15時35分発伊丹行き
2023年3月13日、僕は松山へ飛びました。松山という行先にあまり意味はなく、目的はノーマスクで飛行機を満喫することです。詳しくはこちらを読んで頂くこととして、、、。さて、松山からの帰路、僕は中部への便ではなく伊丹への便を選びました。何故なら中部への便は夜遅すぎるから。伊丹に着いてしまうとそこから新大阪までバス、そして新幹線と余計にお金と時間が掛かるんですが、それでも中部便よりも早く帰ることができます。
また中部便は完全に夜、しかし伊丹便は太陽が出ている時間の運航になるため、景色が楽しめるというメリットもありました。この日はとても天気が良くて、松山から伊丹までずっと眼下の景色を眺めることができました。
普段飛ばないルートですし、高度がとても低かったので、本当に綺麗でしたね。しかもノーマスク解禁の日とあって気分も爽快。久々に純粋に空の旅を楽しめた便でした。
MATSUYAMAから出発です。見て下さいよこの青空を。景色が期待できますね。
NH1644便伊丹行きは15時35分着です。グループ2での搭乗です。ノーマスクでも何も言われない清々しさ。昨日まではダメだったのに何故今日からいいのか、ほんとマスクって意味不明です。「初めからマスクなんか要らなかったじゃん」と言ってはいけないらしいです。「ルールはルール」だからです。意味を問うてはいけないのです。
機材は737‐800。松山ー伊丹のこの前後の便はQ400でしたがこの便は737。半分くらいの搭乗率でした。
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松山空港を内側にして旋回
さぁいよいよ離陸の時間です。
海に向かってRWY32を離陸。半分海に突き出た滑走路なので、セントレアみたいな錯覚を受けてしまいますね。
すぐに左旋回をして機種を東に向けます。
ぐるーっと100度くらい旋回すると、今離陸してきた松山空港がよく見えました。
180度旋回以上をして針路を東に向けます。
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四国を横断
松山空港を離陸後は四国山地上空を飛んでいきます。。
この通り、すぐに山がちな地形に。四国山地は急峻な山が連なっています。
遠く松山市街を望みます。想像していたよりも大きな街でした。
雪をうっすら被る尾根。暖かいので本当に山頂だけですね。高度が低くて迫力があります。
四国を横断すると見えてきたのは徳島市。水が豊かな地形ですね。
徳島空港がとてもよく見えました。
鳴門海峡大橋。橋の下が何やら白く波立った感じになっていますが、これが噂のうず潮でしょうかね？
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逆光の大阪市街
四国を過ぎると、和歌山県から伊丹空港へとアプローチしていくんですが、少しの間、雲に入ってしまいました。
見えたのは関空。雲の影だと勘違いしてしまいそうですが、橋が繋がっている先にベタっと平らな四角い平面が見えますか？
続いて見えてきたのは八尾空港。
大阪湾が光り輝いていますね。この時間、この場所は逆光が最も美しい場所なんじゃないかと思います。
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大阪中心部を低空飛行
ここからが見ごたえのある伊丹空港へのファイナルアプローチ。
高度もだんだん下がってきました。大阪城を見下ろします。
梅田周辺のビル群を望みます。水辺の風景って本当に美しいですね。
そして淀川を渡り、、、
新大阪駅をフライバイ。
淀川のすぐ北の神崎川を渡ります。
豊中インターを左に見ながら、本当のファイナルアプローチです。
そしてRWY32Rに着陸しました。
もうこれでおしまいなんですが、何が良かったかって、景色も良かったですけど、これを何のマイナス感情もなく見られることですよ。
今までは、いちいちノーマスク申請をして「フェイスシールドはできますか？」「できるわけないだろう」という茶番劇を演じさせられ、CAに厄介者のレッテルを貼られ、話し掛けられることもなく最後列が空いていればそこに移され、隣に人がいればその人に「隣がノーマスクですが、お席を移られますか？」というメモを渡すという屈辱的な差別を受けてきました。
そんな扱いを受けることなく、この景色が見られるようになったんです。それが嬉しくて仕方なかったんですね。こんなに開放的で気持ちが高ぶった景色を見たのは久しぶり。いや～空の旅ってのは本当にいいもん。
考えてみればいつもノーマスクだったのに、同じノーマスクでも差別されないのがこんなにも気持ちがいいとは思いませんでした。
もうあんな暗黒の時代はこりごりです。もう二度とマスク強制の時代が来ませんように…。
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