ワクチンを打つことにした
先日、名古屋市のワクチン接種の予約をしました。これまで様子見をしていましたが、僕もついに打つことにしたんです。その理由は後述するとして、今回は名古屋市のワクチン予約の状況について少し解説したいと思います。今回の記事は名古屋市に在住の方にしか役立たないかも知れません。ただ、「取れない予約」に挑む姿勢は他の自治体のワクチン予約に当てはめることもできますし、僕のワクチンに対する考え方も熱く語りますので、予約の画面はすっ飛ばして最後の方だけ読んで頂いても良いかと思います。
さて、これを書いている今、感染拡大のペースが早いという背景も手伝ってか、名古屋市でも「なかなかワクチン予約が取れない状況です。名古屋市のワクチン予約HPのわかりにくさもあるんですが、僕も予約を取るのにそれなりに苦労しました。ただ、1日中予約検索をやり続けることもなく予想外に早く取れたので、取りにくいとは言え「こんな程度か」と言うのも分かりました。ということで、
こうやったら取りやすい
みたいなノウハウを紹介しようと思います。
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ファイザーが選べるならば
確か7月下旬だったと思うんですが、こんな郵便が届きました。とりあえず開封してみたんですが、あまり興味が湧かずそのままにしていました。
僕、実はワクチンが選べることを知らず、こういう自治体がやるヤツは勝手に「モデルナ」だと思い込んでいたんです。
名古屋市ではモデルナとファイザーが選べます。好みの問題なのでどちらもでもいいですけど、いや、好みの問題ならば絶対にファイザーでしょう。(長期的なリスクは測れないので考慮していません。接種後数日の副反応にのみ注目しています。)
モデルナは話を聞くところによるとかなりの確率で発熱します。しかも発熱の度合いが半端じゃない。聞いた中ではほとんどの人が38℃以上の熱を出しています。翌日は確実にダウンしないといけないのなら、僕は敬遠したいと思っています。
モデルナは日本人には薬剤の量が多過ぎるという話も出てきており、将来、中止令が出るとか、何かしらの変更があるかも知れないですよね。まさか自分は死なないとは思っていますが、それでも副反応の強さを考えるとモデルナを打つ気にはなりません。
一方でファイザーは熱が出る割合も低いですし、発熱の度合いも低いです。そこが決め手ですよね。同じmRNAタイプのワクチンで5年後、10年後のリスクが測れないならば、短期的な副反応が緩い方を選びたいですよね。
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ワクチン予約のコツ
予約のコツを解説します。ただ、それぞれの方に事情があるでしょうから、必ずしも僕の解説はニーズに合うとは限りません。以下の情報が役に立つ人は、「接種場所を問わない人」、つまり「どこへでも打ちに行ける人」かと思います。検索をする場合は、場所で検索せずに日付だけ指定して下さい。
もちろん接種場所からも選択できますが、空きが出る場所はランダムなため、場所を指定しない方が取れる確率が格段に上がります。
検索を初めて5分くらい。根気よく検索をしていると港区が出てきました。
しかしクリックしてみると空きはなし。「お、取れそう」と思っても大体このパターンです。
ここで諦めたらダメなんですよ
ここでイライラしないことがコツです
引き続き無心になって検索を続けましょう。
5分後、今度はパロマ瑞穂スタジアムが出てきました。また、別の検索では緑区も出てきました。(パロマ瑞穂スタジアムはモデルナなので僕は選びませんが。その会場がモデルナかファイザーかは見ればわかります。接種間隔からも分かります。)
根気よくやっているとこんな感じで、たまに空きが出たりします。ちょくちょくキャンセルが出るからだと思います。
しかし、ほとんどの場合、接種場所の表示が出て、その先の時間指定画面に行っても「×」しか表示されません。つまりタッチの差で他の人に取られてしまっているんですよ。
でも、ほら、こんな風に「〇」が出るときもあります。こうなったら勝負です。
あ、やっぱりダメでした。タッチの差で取られちゃったんだと思います。
こちら緑区が出てきた際にも同じようなことが起きましたが、時間選択まで「〇」で行っても「他の人が予約済みです」と言われてしまいました。非常に悔しいです。一歩遅かったんだと思います。「〇」を見つけたら考えることなく次の操作に移って下さい。さもないと他の人に取られます。
