2回目の瀬長島
沖縄には結構行っているはずなんですけど、瀬長島に来るのは2回目。以前はまだ第2滑走路が運用されていなかった頃なので、第1滑走路に着陸する機体を撮影したんですが、今回は第2滑走路に着陸する機体を撮りに行ってみました。僕に与えられた時間はレンタカー返却までの30分のみ。30分でどこまで撮れるかチャレンジです。新しいカメラを買って1年経っているんですが、まともに飛行機撮影をしたことがないんですよね。機内の撮影ばかりで、飛んでいる飛行機を撮ることは非常に稀。なかなか練習の機会がなくて、「せっかく買ったのにもったいないな」と思っていたところでした。
(ちなみにカメラはこれです。ミラーレス一眼の中堅機種SONYのα7IIIとSONY 24-240mmズームレンズの組み合わせです。)
しかしこの日の天候は曇り。「沖縄の青い海をバックにいい絵が撮れるぞ」という期待は見事に打ち砕かれ、ただただ被写体を追いかけるだけの、撮影トレーニングになってしまったのでした。
向こうにアプローチライトが見えます。手前にあるのは子宝岩という名の岩みたいです。
駐車場はほぼ満車、この頃はGoToトラベル全盛期だったので無理もありません。
こちら瀬長島にある瀬長島ホテル。温泉付きで飛行機が眺められる大人気の宿です。
と、ここで晴れてきた!
と思いきや、期待も虚しく、程なく曇って来るのでした…(涙)
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小さいヤツばかりな那覇
那覇空港と言えば、その昔ANAもJALも747ばかりを飛ばしていて、747引退後は777を飛ばしていて大型機ばかりの印象だったんですが、コロナが始まってからは減便に小型化でなかなか大型機が来なくなりましたよね。それでもANAが787、JALがA350を飛ばしているので、そこそこ大型機が来るんですけど、それでも全体的に見たら小さい機体が多くなりました。ピーチが来ました。海だけだと何となく寂しいのでとっさにしゃがんで生垣を入れちゃったりなんかして…。あまり綺麗に揃った葉ではなかったので、逆に邪魔になったかも知れません。
この場所に来て、お姉さん達、
飛行機に一切興味ないんですか?
ちなみに上の写真はわざと人間を入れて撮っています。何か小細工をしないと気が済まないんです。
続いてやってきたのがソラシドエアの737。塗装が緑だから緑が合うぞ!と思い、さっきよりも緑が綺麗なところでボリュームも出してみたつもりです。
という小細工をしてみても「これは上出来!」という絵は作れませんね。やはり練習が必要だと感じます。
ソラシドが着陸。こちらも生垣の緑と合わせてみました。
F15も飛んできまして、滑走路手前で急旋回して降りるカッコイイ絵もあったんですが、遠すぎて小さすぎるのであえてオジサンたちを入れました。
続いてJTA。逆に葉がない枝ばかりのところで撮ったらどうなるんだろう?と思いましたが、なんか様にならない。これでも一生懸命考えて撮ってるんですけどね。曇り空の真横のドアップだけは避けたいと思って撮ると、僕のセンスだとこんな絵になっちゃうわけです。
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本命の787来たる
もちろんフライトレーダーを見ながら次に何が来るか確認しながら撮っています。もう帰ろうと思ったころ、ANAの787がアプローチ中ということがわかったので少し粘りました。曇りまくって海の色も冴えなくなった頃に、翼をしならせた787が登場。もう少し空が明るかったらよかったのにと思います。
雲にも全く表情がなく、光もなく、ただ単に近づいて撮っただけという構図に悲しさが募ります。
若干表情のある背景を見つけてシャッターチャンスを狙いますが、なかなか苦しいところ。露出補正でマイナス側に落してますが、もう少し空のメリハリが欲しいところです。
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やはりノウハウ不足
たった30分の中でも次々に飛行機が降りて来てくれたおかげで、5機も撮れたわけですけど、曇りとあって海も空も青くないですし、なかなかいい構図が作れずかなり苦戦しました。何度も書いていますが、ただ単に無背景の真横写真を撮るだけじゃつまらないので、何とか小細工をしようと思うんですが、その小細工がとても難しいんですよ。
段々と「諦めも大事なのかなぁ」とも思えてきて、途中諦めモードにもなりました。ならば晴れたら上手く撮れるのかと言われると、それもまたあまり自信がなくて困ります。
どちらかと言うと機内をメインにしている僕にとって、普通の飛行機撮影は実はノウハウ不足でどう撮っていいのか全くわかりません。こりゃ前途多難だなと思いましたね。
そんなことを考えつつ何だか悶々としながらレンタカーを返しに行くのでした。
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