イケてる航空総合研究所

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支笏湖温泉「水の謌」に泊まった【ラグジュリアスな温泉リゾートのパブリックエリア編】

到着から盛り上がるエントランス

随分前の話になってしまいましたが、2019年夏休み、支笏湖(しこつこ)にある水の謌(みずのうた)という温泉リゾートホテルに行ってきました。今回の訪問が初めてではなく、過去に2回泊まったことがあり、「何度でも行きたい」と思っていたホテルです。前年は定山渓にある同系列ホテル「森の謌」というところに泊まり、それはそれで良かったのですが「もう一度水の謌に行きたい」と思ったので、今年6年ぶりくらいに泊まってきました。

今回から3回に分けて「水の謌」を余すところなく紹介したいと思います。


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(2012年撮影。今回は雨のため撮影できず。)

上の入り口から車寄せまで入って行くと、まず出迎えてくれるのが吹き抜けの玄関。


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写真を撮っている背後が車寄せになっているんですが、到着するとわらわらとオジサマ達が集まってきて色々とお世話を焼いてくれます。

この時は雨が降っていたんですが、子供も大人も濡れないように傘を何本も差して仲間で誘導してくれました。そのホスピタリティに「ここはいつ来ても素晴らしいなぁ」といきなり感動してしまうのでした。


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ここの吹き抜けにはこんなオブジェが置いてあります。支笏湖の周辺の3つの山つをモチーフとしたオブジェ。円錐が山なんですが、下向きの円錐になっているところがまたお洒落ですよね。


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そして宿泊棟まではこのタキシーウェイ感(誘導路)の半端ない通路を取っていきます。「玄関から宿泊棟が遠いホテルほど高級なホテル」って感じがしますよね。自動ドアを開けると漂うローソクの匂い。水に囲まれたアプローチの中を通って宿泊棟へ向かいます。

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暖炉が置かれた広々ロビー

客室棟に入ると迎えてくれるのがこの空間。


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真ん中に暖炉が置かれたロビーがあります。


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暖炉の前には人間をダメにするソファーが置かれていて、思い思いに寛ぐことができます。宿泊客の3分の2以上が中国人客と思われ、チェックイン、チェックアウト時、夕食の後など、一時的にゴチャゴチャっとしているときがありますが、皆さん部屋で寛いでいるのか、この場所で人を見るのは意外と稀です。


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夜になるとこの場所で生ハープの演奏があります。とても贅沢な時間が過ぎて行きます。


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きっと部屋は満室だと思うんですが、先に述べた通りこんな風にいつもガランとしており、ふと座って休憩したり新聞や本を読んだりできるのが魅力です。自宅への新聞の配達は一時休止しておきましょうね。


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上から見たロビー。4隅に4家族は十分に収容できるスペースです。他の人がいてもそんなに気になりません。

夜は焼きマシュマロが楽しめる

夜になるとこの暖炉にマシュマロが置かれます。


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瓶に入った普通のマシュマロ。そして長い棒とフォークとお皿が用意されています。


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そして暖炉に火が灯ります。火のゆらめきって何だか落ち着きますよね。


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そこで焼きマシュマロ。これがまたトロトロで甘くておいしいんですよ。うちの子達はこれが楽しみで楽しみで。なんと贅沢な夜のひと時なんでしょう。

やや残念だったことが一つ。それは中国人のマナーが悪いことです。基本的に騒いだりはしないのですが、マシュマロを焼くための棒にマシュマロを4~5個を差し、その棒のまま、まるで焼き鳥を食べるように口を付けて食べているのです。焼いたマシュマロはお皿に載せてフォークで食べるのがここでのマナーなんですが、共用の棒に口を付けて食べちゃうところが中国人らしいですよね。

さすがにそのまま使いたくなかったので、そのグループが去ったところでフロントにお願いし、棒を洗ってもらいました。

最近はそれぐらいの大らかさがないと、いいホテルには泊まれないですね。人気観光地でも日本人しか泊まっていないホテルがあったらそのホテルはヤバいかも知れません。最近では目の肥えた外国人(特に中国人)が多く泊まっていることがホテルの格を決める大きな要素だと思い始めています。