朝、1時間くらい予約を頑張りましたが取れず(家事のついでにちょいちょいやっていたのであまり集中していなかったというのもあります)。そして昼、操作を始めてから20~30分で取れました。
一連の画面キャプチャーも大体30分くらいの間で取ったものです。タイムスタンプの通り、操作したのは月曜夜の21時過ぎです。約30分の間でも意外と空きが出てくるものです。
ということで、ワクチン予約のコツは、
とにかく根気よく
空きを発見したら所構わず予約
です。当たり前と言ったら当たり前ですね。でもこの当たり前ができないのでなかなか取れないわけです。
もし行けないなら後からキャンセルすればいいだけですから何も心配する必要はありません。予約したらキャンセルできない航空券とは違うのです。なので、空きを見つけたらとにかく取って下さい。本命ではない場所でも、予約が取れば案外「行こうかな?」という気になりますしね。
僕は航空券の予約を取るのが得意なので、こういうのは非常に慣れています。競争率が激しいのは当たり前。取れなくて当たり前。そう思っています。なので無心になってやれちゃうんですよ。もちろん本音を言うと少なからずイライラしちゃうんですが、「もうやめてやる!」という気にはならず、「何としてでもとってやる」と逆に闘争心が湧いてきてポジティブな方向に行きます。
恐らく性格的なもの(元々の性格)と経験的なもの(過去の成功体験による自信)が上手く機能しているんだと思います。
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ワクチンに関する考え方
あの、実は上に書いた名古屋市の予約ノウハウは付録みたいなもんでして、こちらの方が伝えたかったことです。僕のワクチンに対する考え方というか打つに至った理由です。躊躇されている方の助けになればよいと思います。ワクチンを予約しておきながら、僕はどちらかというとワクチンについては消極的な方でした。僕はコロナ自体に対してかなりナナメ向きな考え方を持っているので、ワクチンに対してもどうしてもナナメ向きになってしまうんですよね。
そんな僕がワクチン接種に至った理由を述べたいと思います。理由よりもその背景にある心理や考え方を読み取ってもらえると嬉しいです。
まず一番の理由は、
- ワクチンを打たないと海外に行けなさそうだから
ということ。最近、日本でもワクチンパスポートというのが発行され始めていますが、特にこれから海外に行こうと思ったらワクチンを打っていないといけなくなりそうですよね。突然日本入国時の14日間の隔離がなくなり、相手国がワクチン接種を条件に隔離なしの入国を認めたら、すぐに海外に行けるようにしておきたいというのが僕の背中を押しました。
コロナのワクチンって1回目を打った翌日から有効というわけではなく、接種を思い立ったとき(予約時)から考えると確実に1ヶ月~2ヶ月は掛かるので、突然、隔離が解除されても「じゃあすぐに」なんてことはできませんよね。自由な海外渡航はまだまだ先だとは思っていますが、準備しておいて損はないと思ったのです。(3回目、4回目が必要かも知れませんが。)
いや、実は相当不本意ですよ。でも、世界がワクチンパスポートを中心に回り始めたらそれに従うしかない。ワクチン接種がないと海外に行けないなら打つしかないんです。どれだけ嫌でもそれがルールならこちらが合わせるしかないと思ったのです。
まぁしゃーないです。
続いての理由は、
- 感染すると本気で不本意だから
最近感染者が増えてきたので、自分にも災難が降りかかる確率が上がってきたなと感じています。感染自体に恐怖はありませんが、世の中がコロナを大病だと認める限り、自分が感染したら世の中から断絶されてしまいます。そんなのすごく不本意です。
もちろん、ワクチンを打ったからと言って感染しないわけじゃないですが、罹ったとしても気付かない可能性が大いにありますよね。ということで次の理由に繋がるわけです。
- 感染しても気付かず過ごせる可能性があるから
前の理由から繋がって、もし罹ったとしてもワクチンを打っていたら発症しない可能性がある。つまり気付かないからコロナに感染しても隔離されないじゃないですか。誰かに感染させる可能性はあるかも知れませんが、そんなのワクチン接種者でもそうでなくても同じ。ということでワクチンを打てば無症状感染者になれるかも知れないメリットがある。これは非常に大きいです。
