イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

北京乗り継ぎは不便だし、中国エアラインのラウンジは仕事ができる環境が整っていないし、もう少し改善できませんか?

地獄の北京乗り継ぎ

僕の弾丸旅行は何故か北京で乗り継ぐことが多いです。その度に

あ~北京乗り継ぎか~(凹)

って思うんですよね。要するに「嫌」ってことです。世界の超大国中国の首都にある空港がこの乗り継ぎの不便さじゃダメだと思いますが、現実にそうなんだから諦めるしかないですね…。

しかも今回の本題である中国のラウンジも、首都の空港で、かつナショナルフラッグキャリア(エアチャイナ)のラウンジでも、劇的にショボいです。

と言うわけで前段として北京乗り継ぎの不便さをまずはお話しします。


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大抵の国際線はターミナルEに到着します。一番端に位置するEコンコース、とにかく広くて歩くのがしんどいんですよ。今回は不幸なことに最も端に付けられてしまったので、どれだけ歩いたことか。

でも、北京首都国際空港の唯一のいい所がここ↓です。

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自分が悪いのかそれとも仕組みが悪いのか【737で2人が飲み物こぼした事故を航空事故風に考える】

飲み物こぼした事件その1

先回のエアチャイナ737-800ビジネスクラスに乗って北京に行った話なんですが、その機内である事件が起こりました。

ウェルカムドリンクをもらった直後、前の席に座っていた日本人男性が「あっ~!」と言ってオレンジジュースこぼしたんです。クルーが「Sorry」ではなく「It’s OK」と言っていたので、多分クルーは悪くないです。

多分男性のお尻がコップに当たったか何かだと思います。737の狭いビジネスクラスなので「そんなこともあるよなぁ」と思っていました。

ちなみにその前の男性はちょっと態度がデカめ。「ちくしょー」みたいなことを言っていました(クルーの声の掛け方からして、多分本人が悪いです)。まぁでも、そんな気持ちにもなりますよね。

飲み物こぼした事件その2

今度は食事が終わったの後の話なんですが、トイレに立とうと隣のオジサマをまたごうとしたとき、僕がオジサマのお水をこぼしてしまったんです。ひじ掛け前に置かれていたコップにお尻が当たったんだと思います。

これには理由がありまして、、、なんて言い訳しちゃいけないんですけど、前の座席の男性がフルリクライニングするもんだから体を反らせないと通路に出られなかったんですよね。

↓ほら、こんな感じで。

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エアチャイナ737-800名古屋(中部)=北京ビジネスクラス搭乗記【洒落たフレンチより大衆中華が美味しい】

大型連休は中国が狙い目

大型連休にマイルでどこかに行こう!そう思ってもなかなか特典航空券は予約が取れませんよね。国内線なんか絶対無理。国際線だって観光路線は絶対無理。じゃあどこに行ったらいいんですかって、それは決まってますよ。ビジネス路線メインの中国です。

特に北京が空いています。上海よりも北京。北京は上海よりもビジネス寄りの路線だからでしょうか?その他、成田からだと青島とか大連が空いてますね。大型連休に中国というのは実は結構穴場なんです。


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セントレアのエアチャイナのチェックインカウンター。スタアラなのにJALがハンドリングをしています。SQやTGと同じ感じですね。

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737MAXの墜落事故は、古過ぎる737の設計上の限界を露呈した事故だと僕は思う。

737MAX墜落事故でボ社が謝罪

連日報道されている737MAXの事故。インドネシアのライオンエアが2018年10月に、そしてエチオピア航空が2019年3月に、それぞれ737MAX8という飛行機を堕としました。

2つの事故は共通の原因であり、MCAS(Maneuvering Characteristics Augmentation System)と呼ばれる縦(上下方向)の自動制御機能が事故に深く関わっていました。


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(737MAX8/Boeing HPより)

4月5日、ついにボーイングはシステムに問題があったことを認め謝罪をしました。

ボーイングはMCASと呼ばれるソフトウェアを修正し運航再開に向けて努力をしています。つまりMCASと呼ばれるソフトウェアが問題であり、それを修正しさえすれば、問題は解決するということです。これで737MAXは安全になります。

と言っても全く問題はないんですが、この事故をMCASだけのせいにしてしまうのは少々近視眼的でした、もう少しこの事故を引いて見て見ると少し違った景色が見えてきます。僕は、737MAX問題には「737としての限界」が潜んでいると考えています。

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成田からシアトルに飛ぶならデルタ航空A350が最強!プレエコを超えたプレミアムセレクト搭乗記。

路線開設ラッシュのシアトル線

今回は成田発シアトル行きのDL166便の搭乗記をお送りします。

今一番熱い路線はどこか。そりゃぁやっぱり、

日本=シアトル線

でしょう。

デルタ航空が2019年3月2日に成田=シアトル線の機材を767からA350に変更しました。それだけでもニュースになると言うのに、3月31日にJALが成田=シアトル線を開設、そして4月2日にはデルタ航空が関空=シアトル線を開設しました。まさに路線開設ラッシュといった感じです。(機材変更もキャパの増加と言うことで路線開設に似ています。)

シアトルにはボーイングの本拠地(本社はシカゴ)があることをはじめ、アマゾン、マイクロソフトなどのIT企業、そしてスターバックスやコストコのような小売業の本社があります。2019年春のシアトル線の路線開設ラッシュは、それらの企業の成長により、日本=シアトル間の需要が急激に高まっていることの証と言えるでしょう。

そんなシアトルへ飛ぶにはどのエアラインを選ぶべきか。

結論から言ってしまいますが、今回はシアトルへはデルタ航空が一番と言うことを僕が身をもって証明したいと思います。

それではお楽しみ下さい。

空港到着から10分で出国

成田空港14時50分過ぎ。


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成田空港第1ターミナル。デルタ航空のスカイプライオリティチェックインカウンターにやってきました。こんな経験初めてだったんですが、カウンターから人が出てきて「こちらへどうぞ」とお出迎えをしてくれました。デルタ航空は地上でも結構冷たいイメージだったんですが、接客のクオリティがすごく上がっていることに驚きました。

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