イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

紺碧ザ・ヴィラオールスイートに泊まった!【宮古島エリアで一番人気のホテル】

高評価のプライベートヴィラ

パイロットの実機操縦訓練で有名な下地島。あれだけ「航空の聖地」だと言われながら、僕は行ったことがありませんでした。もちろん隣接する伊良部島も、橋で結ばれた宮古島も。

10月25日にスカイマークが下地島に就航を果たしたわけですけど、下地島に行ってどこに泊まるか、初便を予約した瞬間からホテル探しが始まったわけです。でももうほぼ一択でしたね。金額的にもクオリティ的にも。

予約当時(8月末)はまだGotoトラベルが東京解禁になっておらず、コロナの感染者も増加傾向が続いており、出足が非常に鈍かったんです。


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というわけで、田舎道に突如として現れるアプローチ。ゆっくり走らないと見逃してしまいそうになるここが今回のお宿です。


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その名も、紺碧ザ・ヴィラオールスイート。基本的に僕は一休.comで探すんですが、宮古島エリアで最も評価が高かったのがここでした。


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フロントのアワードがこのヴィラの良さを物語っています。ヤフーの口コミランキング1位。そして一休では沖縄離島部門で2位、そして星は4.81。いやはやスゴいです。

ちなみに9月にテレビで紹介された後、予約が殺到したそうで、Gotoトラベルの終わる(今のところの期限)1月末までほぼ満室の状況が続いています。その前に予約しておいて良かったです…。まだガラガラの状態で取れた僕は非常に幸運でした。(8月末時点で満室の日などなかった気がします。)


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アプローチから入ると駐車場だけがあり、「あれ?入口どこ?」って感じになります。それくらい小さなところです。なにせ全8棟しかないんですから…。


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フロントも超シンプル。これだけです。

入った瞬間に「いけてるこうくう様ですか?」といきなり声を掛けられまして(男一人で泊まるヤツなんていないから)、ソファーに座る間もなく部屋に案内されました。そしてお部屋でチェックイン。通過するだけのフロントでした。


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フロント棟を出ると茶色の屋根の向こうに青い空と青い海が見えます。テンションが上がります!


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こんな風に1棟1棟が独立しており、誰にも攻め込まれないような安心感があります。


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全部で8棟ですから、端から端まですぐです。


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ハイビスカスも咲いていてリゾート感満点。


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部屋の前まで来てフロント棟を見上げます。ホントこれだけの作りです。大型リゾートは大型リゾートで景観が素晴らしいなど、いいところはあるんですが、プライベートヴィラでも手入れされた小さな美しい空間に癒されたりしますので、どっちもいいです。

使いやすい横長のスタジオスイート

さぁ、いよいよお部屋に入るとき。


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こちら玄関です。僕の部屋は4番。全8棟、部屋の構造に違いはないはずです。


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事前に一休のサイトを見ているので、部屋に入っても特段スゴっ!ってことはないんですが、やはり自分の目で見ると納得です。予想通り素晴らしいなぁと。こちら側はひんやりタイル、向こう側は温かみのあるフローリングになっています。

横長での広い造りになっており、リビングルームとベッドルームが完全セパレートしていている一般的なスイートルームとは違ってスタジオスイートタイプになっています。個人的にはこの広々としたタイプが好きです。また横長なので窓から見える範囲が広い。これもいいです。


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反対側から見るとこんな感じ。ベッドは見掛けダブルですが、シングルサイズが2つくっついている作り。一緒の布団で寝たくない熟年カップルにも、一緒にくっついて寝たいお若いカップルの両方に対応しています。もちろん女性2人旅、男性2人旅にも対応していて安心ですね。

男一人旅には向いてないのは当然。やはりここは素敵なレディーと泊まるところだと思いました。でも頑張って男一人でレポートします(汗)。

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ネスプレッソマシンが最高

細かいところを見て行くと特に足りないものはないと感じました。


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デスクは比較的狭めですが、仕事するにはピッタリです。CDプレイヤーがあって部屋に入るとBGMとして沖縄系ミュージックが流れています。リピート設定がされているので、自分で止めるまで止まりません。でもこれがまたいい。「BGMっているよな」と思いました。夜寝る時までずっと流しっぱなしにしてました。