僕は、世の中一般で考えられているような「自分が打てば誰かが助かる」といった利他的な発想は持っていません。特にコロナのワクチンに関しては他人の役には立たないと思っています。だって、コロナの実効再生産数じゃそもそも集団免疫なんて成り立たない説もありますし、前述の通りワクチン接種で自分が無症状感染者になる可能性があるからです。
今の感染拡大って、ワクチンを打った人が知らず知らずのうちに広げているとかそういうことはないですかね?だったらワクチンは非常に厄介です。あくまで推測ですが…。
世間一般で言われている「世のため人のためにワクチンを打つ」は幻想なんじゃないかと思っています。
大体そんなところでしょうか?つまるところ、ワクチンを打つことで世の中に対するメリットはないけれど、自分にとって海外渡航が自由にできるようになるメリットがある。そして、感染しても気付けないなら隔離されずに済む。それがワクチン接種に踏み切った最も大きな理由です。
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僕の深層心理にあるもの
あとは愚痴。何度もこのブログでは書いていますが、報道ってなんであんなに偏っているんでしょう?今、蔓延している「ワクチン接種をすることが正義」という風潮は本当に嫌です。ほとんど死なないコロナの恐怖をあんなに煽る割に、ワクチン死の恐怖は一切煽らない。とにかく「世のため人のためにワクチンを打て」一辺倒ですよね。ワクチン接種は悪いことではないかも知れませんが、偏った報道を見ていると正しいことも信じられなくなってきます。もう何を言われたって「あっ、そう」って感じです。
今、盛んに言われている医療崩壊だって、「感染者が増えるのが悪い」ことになっていますが、実際のところはコロナに協力しない病院が多いのが原因でしょう。病床数が思うように増えていないだけです。そして致死率が低い割に過剰なマンパワーをかけて「災害級」だとのたまっている。毎年のインフル流行時に何百万人という患者がいて、簡単に医療崩壊なんかしてましたっけ?
第三波だったか第四波の頃、報道は盛んに病床数の少なさを批判していたのに、最近はそういった指摘や批判をあまり聞かなくなりました。救える命を救えなくしているのは、コロナが悪いわけじゃなく、病床数が少な過ぎるのが問題。
元を辿ればコロナをエボラ並の感染症にしているシステムが悪いんですよ。報道はそこに切り込んで、システムを変えて行って欲しいです。自分たちだけが世論を操れるのに、何故それをしないか不思議です。コロナの恐怖ばかりを煽って一体どうしたいのか。
もう報道は信じません。自分でデータを見て考えます。
今の状態を見ると、ほとんどの人が報道の煽りに踊らされているようにしか思えません。煽るから人々が過剰に反応し、仕方なく国や自治体が動く。そんな構図な気がしています。
何故、こんなに死者数が減ってきたのに未だにコロナだけにフォーカスするのか、何故(数少ない)コロナ死だけを救うのか、何故ワクチン死を報道しないのか、考えれば考えるほど疑問だらけです。
でも、世の中がこうなってしまった以上、合わせるしかない。僕にとって、
ワクチン接種は「諦め」です。
ワクチンパスポートが世界標準になって行く以上、それがないと楽しい人生送れそうにないので打つんです。僕の深層心理にはそんな「諦め」があるんですよ。
暴力を受け続ける人間が、最初反発していたのに徐々に大人しくなって従順になるという話を聞きますが、何だかそれに似ている気がするんですよね。警察がよくやる自白の強要にもよく似ています。
コロナ最重視の社会から、一方的に圧力を受け続けると、もう無理だと諦めざるを得なくなる。僕の心の中にある「モヤモヤ」は「諦めたくないけど諦めざるを得ない」という葛藤なんだと思います。
コロナを素直に怖いと思え、マスクを好んで着用し、ワクチンを積極的に打ち、外食を控え、旅行や帰省を諦め、コロナ感染防止だけが「命を守る行動」だと信じている人達が羨ましくてなりません。
きっと悩みなんてないんだろうなぁと思います。逆に僕にとってはとてもしんどい社会です…(涙)。
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