国内線で例えるなら羽田=伊丹
1月末に行ったCS300に乗るための韓国旅行。金浦で一泊後、翌日のANAの羽田便で帰ってきました。金曜日の羽田便はとても混雑していました。羽田=金浦は1日3便。朝昼晩とあり、どの便も787が使用されています。でもANAの787って近距離だとテンションが上がらないんですよね。理由はまた後述。
この行列、優先搭乗の行列なんですが、何となくデジャブ感がありませんか?
そう、羽田=伊丹みたい!
なんです。国際線ではこんな行列あまり見ないですよね。海外のエアラインでこんなに礼儀正しい行列、見たことないです。ちなみに右がダイヤモンド会員の行列、左がその他優先搭乗者の行列です。
この行列を見た瞬間、「搭乗前に優先搭乗で並ぶのって日本のエアラインだけじゃないか?」と思ってしまいました。他のエアラインでも行列ができることはありますが、それはエコノミークラスの乗客であって、ビジネスクラスではそこまでの行列はできません。
何故なら、いちいち会員資格で行列を細かく分けないですし、そもそもの対象者が少ないからです。ANAではダイヤモンド会員、プラチナ会員、SFC、ビジネスクラスの乗客が優先搭乗の有資格者です。しかもダイヤモンドとその他で優先搭乗の順位が違います。だからこんなにも行列が長くなるんですよね。
何となくガラパゴス的なサービスな気がします。
この時強く感じたのは、ANAの国際線で一番先に乗り込むためにはビジネスクラスの乗客というだけでは足りないということです。一番に乗り込みたければダイヤモンド会員である必要があるんです。ANA便、なかなか手ごわいです。
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近距離だからこのビジネスクラスも仕方ない
あんまり文句を言ってはダメなんですが、ANAの韓国線と他キャリアの韓国線のどちらがいいかと言ったら圧倒的に他キャリアです。787のビジネスクラスはANAのワイドボディの中でも最もグレードの低いビジネスクラス席。長距離国際線用の787になるとスタッガードが付いているのですが、中近距離国際線用の787は結局767と同じです。
食事も1種類です。2種類あるように見えますが、よく見ると月の前半と後半のメニューになっています。大韓航空とアシアナ航空では日韓線であっても2種類以上からチョイスできましたので、1種類だけの時点でちょっとだけマイナスです。
まずは「あられ」から。
そしてトレイに盛られた料理は何となくイタリアっぽい料理。まぁ味は良かったです。基本的には満足です。でも他のエアラインと相対評価をしてしまうとちょっと不満が残るんですよね。
日韓線という日本の国内線に毛が生えたような路線でここまでちゃんとした食事が出てくるなら十分なんですが、大韓航空やアシアナ航空を知ってしまうと何となく下に思えてしまうANAなのでした。
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