初めてのJAL国際線かも
やってきたのは金浦空港。今回は珍しくJALの国際線に乗って羽田に向かいます。スタアラゴールドの僕が何故JALかって?それは2019年9月1日に運航を開始したJALのA350に乗りたかったからです。詳細は以下の記事で解説していますが、
簡単に言えば、JALのA350に羽田=福岡線で乗るために「金浦=羽田=福岡」という片道航空券を買っており、その第一区間である「金浦=羽田」を消化するためです。それ以上の目的はありません。
それではチェックインをしましょう。JALのチェックインカウンターが僕にとっては新鮮です。
金浦空港からの国際線は非常にわかり易く、東京(羽田)、台北(松山)、上海(虹橋)というシャトル便プラスアルファの構成です。金浦が仁川よりも都心に近いということで、同じく都心に近い羽田、松山(台北)、虹橋を繋ぐ便を中心に運航されています。
まずはラウンジへ
出国後はラウンジに直行しました。ラウンジは同じワンワールドのKAL(大韓航空)ではなくて、スカイチームのKALラウンジを使わせてもらえます。JALはKALとコードシェアしているからです。
アシアナラウンジとKALラウンジは隣同士。34番ゲート前にあります。JAL便の出発ゲートと反対方向になってしまい若干遠いですが、仕方がないですね。
ラウンジは小さいです。しかし内容は結構充実していました。何があるか早速見て見ましょう。
キンパブ(韓国風海苔巻き)。
チャーハン。
なんか炒めたヤツ。
こっちは牛肉か何かを煮込んだヤツ。
お粥みたいなヤツ。
サラダ。
カップ麺はやはり辛ラーメン。やはりこれがないと韓国のラウンジとは言えませんよね。
ビール。
ジュースはアップル、オレンジ、トマトの3種類。
という小さいながらも充実のラウンジでした。
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ソウル線でヘリンボーンな贅沢
金浦=羽田線にはANAは787、JALは777が飛んでいました。機材は時期(路線需要)よって変わると思いますが、僕が乗ったときはJALの777の方が圧倒的に優位でした。羽田行きは37番ゲートから出発。
機体はJA701Jが来ました。どんなビジネスクラスが付いているのか楽しみですねぇ。
中に入ってビックリ!
国内線並の短距離路線なのにヘリンボーンなんですよ!もちろん座席指定の段階でわかっていますので「ビックリ!」ってのは半分ウソなんですけど、どう考えてもANAの近距離仕様の787よりいいですよね。
こちらが金浦=羽田でANAのビジネスクラスに乗ったときの搭乗記です。
僕の座席は後ろから2番目の6K。僕はスタッガードよりもヘリンボーンの方が好きかも知れません。何故ならどの席も条件が同じだからです。窓側列、中央側では外が見えるかどうかが違いますが、それを除くとヘリンボーンは座席位置よる快適性の差が少ないです。
スタッガードだと窓側の窓に近い方と遠い方ができますよね。窓側の窓に近い方はプライベート感が高いですが、通路側の方は何となく露出感があります。スタッガードだと窓側列がいいと思っても、実質指定できる席が限られてしまうというデメリットがあります。一方のヘリンボーンならば窓側列を指定すればどこも同じ。そういう点でヘリンボーンの方が平和なのです。
真ん中席は足元の部分が立体交差するように、左右の座席で高さが違うらしいんですけど、どう違うのか、真ん中の座席に座ってないのでわかりません。
さっそくベッドポジションにしてみました。飛行中、フルフラットにしてみたらすごい頭が下がった感じがしました。飛行機は基本的に2~3度のピッチアップ姿勢で飛行しているので、フルリクライニングすると頭が下がり過ぎる傾向があります。なので、少し起こし気味に調整して横になっていました。
シートの細かい点ですが、ふたが閉まっているところが物入れでその下に一通りのコンセント類があります。
テーブルは初めて見るタイプ。まずはパタンと倒します。
角度を変えると真正面に来ます。
座席に座ると全く他の乗客の様子が見えません。プライバシーには最大限配慮されています。スタッガードよりもうんとプライベート感が高いように感じました。しかしその分閉塞感があります。
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金浦空港を離陸
金浦空港は単純平行滑走路2本の非常にシンプルな造りですRYW14Lを離陸しました。金浦は都心に近いとは言え、意外と周りは青々とした田舎です。
上昇中。窓がたくさんあるっていいことです。
機内食もちゃんと美味しい
金浦=羽田という慌ただしい2時間の路線でもちゃんとした機内食が出ます。メニューブックも配られます。
右上にワインリスト。国内線並の区間のためアルコールはそんなに充実していない印象です。
内容は8/1~10、11~20、21~30で変わるみたいです。1ヶ月に3回も変わるなんて贅沢。1ヶ月単位でしか変わらないANAよりいいですね。
搭乗日は8/13でしたので真ん中の部分を見ます。もちろん2種類からのチョイスなんていう贅沢な話はなく、ただただ出されるものを食べるのみです。
出てきました。JALと言えば和食!かどうか知りませんが、和食の中の和食、あまり凝ってなくて誰が食べてもわかり易い。そんな味でした。ANAのお洒落すぎるご飯は苦手なもので…(笑)。
すごく細かいことですが、ナプキンの角にあるこの四角いパッチ、可愛くないですか?
そして美味しかったのが抹茶のケーキでした。
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都心の景色が楽しめる羽田アプローチ
ご飯を食べたらすぐに降下開始。2時間は短すぎます。このヘリンボーンのビジネスクラスはかなり閉塞的ですので、めいっぱいカメラを上に上げてキャビン全体が写るように撮影します。
マップは正面に計器が出るのを選択してアプローチを楽しむことにしましょう。
この日、この時間の使用滑走路はRWY22とRWY23の南風運用。この機体はRWY22に降りるのですが、進行方向右側が都心方向に当たります。
右手にはスカイツリーを見ることができました。
続いてレインボーブリッジ。これが見えれば着陸寸前です。
マップで見るとRWY22に来るまでにだいぶ回された感がありますね。これが北風ならRWY34にスーッと入って行くわけで所要時間の短縮にも繋がるわけです。
無事到着。羽田は急に大雨になりました。
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JAL国内線への乗り継ぎは不便
羽田から中部へ乗り継ぐのですがここで問題が。僕はANAで中部に飛ぶのでいいんですが、JALで乗り継ぐ場合はヤバかったです。こちらが羽田空港国際線ターミナル発のANAバス時刻表です。第2ターミナルに行きます。昼の時間帯には本数が減りますが運行はされています。
こちらが問題のJALバス時刻表。第1ターミナルに行きます。なんと13時から15時まで1本もバスがありません。むちゃくちゃ不便ですね。なんでこんなことになっているのかわかりません。保安検査場で僕の前に並んでいた外国人は、時刻表を見て唖然としていました。
僕はANAなのでホッと胸を撫で下ろしてバスに乗って第2ターミナルに向かったのでした。
初めて乗ったJALのビジネスクラス、良かったです!
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