初めて京浜島つばさ公園へ
羽田空港の周辺で前から気になっていたところがあります。そこはRWY22(B滑走路)の北西側にある京浜島。RWY22に降りる飛行機がどんな風に見えるんだろう?と興味がありました。あと沖止めされている777がよく見えるところなのでという興味も。その隣に城南島という島がありまして、城南島には10年近く前に行ったことがあります。城南島はアプローチコースのほぼ真下ですし、誘導灯も突き出ているのでかなり迫力のある写真が撮れることがわかっていたんですが、京浜島はどうなんだろう?とずっと思っていたんですよね。でも行くには車が要ります。東京に行って車を借りることなんてないんですが、今回は品川駅で車を借りて行ってきました。
京浜島の場所はここです。京浜島つばさ公園というところがあります。ここはいわゆる倉庫群みたいなところです。
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PW4000の777が休眠中
京浜島はこんなところでした。川かと思いきや川じゃない単なる海を隔てて向こう側が羽田空港です。
RWY22付近に沖止めされている777が目と鼻の先です。これらはファンブレードが破損して飛べなくなったPW4000エンジンを搭載した機体です。需要がないから沖止めされているわけではありません。(結果的にそういう意味合いもあるかも知れませんが)
こちらもPW4000を搭載した777-200たちが。
那覇空港に緊急着陸したあの777です。エンジンカウルが吹っ飛んでパカっと開いたエンジンのまま着陸したやつです。その後、ユナイテッドでも同様の事故があり、飛行停止になってしまいました。
こんな事故でした。(日経新聞より)
どうやらPW4000のトリプルセブンは2022年6月23日から運航再開だそうです。これからここに置かれている機体は徐々になくなるんでしょうね。これを書いている今はどうなっているのか知りませんが、運航再開と共に需要も回復してくればこの風景も見納めになるわけです。
あちらにもこちらにも置かれています。あ、こちらの機体はPW4000対象機かどうかは不明です。
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ANA787のアプローチ
さて、PW4000の話題は置いておいて、京浜島でどんな写真が撮れるかなんですが、RWY22へのアプローチ機が普通に撮れます。RWY22に向けファイナルターンをする787。
誘導灯を絡めて撮るのがいいですね。
タッチダウン。ここまでの写真は全部僕の持っているレンズのフルサイズ最望遠側の240㎜です。もう少しズームアップしたくなるので300㎜は欲しいところです。
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駐車場はない
続いて交通の便。京浜島は公園のようになっていますが、駐車場らしい駐車場はありませんでした。公園のようになっているとは言え、遊歩道が作られているだけです。
駐車したところは道路です。
こんな風にみんな路駐していますが、コメントによると、ここはよく駐禁を取られるところらしいです。どうかお気をつけ下さい。
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つかの間の撮影大会
京浜島には30分くらいの滞在。それでも結構たくさん降りて来て満足でした。羽田なので見慣れた機体しか来ませんが、まぁそれなりに楽しめました。(載せてる写真以外にもたくさん撮りました。)JALのA350がアプローチ。240㎜で撮ったものをトリミングしています。これくらいの大きさで撮ろうと思ったら、やはり300㎜は必要でしょう。近く見えて意外と遠いです。
着陸後のA350を追いかけてみましたが、フェンスで埋もれてしまいあまり格好いい姿は撮れませんね。
JALの767も240㎜で撮ったものをトリミング。最近、行いが悪いせいかどこに行っても天気が悪いです。これが晴れた日だったらとてもいい青空をバックに撮れるんでしょうね。ただドアップにするとどこの空港かわからなくなるので羽田感を出すのならやはり引いて撮った方がよいと思います。
さて、城南島に行ったことはあるけど京浜島に行ったことがない僕が初めて京浜島に行ってきましたが、さすがに何時間もいられる場所ではないですね。PW4000の777を見るとかそういう特別な目的があるのなら別ですが、写真撮影だけならば「城南島の方がいいな」、正直そう思いました。
いや、もしかしたら僕が気付かない魅力があるかも知れない。とは思いますが、第一印象としてはそんな感じでした。
おしまい。
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