2020年1月末の完成に向けて
2019年1月17日現在の福岡空港の工事状況をご報告致します。今、福岡空港は大改修の真っ最中。ターミナルビルは「これが空港なのか!」というくらいの工事中具合です。行くとマジで驚きます。以前、2018年6月に行ったときにも国内線ターミナルビルの様子を書いていますので、その時の様子は以下をご覧下さい。あれからまた変わりましたので…。
ちなみに福岡空港では国内線ターミナルビルの工事に加えて、滑走路を作る工事もやっています。福岡空港のトラフィックはもう限界に近づいていて、これ以上便が発着できません。羽田、成田、関空と同様に「混雑空港」に指定されています。つまり新規就航などが制限されている状態です。
それを解消するため、国内線ターミナルビルを滑走路から放し、空いたスペースに平行誘導路を作り、さらには滑走路を増設して発着回数を増加させようとしているというわけです。
国内線ターミナルビルの改修については以下をご覧下さい。
スポンサードリンク
地下鉄から保安検査場まで
地下鉄を降りると地下鉄の駅まで工事中です。とにかく全ての場所が工事中です。地下鉄からターミナルビルへ向かう通路も屋根や壁が改修モード。
ここが以前の福岡空港国内線ターミナルビルのどこに当たるのか既にわかりません。ANAラウンジがあると言うことは、ここが以前の保安検査場の前になるんでしょうかね?
一般の保安検査場は奥の方ですが、ANAラウンジへの入口はここのようです。
結構行列ができてますね。
ラウンジは以前のところに健在です。
スポンサードリンク
ラウンジ混雑のためすぐに脱出
とりあえずラウンジに入って中を観察。最近、福岡空港では3番ゲート近くの「男の隠れ家ラウンジ」にしか行っていないのでこちらのラウンジがどんな風だったのか既に忘れています。相変わらずラウンジは混雑しており、こんな暗いところしか取れませんでした。
でも雰囲気があってよいですね。コーラーを一杯飲んですぐに出ました。ラウンジに籠るよりも、今しか見られない工事中の福岡空港を堪能した方がいいです。
12番ゲートに向けて歩くと
それではご案内します。今の国内線ターミナルビルはこんな風になっており、9番、10番のゲートが消えています。
ラウンジを出ると細い通路になっており、グネグネしながら搭乗ゲートである12番に向かいます。
一応、壁に隙間ができているので、飛行機も見えますよ。JALのナナロクがいますね。
11番、12番へ向かう通路は一旦90度に折れます。
と、広いところに出ました。ここが保安検査場(南)の前です。”DEP. DINER”というちょっとしたレストランがあります。
既に完成しているエリアはとても綺麗ですね。奥にはANA FESTAがあります。
こんな風にコンセント付きのデスクが用意されており、混雑したラウンジで過ごすよりも快適に過ごせそうです。
窓の外を見ると何やら建物が…。こんなところにフィンガーでも?と思いましたが、どうやらバスゲートになるようです。
工事中のゲートです。10番ゲートでしょうか?
スタバがありました!奥にはJALのBLUE SKYがあります。
スポンサードリンク
完全リニューアルのあかつきには
これを書いている時点(2018年1月末)で完成まであと1年。随分と長くかかる工事ですよね。でも福岡空港が生まれ変わるのは大賛成です。というか、滑走路が新しくできれば発着回数が増えるので、福岡がまた便利になるわけですよ。今では新規就航が制限されている福岡空港ですが、滑走路ができて完全リニューアルを果たしたあかつきには、もっともっと近隣アジアからのフライトが増えて利便性が増すことを僕は期待しているわけです。
僕は名古屋に住んでいますが、福岡経由でどこかに行くことも多いです。例えば、東南アジアに行く場合、福岡を経由しても距離は全くロスしないんです。よっぽど成田を経由した方がロスすることになるわけで、(フライトスケジュール次第ですが)早く着きたい人にはもってこいの経由空港です。特典航空券でルートを作る際にも福岡経由だけが空いていることもよくあります。なので福岡の利便性向上は大歓迎なのです。
と言うわけで、次の進捗報告が楽しみですね。2020年1月まで福岡に行く機会があればまたレポートしたいと思います!
スポンサードリンク