忘れてはいけないもの
飛行機に乗る時に「これだけは絶対に忘れてはいけない」というものってありますよね。国内線に乗るならまだしも、特に飛行時間が長い国際線に乗るときには絶対に忘れたくないものがあります。こんな空の上であれを忘れてしまったら10時間どんな風に過ごせばいいというのか…。ってまあ、そこまで落胆するようなもんじゃないんですけど、それでもあるのとないのとでは快適度に圧倒的な差が出るため、やはり絶対に必要です。
男性と女性で飛行機マストアイテムが違うかと思いますが、僕が絶対に忘れたくないものは男女共通です。そしてエコノミークラスに限らず、ビジネスクラスに乗ろうともファーストクラスに乗ろうとも全クラスで共通です。
一体何でしょうか?
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それは有線イヤホン
いきなり答えを書いてしまいましたが、何故有線イヤホンが必要かというと3つ理由があります。① 備え付けのヘッドホンだと耳が痛くなるため
② 備え付けのヘッドホンだと髪にクセが付くため
③ 話し声やいびき遮るため
です。
「有線」とあえて付けたのは、このようなBluetoothイヤホンなどのワイヤレス機器では全く役立たないからです。地上での普段使いに限ってこういったワイヤレスイヤホンが一番いいんですけどね。
いわゆるケーブル付きの昔ながらのイヤホンがマストです。
何故ならBluetoothのヤツだと備え付けのヘッドホンの代替が出来ないからです。オーディオのジャックに差せないですから。
僕は座席に備え付けのヘッドホンよりも「My有線イヤホン」を使って映画を観たり音楽を聴いたりしたいんです。
ときどき穴が2つのジャックがありますが、このタイプでも全然OK。どちらか片方に差せばちゃんと音が聞こえます。
それなりのエアラインではちゃんとヘッドホンを用意してくれている場合があるんですが、あれはどうも調子が悪くて、僕は30分もしないうちに外したくなるんです。上にも書いた通り耳が痛くなるからです。耳を物理的に圧迫するんですよ。あと髪がペッタンコになるのも嫌です。カッチリとキマッた髪にクセが付くのがとても気になります。(僕の髪はカチッとキマッていませんが嫌です。)
そして耳に入る部分の形状はこのタイプが一番負担がありません。ずっと付けていても痛くならないです。
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機内の無料イヤホンは避けたい
「ANAの機内でかっぱらったイヤホンでもいいかな?」と思いましたが、所詮これは無料配布用のイヤホン。音質が劇的に悪いので、いつもお使いのそれなりの音質のものを持って行くと良いでしょう。
しかも無料のヤツは絡まりまくって非常に使いにくいです(この写真はほどく前)。「さすが無料!」って感じです。
その他、③の理由にも書きましたが、聞きたくないご機嫌な外国人の話し声や、どこからか聞こえてくるいびきの音、パソコンのキーボードのパチパチ音を遮るにも有効です。機内で快適に過ごすためには邪魔な音を入れたくないんですよ。③だけに限って言えばBluetoothイヤホンでも構いません。機内エンタメは観ない、聴かないのであればOKです。
ただし、イヤホンをずっとしていると、重要な放送が聞こえない場合がありますので、その点だけは注意をお願いします。例えば緊急事態、そこまで行かなくとも、離陸が遅れる、また到着前にホールディング(待機)に入って遅れるなど、遅れが発生する場合には必ずキャプテン(機長)から放送が入りますので、あまりに大音量にするのはやめましょう。
というわけで、僕が絶対に忘れたくないアイテムは有線イヤホンでした。
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次は歯ブラシ(国際線夜行便)
イヤホンの次に忘れたくないアイテムは歯ブラシ。これは国際線に限った話です。特に夜行便に限ります。昼間のフライトではそんなにマストアテムではありません。どうしても夜をまたぐと歯を磨きたくなります。眠る眠らないにせよ歯を磨かないと落ち着かないんですよ。もちろんビジネスクラス以上ではアメニティキットに入っていますので持参する必要はありません。しかしエコノミークラスではどこにも置いていないので、ホテル等でかっぱらった歯ブラシをもって行かねばなりません。もちろん一回歯を磨いたら捨ててしまいます。
「歯磨き粉の味がどうも合わない」とこだわる方は、ミニミニボックス(恐らく携帯用薬箱)にサランラップで1回分の歯磨き粉を絞り出してくるんで入れていくと良いでしょう。
僕は歯磨き粉の味が気になるスゲー面倒な人なので、これに入れて持っていっています。2つあるもう1つのには整髪料をこれまたサランラップに一回分を包んで入れて行っています。
このミニミニボックスはカサも重量も取らず普段通りの生活ができるマストアイテムです。むっちゃ便利です。もちろん1泊2日の弾丸旅行に限りますが…。
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続いてスリッパ(長距離の場合)
もう一つ欠かせないアイテムが…。こちらはスリッパ。ビジネスクラス以上もしくはプレミアムエコノミー(プレエコ)以上では普通備え付けられているので持っていく必要はありませんが、長時間国際線でエコノミークラスの場合は、ビジネスクラスでかっぱらったスリッパを持って行くと良いでしょう。履いていた靴が邪魔になりますが、大胆にストウェッジに放り投げちゃいましょう。ただし、足の裏を下にするのはご法度、上向きまたは横向きに載せて下さい。
キャビンで靴を脱ぐとホント楽チンですよね。僕らが日本人だからなのかはわかりませんが、靴を脱いでスリッパを履くと家の中でリラックスしているような気分になります。ただ、降機時に足がむくんで靴が履けなくなることがありますが…。
しかもこのスリッパ、到着した先のホテルでも使用することができますのでなるべく厚手のものを選んで持って行って下さい。ANAのプレミアムクラス、ビジネスクラスのものがよいですね。
ただ1つ問題は、スリッパで機内を歩くとき、トイレの床に飛び散った液体を踏んでしまうこと。一度踏んでしまったものを再度カバンに入れてホテル用として使用するのは嫌なんですが、(その辺りは個人の許容度にもよるんですが)、裏面をお手拭きシートなどで拭き拭きしてからしまうとか、何とか工夫して長持ちさせて下さい。
あのアンモニア臭液体の飛び散り、どうにかならないものでしょうか?僕は家でも洋式便座には座ってしています。飛び散るのが嫌だからです。男性もなるべく便座に座って足すくらいの心遣いがあっても良いかなと思います。
マストアイテム3点まとめ
というわけで、僕が機内に持って行くのを絶対に忘れたくないアイテムですが、順位を付けると、1位:有線イヤホン
2位:歯ブラシ+歯磨き粉
3位:スリッパ
です。ただ、こればかりは人によりけりなので万人に共通なアイテムとは言い難いんですが、それでも1位の有線イヤホンというのは結構使えるアイテムなので是非とも持って行って頂きたいと思います。全くかさばりませんし重量も極めて軽いですので…。
それでは快適な空の旅をお楽しみ下さい。
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