A380と言えばエミレーツ
よくA380は失敗作だとか言われることもありますけど、僕にとってA380は787と並び大大大好きな機材です。A380ってどこのエアラインが一番多く保有しているか知っていますか?それはダントツ、エミレーツ航空でしょう。製造されたA380のうちの約半分の140機をエミレーツが保有しています。
エミレーツと言えば何故かA380というイメージがありますよね。世界で最初にA380を飛ばしたのはシンガポール航空ですが、A380のマジョリティを形成しているのは間違いなくエミレーツなんですよ。世界中のA380拾ってきて黒い箱に入れて、ホイって引いたら半分がエミレーツなんです。すごくないですか?そう、エミレーツこそがA380の王者なのです。(←若干意味不明)
スワンナプーム空港E8ゲート前
これから僕はエミレーツのファーストクラスに乗って、バンコクから香港に向かいます。既に搭乗する機体はゲートに到着していました。搭乗階よりも一階上から撮影をしていますが、窓枠が多過ぎてなかなか上手く撮れません。
下の階、いわゆる搭乗階に降りて撮影を試すと、今度は窓ガラスが汚れまくっているので、こちらでもなかなかうまく撮れません。東南アジアの空港って窓ガラスが汚いことが多くてホントに困ります。
いくらでファーストクラスに乗っているのか
やはり気になるのは、僕がいくら払ってエミレーツのファーストクラスに乗ろうとしているかですよね。「この金持ちヤローが!」とか誤解されると困りますので正直に言います。これから乗るバンコク=香港線、EK384便はドバイからバンコクを経由して香港まで飛ぶバンコクからの以遠区間なんですよね。始発のドバイから乗らずに、途中のバンコクから乗っても香港まで連れて行ってくれます。
そのバンコク-香港は3時間ほどの区間で、非常にお得な運賃が出されています。僕はそこに目を付けました。何とファーストクラスに、
片道8万円台で乗れる
んです。為替レートにもよりますが、僕が今回支払ったのは8万4千円。10万円以下でファーストクラスに乗れるんですよ。信じられますか?往復で乗ったら確実に100万超えのファーストクラス。普通のサラリーマンにはちょっと手が出ない値段ですよね?でも8万4千円ならどうですか?楽勝で乗れません?
今回僕はファーストの片道運賃で乗っていますが、実は往復で取って、片道ファースト、片道ビジネスとしてもほぼ同じ値段なんですよ。そしたら往復で乗った方がお得に決まっています。
お時間の許す方は、是非とも往復で、しかも片道ずつ違うクラスに乗って下さい。片道ファースト、片道ビジネスなんて最高じゃないですか。バンコク-香港ならそれが簡単にできちゃうんです。エコノミーとビジネスという組み合わせじゃなく、もうひとつ上のビジネスとファーストという組み合わせなんですよ。たまりませんね。
バンコク=香港間の時刻表を書いておきます。
EK384 BKK(1400)-HKG(1805)
EK385 HKG(2150)-BKK(2345)
※季節によって5分-10分変わることがあります。
往路は日中のフライト、復路は夜のフライトですね。バンコク着がだいぶ遅いので、ぼったくりタクシーには気を付けて下さい。あと、同日中にリターンする場合も、入国せずにトランジットできるのかよくわかりませんが(多分できると思う)、一旦入国しても到着から出発まで4時間近くありますので、余裕で折り返せると思います。
ファーストに自腹で乗る経験が大事
ファーストクラスなんて無理。と思ってる人はたくさんいると思うんですけど、今どきファーストクラスは高値の花でも何でもないですよ。普通にお金を払って乗れちゃうものなんです。お金持ちのみが許された贅沢じゃないんです。庶民でもホイホイって入って行っちゃえるところなんです。マイルで乗る人もいますよね。だから貧乏でも乗れます。それくらい身近なものです。でも僕がお勧めしたいのは「自腹で乗る」こと。それが格好いいんです。身銭を切ることが一番大事なんです。
マイルで乗ってしまっては、ありがたみを感じることができません。身銭を切るからこそ、ちゃんと記録に残そうって頑張るんですよ。支払っただけの対価を得ようとするんです。ファーストクラスに自腹で乗ったという経験が価値のあるお金の使い方を考えさせてくれるんです。(←ちょっと大袈裟)
今回はイントロということでお値段の紹介と僕の持論の展開にとどめておきます。次回は余すところなくエミレーツのA380をレポートします。お楽しみに。(全然間に合ってない感ありあり)
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