夕朝食付プラン
支笏湖温泉「水の謌」特集は第3弾で最後。今回はレストランでの夕食/朝食のブッフェ(バイキング)を紹介します。ここ支笏湖畔には、観光客向け露店系のお店、昼間にちょっとつまむくらいのお店がありませんので、夕食付きでないと非常に困ります。むしろそこがお得なところで、普通は部屋代に朝食ブッフェが付いているだけのところが、夕食ブッフェも付いてくるんです。予約サイトで値段を確認するとわかりますが、子供料金は大人の15%程度です。朝食も夕食も付いている、しかも両方ともバイキングであるホテルは、大人並に食べる育ち盛りの子供を連れて行くのにはうってつけの宿なんですよね。バイキングだと「足りないからもっと頼んで」がないので安心です。ということで、料金は高いですけどコスパもかなり高いのです。
レストランAMAM(アマム)
夕食、朝食ともにブッフェを選ぶと、会場は両方ともレストランAMAM(アマム)となります。レストランアマムはお庭を望めるビューになっており、緑にとても癒されますね。ブッフェではないプランもあり、そうすると一つ上の階の和食処が会場になります。
家族では無理ですがカップルならば窓側のお庭が見える2人掛けがベストです。
中席はどんな風にもアレンジしてもらえて、何人グループでも対応可です。
夕食ブッフェの美味しいところ
それでは全品とは行きませんが、夕食ブッフェから紹介します。写真メインで行きますね。お刺身のお皿。少量ずつ食べられるのがいいです。
海鮮ちらし寿司も豪華。
野菜サラダはコップに入っています。ドレッシングが4種類くらいありました。
こちら汁物。鹿肉のシチューが美味しかったです。
こちらはラムのカレースープ。ちょっとクセがありますが、ラム好きの僕には絶品でした。
ジビエばかりだとクドいという方は、普通に鶏肉もありますのでご安心を。
トマトのジュレ。お洒落で美味しいですが、トマトが好きな子供でもこれはアウトでした。
そうなんです。美味しかったのがこの野菜のグリル。どの野菜も甘さが際立って絶品でした。特におイモと玉ねぎの甘いことと言ったら…。本当に美味しかったです。
1日目は既に冷たいのを取ってしまい失敗。2目に「焼き立てを頂けませんか?」と言ってみたところ、席までアツアツのを運んで来てくれました。何でも言ってみるもんですね。どうせならアツアツをご賞味下さい。
チーズも豊富でクセがないものが多いです。
パンも豊富に取り揃えています。
フルーツも山盛り。個人的にブドウが多いパターンが好きなんですよね。なのでこれは最高です。
飲み物は意外と少なめです。子供向けはオレンジジュース、リンゴジュースくらい。
デザートも豊富で全種類食べるのはかなり苦しいです。
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ブッフェ以外にメインがある
ブッフェの品々を紹介してきましたが、ここアマムでは長期滞在の人達でも飽きが来ないように、メインの料理が幾つか選べるようになっています。メインと言っても非常に量が少ないので、ブッフェを邪魔しません。こちらは牛肉のロースト。
こちらは2日目に食べたお魚。何だったかな?忘れちゃいました…。
子供用にはハンバーグを用意してくれました。
2日目の子供向はエビフライ。実は「子供はハンバーグとエビフライが好き」ってのは非常に偏った先入観でして、子供ってある程度の年齢になると大人の食べ物に興味を示すんですよ。魚はあまりソソらないようなんですが、お肉を見るとどうしてもロックオンしちゃうみたいです。そして「そっちの方がいいなー」と僕の牛肉のローストをガン見。結局、子供たちにお肉を半分取られちゃう僕なのでした。
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デザートまで行くのが苦しい
ブッフェは本当にどれも美味しくて、おかずをある程度セーブしておかないとデザートまで辿り着けません。デザートを大体食べ、チーズを食べ始めたところ、結構塩気があるので再び甘いものが食べたくなり、
途中でデザートとともに食べることにしました。死ぬまで食べられるのでもうこれ以上無理と言うところまで行きました(笑)。
でもこんなジェラートを作ってくれるのならば、これも食べておかないといけません。
ミルクジェラートとチョコのジェラートにベリーソースをかけてメロンとイチゴを散らせば、何とまぁお上品なデザートなこと。普通に食べたら1,000円は超えそうな逸品を無限大に食べられるのはまさにパラダイスです。
というわけでもう限界…。
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朝食も圧倒的な満足感
夕食も豪華でしたが朝食もすごいです。これは夕食なんじゃないかと言うくらいのレベル。品数は夕食とほぼ同じです。
手前からじゃがいも、筍とミニキャベツ、ブロッコリー。
和食も定番モノながらお洒落に仕上げてある品が多いです。
珍味系も豊富なのでご飯が進みますね。
お茶漬けとかもあります。
しかし朝のデザートは少なめです。
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ご飯は炊き立て、パンは焼き立て
そして朝食の素晴らしいところは、ご飯が炊き立て、パンが焼き立てなところです。ストウブで炊いたご飯が座席まで届けられます。炊き立てご飯が美味し過ぎました。でも家族4人でこれは多いんですよ。でももったいなさ過ぎてついついご飯を食べてしまいます。そうするとおかずを食べられなくなります。この朝食はそんなジレンマとの闘いでした。
そして約30分ごとに焼き立てのクロワッサンとミニパン(名称忘れました)が届けられます。サクサクの焼き立てクロワッサンは絶品。買ったら多分1つ300円クラスのクロワッサンかと思います。
スムージーが美味しすぎた
これだけは特別な章を設けました。5年前にここに来た時にはなかったサービスです。こちら野菜と果物のスムージー。緑っぽいヤツは青汁かと思いきや、むちゃくちゃ飲み易い!全種類飲みましたが、どれも美味しかったです。予想以上に甘い、と思ったらラカントという甘味料が入っているらしいです。どおりで飲み易いわけですね。
こちら6種類の中で一番気に入ったホウレンソウとキウィ。青臭さはゼロ。キウィがかなり強くてホウレンソウの味なんかしません。最高に美味しいスムージーでした。飲み過ぎて朝から水腹になってしまいました。
定山渓の森の謌と比べてどうか
これ、本当は書きたくないです。ですがあえて書きます。ブッフェはこれだけのクオリティを保ちながら、前年に泊まっている「森の謌」と比べるとどうしても見劣りしてしまいました。森の謌のクオリティが高過ぎるんでしょうね。水の謌の品数は森の謌の半分程度、特に野菜の量が少ない気がしました。あと森の謌にあったソフトクリームのぐるぐる出てくる機械がなかったのが残念でした。森の謌では新千歳空港で300円クラスのソフトクリームが食べ放題でしたからね。
↑こちらを見てみて下さい。見た目も量も「森の謌」に軍配。あちらのホテルは建物自体がやや見劣りするため、食事に力を入れているのかも知れませんね。
ただ、それはかなりハイレベルな争いです。ハッキリ言って贅沢過ぎるというもの。水の謌のブッフェに文句を言ったらバチが当たりますよ。それくらいのクオリティですので、どうか比べることなく水の謌のブッフェを楽しんで下さい。
とにかく滞在中一度もお腹が減ったという経験をすることがありません。本当に何度も来たいと思える「水の謌」なのでした。
これにて3回に分けてお送りした水の謌宿泊レポートを終わります。ご興味を持たれた方、是非!!!
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