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コーヒーのコーナーにはネスプレッソマシンが置いてあります。黒い箱の中はネスプレッソのカプセルが山ほど入っています(スミマセン、写真撮るの忘れました)。

ホテルでのコーヒーの充実って大事ですよね。僕、1泊2日の滞在中に5杯も飲んじゃいまして、ネスプレッソマシンには大活躍してもらいました。ホント色々な味があってどれもこれも試したくなるんですよ。ホント、ネスプレッソマシンがある点はかなりポイント高いです。


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冷蔵庫の中は全て無料。オリオンビールが飲めればすごく幸せなのに…。


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ワインセラーも完備です。


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クローゼットの中は、バスローブとタオルの入ったバッグが入っていました。上に電源があるんですが、停電したときのためらしいです。台風が来ると時々停電するみたいです。

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広めのバスルームは景色もいい

これだけ広い部屋だとバスルームにも余裕があります。


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こちらが部屋の奥にある洗面&バスルームです。ダブルシンクで夫婦喧嘩しなくて済みます。


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こちらがバスルームで、手前には広々とした洗い場もあります。シャワーは真下に落ちてくるヤツと、ハンドシャワーの2種類。

ただ、このバスルームはカーテンがなく外から丸見え。まぁ誰も来ませんし誰からも見えませんので安心して下さい。(もしかしたら横から出てくる?未確認です。)


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お風呂からは海も見えます。


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アメニティはゴシゴシタオル、くし、コットンと綿棒、紙縛るゴム?シャワーキャップ、歯ブラシ、T字カミソリが揃っています。奥にある箱にはメイク落としとか、ローションとか、洗顔が入っています。

お風呂用にはシャンプーとコンディショナーがあり十分なんですが、ボディソープも欲しいところですかね?固形の石鹸だと若干使いにくかったりします。

何故なら、手洗い用とお風呂用で2つの袋を開けてしまうことにもったいなさを感じるから。なので、手洗い用の石鹸をそのままお風呂に持って行くわけですけど、シャワーを浴びた後ビショビショのまま石鹸を取りに行って、そしたら今度はシャワーのところに置き忘れて手を洗えないとかなるんですよね。

まぁそれは僕のどんくささなわけで、皆が感じるところではないかも知れません。


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タオルはバスタオル、ハンドタオル、フェイスタオルが2枚ずつ。バスソルトもありましてお風呂に入れていい香りを楽しめます。


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パジャマも用意。コットンの肌触りがとてもいいやつでした。


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ビーチサンダルもあります。翌日にビーチに行ったので、持って帰ればよかったなぁと後悔しました。


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ヤモリは見つけたらそっとしておく。家守ですからね。

ちなみに虫嫌いな僕がこんなヴィラに耐えられるか、ってことなんですが、別にスキマがある造りじゃないですし、虫はほとんどいないです。いや、いたな。でもまぁ気にするほどのことじゃないです。ブーンって飛んでましたけど、どこかに行っちゃいました。

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広々ガーデンのプールとガゼボ

紺碧ザ・ヴィラオールスイートの特徴はなんと言っても広い庭とプライベートプール。そして広すぎるガゼボ(東屋)です。デッキチェアも2つ置かれて、プライベートリゾート感満点です。


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部屋にいるだけでも広くて快適なのに、これだけ広い庭が付いてるなんてホント極上のプライベートリゾートですね。


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ベッドからもプールが見えます。


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プールは海水のためちょっと冷たいですし、しょっぱいです。足だけ浸かったんですが、10月末のプールはさすがにちょっと寒かったです。


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足だけ入ってぴちゃぴちゃやってみると、水面がキラキラ輝いてすごく綺麗。エメラルドグリーンが宮古の海の色のよう。


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デッキチェアは東側に置かれているので、朝は日陰、夕方は日なたになります。ガゼボは午前中の早い時間は屋根の意味があまりなく日なたになっていました。

