閑散とした9月平日の羽田空港
緊急事態宣言は全解除され、平穏な日々が少しは戻ってきたかな?と言う感じです。今後、航空業界も少しずつ復活して行けばいいと思っています。とは言え、今回は緊急事態宣言中の羽田の話題です。シルバーウィーク3連休が終わった9/21(平日の火曜日)、羽田から那覇へ飛ぶためにひとまず羽田に入りました。去年の同じ頃はGoToトラベル全盛期でして、航空便は軒並み満席、日本各地で観光地が混雑する様子が見られましたが、今年はどうなんでしょうね?
中部から羽田に到着。到着ロビーを出るとこんな風にガラガラでした。さすがに朝8時台だと各地から到着する便も少ないのかも知れません。
いつもの定点観測として第2ターミナル中央部分から見下ろします。緊急事態宣言中ながらもそれなりにお客さんはいますね。
ただ、GoToトラベル中はここに大行列ができるくらいだったのでやはり「非常に少ない」と言った方がよいのかも知れません。
反対側は閑散。平日の朝9時頃なのでコロナ前であれば、ビジネスマンで混雑していたはず。随分と慣れましたけど、羽田空港でこの閑散ぶりはやはり「異常」ですよね。深夜みたいな感じです。
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デッキの様子はどうなのか
まだまだ8時台だからかお店は全然空いていません。昔はもっと早くから開いていたような気がするんですが、、、いや、記憶違いですかね?エスカレータで展望デッキに上がりましょう。両サイドのお店は全CLOSE。ご飯屋さんは空いていないにしてもお土産屋さん、雑貨屋さんくらいは開いていたような気がします。
えっ!こんなに人いないんですか?
展望デッキの階に上がり、滑走路と海が一望できるガラス張りのところにきてみて目を疑いました。
サイドにソファーがある展望デッキへの道ももちろんガラン。昔はここで休憩している人がたくさんいましたよね?
南側のデッキにまずは行ってみました。「飛行機が少ない」ということはなくスポットは埋まっていて活気があるように見えますが機材が小さいんですよね。普段ならトリプルセブンが席巻していたこのあたりは今や787でいっぱい。そして目立つのがA321です。機材のサイズがワンサイズ下がった感じがします。
そして驚くのはデッキへの人の入り。地方空港かよと思うくらいの人数しかいません。県営名古屋空港のデッキの方が混雑しているんじゃないかと思うほどでした。
お店は閉まっていて、もう営業再開なんか二度としないんじゃないかというくらいの勢いで…。
北側にも行って飛行機はワンサイズ小さい感じですね。A321、787、787、737がスポットにいます。
もちろん人なんか全然いません。
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ラウンジは意外と混雑している
緊急事態宣言中でも人は動いているとか、以前の宣言に比べて効果は薄れた、とか言ってましたけど、空港の状況を見て航空業界は壊滅的だと思いました。ただ、例外的な光景もありました。ラウンジに行ってみましょう。大空港のプレミアムカウンター入口はひっそりとしていて気が付かないくらい。
エスカレータで上に上がります。
驚くことにラウンジには結構お客さんがいるんですよね。手前のカウンターにはいませんが、奥の方に結構頭が見えるので、閑散としているとは言い難いです。
スリット越しに見てみてもそれなりに人はいる。ラウンジが使えるようなビジネスマンは飛行機によく乗っているということなんですよね。
ただ、封鎖されているエリアもあって、つまり面積が減っているので人口密度が上がっているという説もあります。
今の需要はもっぱらビジネス需要。テレワークやらテレコンやらでビジネス需要が減ったとは言え、それなりの需要はあると言うことです。
緊急事態宣言が出ると急に弱くなるのがレジャー需要。元々平日のレジャー需要は少ないので、この日は仕方がないのかも知れませんが、それでも緊急事態宣言中はレジャー需要は圧倒的に少ないでしょう。旅行もダメ、帰省もダメと言われれば仕方ないです。その点、「仕事なので」と言えば県外への移動は許可されるんですよね。ラウンジの様子はそれを良く表していました。
昔からよく乗る人は、コロナであってもよく乗るということです。
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需要を戻すために必要なこと
緊急事態宣言が解除されて10月の予約数は解除前の10倍だとか。このまま感染者が少ない状態が続いて、航空業界が復活してくれることを望んでいます。宣言が明けると急に動き出す旅行者を見ていると戻りは早いのかもしれませんね。もうコロナにも慣れましたし、一応みんなヤバいワクチンを打っていますし、このまま色々な活動が正常化していくんじゃないかと期待はしています。
それでも12月になると感染はまた拡大し始めるのかな?とも思いますが…。元の木阿弥にならぬよう、感染には気を付けて、、、なんて毛頭言うつもりもなく、早く5類相当に落して欲しいというのが僕の願いです。
そうすれば要らぬ感染者の発表やコロナに特化した医療体制が不要になります。9割以上の軽症者を町医者で見られないのはホント変ですよね。自宅療養って何だよって…。その辺の医者にも行けないのかよって。軽症でも医者に行けないとなれば、そりゃ自宅で死ぬ人も出るよな、と。何やってんだこの社会?とずっと疑問を感じています。早いところ季節性インフルエンザと同じように扱って欲しいですね。
緊急事態宣言もなくなるし、移動自粛もなくなる。自主的に何らかの感染症対策はするかも知れないですけど、公的な移動自粛のアナウンスがなくなるだけで、断然人々は飛行機に乗りやすくなると思います。
そうすれば航空業界は急激に回復できると思っています。今最もやるべきことは、感染症対策ではなく、コロナをインフル相当に格下げすることです。
それで全てが解決するような気がするんですけど、何か僕は見落としているものがあるんでしょうか?それでみんなハッピーになれるのに何故やらないんだろうと思います。コロナを終わらせると困る人がいるからだとしか思えないんですが…。
緊急事態宣言中の羽田空港の閑散具合を見て、「早くこんな変な社会終わらないかな?」と祈るばかりでした。
やっぱ変でしょ、こんな羽田空港…。
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