nimoca(ニモカ)ルートおさらい
数あるポイントサイトから、ANAのマイルへポイントを移行する方法は大きく分けて2つあります。ソラチカルート
と
nimoca(ニモカ)ルート
です。
詳しくはこちらを読んで頂くとして、、、
今回はnimocaルートについて、どのようにポイントが移行されていくのか、その手順をわかりやすく解説したいと思います。
このルートと使うと0.7倍でANAのマイルに移行することができます。nimocaとは西鉄が発行する交通系カードです。ソラチカルートでも0.74倍~0.81倍ですので.7倍ならばソラチカルートと遜色ないとも言えます。そしてソラチカルートよりもニモカルートの方がANAマイルまでの移行期間が断然短いです。
nimocaルートは中継サイトが少なく、ポイント経由の観点からは非常に優秀だと言えます。ただ、最後のANAマイルにする部分が玉に傷なんですよね。ANAマイルに交換するために九州または函館に出張する必要があります。現在では九州各地または函館にある交換機と呼ばれる端末でしかマイルへの移行ができないからです。
その点を除けば、
ハピタスからPeXへ
というわけで、ハピタスからPeXへとポイントを移行してみましょう。交換先としてPeXを選びます。
いざポイント移行。PeXの口座番号を入れて、移行するポイント数をプルダウンから選びます。(ポイント数が23,100ポイントになっているのは気にしないで下さい。)
ソラチカルートでは途中で端数が出ないように「3,300の倍数」にする必要がありましたが、ソラチカルートでは特に制限はありません。ハピタスからのポイント移行の上限である30,000ポイント以下ならば何ポイントでもOKです。
また、スタートは必ずしもハピタスでないといけないということはありません。PeXへ移行できるGetMoney、げん玉、PONEYなどのポイントサイトに読み替えてもらっても構いません。(ポイントが何倍になるかはポイントサイトによって異なりますが、ポイントの実質価値は基本的に維持されます。)
ハピタスからPeXへの移行期間は最短で3日(3営業日)。この移行に時間は掛かりません。
PeXからnimocaポイントへ
PeXからnimocaポイントへポイントを移行してみしましょう。交換先としてnimocaを選びます。
PeXポイントはnimocaポイントにすると1/10になります、しかしハピタスからPeXへの移行で10倍されていますので、結局元に戻っただけです。
nimocaカード番号のところにはnimocaカードの裏に書いてある番号を入れ、交換数するポイント数を入れます。ハピタスからPeXへ移行した300,000ポイントを交換しちゃいましょう。
数値を確認して「交換する」ボタンを押しましょう。
移行にかかる期間は最短で約15日程度。月末までに移行手続きをすれば翌月15日までにnimocaポイントに移行されます(実際はもっと早いはずです)。逆に月初に申請しても翌月15日までに反映されるため、移行期間は長くなってしまいますね。
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nimocaポイントからANAマイルへ
続いてnimocaルートの最後の砦であるnimocaポイントからANAマイルへの移行方法を解説します。何度も言っていますが、nimocaルートの最大のデメリットは九州または函館に出向かないといけないところ。ポイント交換機という端末でしかANAのマイルに交換できないんですよ。出張や帰省などで九州に定期的に出向く人はよいんですが、用事がない人には用事を作って九州へ行かないといけません。
九州、函館でマイル交換ができる場所は以下のリンクから確認をして下さい。
空路でアクセスするなら福岡・博多へ
特に九州に用事がなく、nimocaポイントからANAマイルへの交換のためだけに九州に行く場合、どこに飛ぶのがいいか悩んでしまいますが、特にお気に入りの都市がない限り、僕は福岡へ飛ぶことをお勧めします。ただ、マイル交換機は福岡空港にはなく、福岡空港からは博多駅が最寄りとなります。福岡空港から博多駅へは地下鉄で2駅、5分のため非常に便利ですね。
博多駅で地下鉄を降りたら博多バスターミナルを目指します。
博多バスターミナルの1階に交換機あり
福岡空港から博多バスターミナルへはきっと地下からアクセスすることになると思います。バス―ターミナルの地下案内図です。地下一階にもnimocaマークがありますが、これはチャージ機ですのでポイント交換はできません。
エスカレータか階段で1階に上がりましょう。1階にはバス停が並んでいます。
1階の案内図。9番のバス停の近くにnimocaマークがありますね。そこを目指しましょう。
9番周辺はこんな風になっています。この写真の背後にポイント交換機があります。
画面中央付近に券売機みたいな機械があるのがわかります。交換機はそれです。
ポイント交換機と書いてあるこれですね!
営業時間は6時から23時まで。弾丸で福岡に行く人にも使いやすい時間帯です。僕が行ったのが22時過ぎ。22時までだったらどうしようと思いましたが、23時までと言うことでホッとしました。同じバスセンター地下1階のチャージ機は22時までだったので一瞬焦りました…。
それでは交換手順を解説します。
まずカードを置きます。入れるところはありません。置くんです。
すると機械が勝手に反応してメニュー画面になります。ポイント数もちゃんと表示されます。左上の「ポイント交換」を選びましょう。
「ポイントをnimocaにチャージ」と「ポイントをANAマイルに交換」の2択画面が出ますので、「ポイントをANAマイルに交換」を選びます。
「全てのポイントを交換する」と「ポイント数を入力して交換する」が選べます。基本的には「全てのポイントを交換する」だと思いますが、お好きな方を選んで下さい。
交換するセンターポイント数98,600ポイントの確認画面が出ます。0.7倍したANAマイル数も出るのはありがたいですね。「確認」を押します。
最後に「ご利用明細書を印刷しますか?」と出ますので欲しい人は受け取って下さいね。
こんなレシートが出ます。
操作を続ける場合は、下の「続ける」を押してください。
念のため全部交換されたかどうか確認した方がよいかと思います。
という手順です。非常にわかりやすくて、1分足らずで交換できました。
ANAマイルへの最速手段
この交換機での操作からANAマイルへの移行期間はなんと1日。公式には1週間と書いてありますが、実質は翌日です。僕の行った日は1/17、ANAのWEBサイトで確認すると交換完了日は1/18となっていました。ハピタスからPEXは数日、PEXからnimocaが約15日、nimocaからANAマイルが1日と言うことを考えると、nimocaルートは実に早いと言えます。1ヶ月掛りません。ソラチカルートはタイミングによっては3~4ヶ月掛かることもあり、どんなタイミングで手続きをしても1ヶ月以内に交換できることはありません。
例えばポイントサイトのポイントを、とにかく早くANAマイルにしたかったら多少のレートを犠牲にしてもnimocaルートを使うべきです。0.81倍を選んで数ヶ月掛かるか、0.7倍を選んで1ヶ月以内で済ますか、急いでいる人にはそういう選択となるわけです。
ただ、何度も何度も言う通り、九州または函館に足を運ばないといけないのが最大の弱点ですので、そこはちゃんと頭に入れておいて下さいね。
nimocaルートがあって助かった
実は僕、相当焦っていたんですよ。不用意にマイルを使い過ぎて、1月29日からの上期のANA SUPER VALUEの発売時点でマイル不足に陥ることがわかっていたんです。それで焦って福岡に行ってきたんですよ。7万マイルあれば10万円分くらいのANA SKYコインになりますから、夏休みの旅行の支払いに使えます。というわけでいざと言うときのnimocaルート。マイル貯金みたいな感じで貯めておいて、いざと言うときに福岡に飛ぶ、という使い方もできますので、是非とも確保しておくべきルートだと思います。これがなかったら僕はSUPER VALUEを買えなかったですから…。
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