10月の宮古は最高気温が20度台後半と超快適、しかし朝晩は20度台前半まで冷えて半袖だと少し寒いくらいです。


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デッキチェアに寝そべってただただ空を見上げる幸せ。これが夜になると満天の星空なんですよ。とは言うものの、むちゃくちゃすごいというわけでもなく、宮古島で天の川まで見えるような写真がありますが、僕が行った日はさすがにそこまでではなかったです。

例えるなら、W字のカシオペア座が「あ、あれだ」って一瞬でわかる感じ。つまり3等星までは余裕で見えるということですかね?カシオペア座が余裕なら4等星くらいまで見えるということかも知れません。ならばやはり満天の星空ですね。

夜、デッキチェアに寝そべってひとり星を見るなんて幸せ過ぎました。


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この広いお庭を独り占め。バドミントンくらいならできそうな感じです。

贅沢過ぎますよこれ。

この面積全部ひとり占めですからね。

気になるところとしては、隣のヴィラからの声は聞こえるか?ということですが、きっと普通の声でしゃべったら聞こえます。お庭は結構静かです。海は遠いので波の音は聞こえません。鳥のさえずりが聞こえるだけです。あと時々走る車の音も若干聞こえる程度です。

というわけで、お庭で日米の防衛関係の会議をするとか次期戦闘機の話をするとかはNG。また、誰も見ていないからと調子に乗ってお外でチョメチョメすると隣接する部屋のお客さんが困惑してしまいますのでどうかおやめ下さい。

ルームサービスとトリートメント

このヴィラにはレストラン以外に特に共有スペースはありません。だから夜にお腹が減ったら外に出るかルームサービスしかないです。ちょっとバーに飲みになんてことはできません。


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ワインはボトル1本4,000円。おつまみは4種類500円から1,600円までです。


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プールサイドメニューとしてお昼ご飯になりそうなものも4種類あります。お茶漬け、そば、カレーです。


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顔と体のトリートメントもやってます。

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朝の時間が優雅だった

朝ご飯は7時、8時、9時から選べます。前日に伝えておく方式(夕食は18時と19時)。


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朝7時に起きて、ちょっと目を覚まそうとコーヒーをネスプレッソマシンで淹れる幸せ。そして外のデッキチェアのところで飲み干します。クーーーーっと目が覚めますね。そして、フリーでもらってきた冊子を見ながら、「これからどこ行こうかな?」と美しいビーチ探しをする。朝食までの朝の1時間が本当に贅沢でした。


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聴こえるのはホント鳥のさえずりだけなんですよ。


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波の音が聞こえない遠くに見える海がとても落ち着いた気持ちにさせてくれます。いつも慌ただしく旅行している僕が、なんと、

く、つ、ろ、い、だ。

宮古島は僕のオフモードを全開にさせてくれました。

何が一番素晴らしかったか

僕はここのヴィラを一休.comで探して、雰囲気とか評価とか値段とかを総合して「ここしかない」、「エイ」っと決めたわけですけど、ホント、期待を全く裏切らないところでした。素晴らしかったです。何が素晴らしかったかって、

なんだろ?

広い部屋?広いお庭?まぁそれは当然として。プールがあること?入ってないし。星空?まぁ宮古じゃなくても見られるし。ネスプレッソマシン?そんなの買えばいいだけだし。

なんですかね?このヴィラの空間が良かったと言う感じですかね?

そこにいるだけで快適、どこにいても快適、そんな感じでした。

最後に。いくらで泊まったか書いておきます。1泊朝食付きで約35,000円です。そして夕食で15,000円のフレンチ+ドリンクを支払い、Gotoの6,000円クーポンを使ったので、まあざっと1泊2食付き5万弱というところです。どうです?

次回、夕食と朝食の写真をお見せしますけど、このクオリティでこのお値段はまず他にはないと思います。もちろんGotoトラベルのおかげかも知れませんが、それでお得に泊まれるなら泊まらない理由がないです。

たった1泊だけの短い滞在でしたが、極上の南国リゾートを満喫できました。スカイマーク下地島初便に乗りに行ったはずが、リゾートステイの方に傾斜してしまった飛行機旅でした。

こんなの珍しいです、はい。

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