした印象を与えています。
卓球場もあります。ちょっと中に入るのが怖くて扉は開けていません。実は小さな図書館も扉を開けるのが怖くて…。それくらい人がいません。全5邸ですから皆さん部屋にいますよね…。
大浴場もあります。新型コロナ感染拡大防止対策のため閉鎖されているようです。
ただ、大浴場前の休憩所は開いていました。ここでクールダウン。といっても部屋にあんな素晴らしい露天風呂があるのに、大浴場に行く理由ってあるんでしょうかね?
外へ出そうな道を発見したので行ってみましょう。
屋根付きの大きなベンチがありました。この奥はふかほり邸の農園だそうで、どうやら養鶏場があるみたいです。
直線ではなく、少し曲がった道が絵になりますね。
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夜景も素敵です
夕食を食べ終わったら夜になっていました。母屋から出て部屋に戻りましょう。
ここがご飯を食べるところ。
所々にスポットライトが配置され、森の中を暗すぎず明るすぎない程度に照らしてくれています。
自分の部屋に戻りましょう。まっすぐ行くと僕の泊まった「ゆずりは」です。
ふかほりグリーン
最初、母屋でチェックインをして部屋まで連れて行ってくれるとき、緑いっぱいの庭園に出て「なんだこの美しい庭は!」と感動を覚えました。そして部屋に荷物を置いて、再び写真を撮りに出かけた時のあの癒される感じ。とにかく目に飛び込んでくるものが緑しかないんですよ。人間というものは本能的に、緑を美しく感じ、緑に心を洗われるもなんですね。ベンチに座ってゆっくり深呼吸をしたら、そのまま眠ってしまいそうなそんな居心地の良い場所でした。(虫が嫌いなのでそんなこと絶対できませんけど…。)
下手に鮮やかな花が咲いていないのも、もしかしたら緑を楽しむ工夫なのかも知れないと思うと、勝手にそこに庭作りのゆるぎないコンセプトを感じてしまいます。
ふかほりグリーンの庭を歩いていると邪念がどこかに飛んで行くような、そんな気がしました。このお庭の癒しレベルは本当に「極上」でした。
全3回、これでおしまいです。
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