小浜島のリゾートホテル
11月下旬、小浜島に行ってきました。小浜島は石垣島と西表島の間にある小さな島。石垣港からフェリーで25分~30分程度で到着します宿泊したのは「はいむるぶし」と呼ばれるリゾートホテル(小浜港からはフェリーの到着に合わせて無料送迎バスが出ています)。これから敷地内を紹介しますが、想像以上に広大な敷地を持つホテルでした。(はいむるぶしとは南十字星のこと)
チェックインはバスに乗った順で名前を呼んでくれているようでした。降りた者勝ちみたいなことはありません。と言いつつ僕、かなり後ろの方だったのに早く呼ばれ、「なんで?」と思っちゃいましたけど。
チェックインを済ませるとカートを使って客室まで送ってくれます。これがまた広大なリゾートホテルの特徴ですよね。
宿泊棟は敷地内に散在しており、部屋のカテゴリで分けられているようです。僕の泊まったのは「でいご棟」と呼ばれる宿泊棟。
お部屋は71号室。でいご棟の一番端のお部屋でした。
1万円の激安プランで泊っている客は端っこに追いやられる運命なんですね。ハレクラニに泊まったときも端の端みたいなところだったので、どうやら支払う宿泊料金と部屋の利便性は反比例するようです。
スポンサードリンク
47平米が標準の広いお部屋
カートでお部屋まで送ってもらい、玄関の鍵を開けるとき、「オートロックにはなっておりませんのでご注意下さい。」と言われました。どうやら30年超えの建物らしいです。でも内装はかなり綺麗ですので安心して下さい。改装に改装を重ねているようです。最も古い建物は40年を超えると言っていました。聞くところによると昔は「ヤマハリゾート」と呼んでいたらしいです。長い歴史の中でオーナーも変わって行くんですね。
玄関では靴を脱ぐ方式です。フローリングを裸足で歩けるのはいいですね。
今回チョイスしたお部屋は最低カテゴリの「スタンダードルーム」。それでもお部屋の面積は47㎡あります。部屋のカテゴリはたくさんありますが、基本的に広さは同じでビューによってお値段が変わるという設定のようです。もちろんこれより広い部屋(50平米、60平米)もあります。
僕のお部屋のビューはガーデンビューです。
これだけ広ければ文句なしですね。
4名まで余裕で泊れるようにソファーベッドが2台も用意されています。
このソファーベッド、どうやって使おうか迷っちゃいますよね。
お庭には出られます。でもさすがにこの芝生部分まで出る勇気はありません…。
スポンサードリンク
広くて快適な洗い場付きお風呂
続いて水回りを見て行きましょう。こちら洗面とお風呂です。古臭い感じもしますが、とても綺麗です。壁に着いているスイッチに年季が入っていますけど。
アメニティグッズはこれだけ用意されています。
特徴的なのは洗剤があること。なんとこのホテル、洗濯機の利用が無料なんですよ。各棟に洗濯機が置いてあり、この洗剤を使って自由に洗濯をすることができます。僕は1泊なので使いませんが、長く滞在する人にはありがたいサービスですね。
お風呂はセパレート式。洗い場も広くて快適。浴槽も十分な広さあって、少し寒さを感じる冬の沖縄でもゆっくり温まることができます。
こんなパジャマも用意されています。上下セパレートタイプですが、フリーサイズのはずがえらく小さかったです。今考えると小さいサイズを着たのかも知れません。
スポンサードリンク
他にどんなものが置いてあるか
さらに細かいところまで見て行きましょう。なんと、ネスプレッソマシンが置いてあります。UCCの安いヤツではなくちゃんとしたネスプレッソ。ネスプレッソはやっぱり違いますよ。ただ、スティックシュガーが2本しか置いていないのが残念。さすがに電話して追加してもらう気にもなれず、今考えれば夕食や朝食の時に持って帰ってくればよかったですが、そこまで考えが及びませんでした。
カプセル4個に対してシュガー2本なので、ブラックでエスプレッソを飲む羽目になっちゃいました。せっかくネスプレッソマシンがあるのなら、甘ったるいエスプレッソをグビっと飲み干したいんですけどね。
グラスはご覧の種類が置いてあります。
氷入れるボックスとポット。
冷蔵庫は空がデフォルトです。なお、ペットボトルの水はお部屋には置いていません。チェックイン時にお水のチケットをもらい、フロント奥のショップで1本だけ引き換えるシステムになっています。引き換えるのを忘れてしまうとちょっと面倒です。
そしてウェルカムドリンクとしてフロント前で500mlのドリンクを一本もらえるので、1泊目だけなら1人水分1リットルになり十分快適に過ごせました。
何に使うのかわかりませんが、袋が置いてありました。
そして、これはありがたい。BOSEのスピーカー。Bluetoothで繋いでAmazon Musicが聞き放題。小さいながら音もよくて、音楽を掛けながらとても寛げました。
カゴバッグも2つ常備しています。ビーチとかプールとか大浴場に行くときに重宝しますね。
エアコンは壁掛けタイプ。僕が行った日は、最低気温20℃、最高気温25℃くらいでしたが、エアコンを付けずに過ごすことができました。暑くもなく寒くもない小浜島の秋は最高でした。
スポンサードリンク
はいむるぶしのお部屋まとめ
コロナ真っ盛りの8月に予約したため、1万円の激安プランで泊れたわけですが、期待せずに行ったのが良かったのか、予想以上に快適な滞在でした。「古いホテルでして…」とフロントから部屋まで送ってくれるオニイサンが言ってくれたのも、逆に「古い割に綺麗じゃん」と思え、期待以上に快適に感じた理由かも知れません。
お部屋が広いのはもちろん、例えばネスプレッソマシンが置いてあったり、BOSEスピーカーが置いてあったりと、他のホテルにはなかなかないものが置いてあるのがかなりの高評価。実はこの2つ、ハレクラニ沖縄にあって嬉しかったものと同じなんですよね。
はいむるぶしはハレクラニ級だと言うとちょっと期待を持たせ過ぎちゃいますが、広大な敷地内に宿泊棟が散在していて、カートで部屋まで送ってくれるところなんかは何となくハレクラニっぽくて、一種のデジャブのようなものを感じてしまいました。
次回以降、お部屋から出て敷地を散策、そしてホテル内で食べたご飯、最後に敷地に咲いていたお花をたくさん紹介しようと思います。
スポンサードリンク