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レストラン棟とお庭

こちらは宿泊棟から少し離れたレストラン棟。


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滞在中は終始雨で外に出ることはできませんでしたが、晴れの日には芝生に出て散策を楽しむことができる。これぞ滞在型リゾートの典型ですね。


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晴れればこんな広いお庭で遊ぶこともできます。


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また、お庭には足湯がありますのでここで足を温めることも。

もちろん階段を降りれば支笏湖ですので、湖のアクティビティを楽しむこともできますよ。しかし残念ながら滞在した3日間ひたすら雨。一度も雨が止まずに庭にすら出られませんでした。

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温泉は1階エリア

それでは温泉の紹介をしましょう。ただし中は撮影禁止ですので入口まで(笑)。


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3階建てになっている水の謌ですが、1階が温泉、2階がロビーと宿泊棟。3階が宿泊棟になっています。


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1階に降りると温かい雰囲気のお洒落な空間が迎えてくれます。


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スパがあります。


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そして温泉への入口はこちらです。しこつ美湯はまさに美湯。温泉の質は重曹泉ということでお肌がツルツルになるんです。本当にツルツルに!僕みたいなオジサンのお肌までツルツルになるのには驚きました。最高の泉質ですね。


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温泉を出たところにはこんな風に湯上りラウンジが設けられていて熱くなった体を冷ますことも。


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ここ、イスだけではなく、女性誌やマッサージチェアが置かれているので、湯上りにゆったり休むことができます。


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有料のリフレクソロジーもここでやってくれます。


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隣にはまくら屋さんがあり、好きな枕をお部屋までお持ち帰りできます。前回泊まった履歴もすぐに調べられるので、僕が「前回はこれだったかな?」とか独り言を言うと、スタッフがいきなり「前回はお隣のこちらですね」と。

「なんですぐにわかんのさ」とスタッフの発言にびっくりしてしまうのでした。履歴管理がすさまじいです。


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「水の謌」ならではのアクアバーと呼ばれるお水屋さん。高級なものから普通のものまで色々と取り揃えています。さすが水の謌ですね。誰が買うんかなぁ?とちょっと不思議な感じもしてしまいます。

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小さなお土産屋さんもあります

この水の謌には「水の音」と呼ばれる小さいながらもお土産屋さんがあります。


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お土産屋さんは3階に。メジャーなお土産だと白い恋人とかRoyceのチョコなど売られていますが、そこまで定番土産が揃っているわけではありませんので、ここで全て買い揃えて帰るというのはちょっと力不足かなぁと思います。


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むしろこの鶴雅グループオリジナルの商品のアピールが強い感じ。


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このアイスは美味しいですよ。こういうのは子供が寝静まった夜中にコッソリ売店で買って食べるのが贅沢ですね。


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スナック菓子やカップラーメンが売られていますが、このホテルは基本的に1泊2食付きのブッフェスタイルなので、スナック菓子やカップラーメンを食べるタイミングなんて絶対にないと思います。

ただ、お昼に小腹がすきますので、意外と需要があるのかもと思ってしまいます。まぁでもこんないいホテルに来てカップラーメンは萎えちゃいますよね。

晴れればこんなに美しい

さて、この水の謌、温泉以外にやることがないのでは?と思われるかも知れませんので一応インフォメーションしておきますと、支笏湖畔に立つホテルのため、支笏湖のアクティビティが楽しめます。


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ホテル前の広場から階段を降りて行くとこんな風にボート乗り場があります。晴れの日には観光客で結構混雑します。


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また夕方はこんな絶景も楽しめます。水辺の風景のなんと美しいことか。

今回は天気に恵まれずほとんど部屋で過ごしていましたが、晴れれば支笏湖畔は絶好の遊び場、ゆるい水辺のアクティビティを楽むことができますので、のんびり休日を過ごしたい人にはうってつけの場所です。小さなお子さん連れには最適かも知れません。

ホテル館内で過ごすのもよし、少し外に出るのもよし、水の謌なら最高の休日が待っていることでしょう。

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