大型連休は中国が狙い目
大型連休にマイルでどこかに行こう!そう思ってもなかなか特典航空券は予約が取れませんよね。国内線なんか絶対無理。国際線だって観光路線は絶対無理。じゃあどこに行ったらいいんですかって、それは決まってますよ。ビジネス路線メインの中国です。特に北京が空いています。上海よりも北京。北京は上海よりもビジネス寄りの路線だからでしょうか?その他、成田からだと青島とか大連が空いてますね。大型連休に中国というのは実は結構穴場なんです。
セントレアのエアチャイナのチェックインカウンター。スタアラなのにJALがハンドリングをしています。SQやTGと同じ感じですね。
えー!出国の列こんなに長いの!!!と思って並んだ列はチェジュエアのチェックインカウンターでした(笑)。
この日は1月3日。帰国ラッシュが始まる時期のため出発はあまり混んでいません。
8時半から9時台にかけては出発ラッシュ。と言ってもまだ7時過ぎですので超スムーズに入れました。セントレアには保安検査場のプライオリティレーンがないので空いていると助かります。
とりあえずラウンジへ。JALがハンドリングしているためサクララウンジへのインビテーションをもらいました。サクララウンジはココイチのキーマカレーが名物。そちらのお話は先回お送りしました。
テンションが下がり気味の機種
エアチャイナの名古屋(中部)=北京は737-800による運航です。僕の乗るゲートは18番。この写真は19番ゲート手前から撮影していますが、このテーブルがあるエリア、19番からの出発機がない場合は穴場かと思われます。とてもゆったりできそうです。セントレアにはこんな場所が幾つかあり、混雑するラウンジよりも寛げる場所かと思います。
エアチャイナ737-800。MAX8ではありませんのでご安心を。
後ろにはエアチャイナA330、ベトナム航空のA350、キャセイの777が待機中。朝と夜だけ見られるセントレアの大型機の並びです。反対側には大韓航空がいますよ。
18番ゲート前です。サクララウンジが異常に暑かったので早々にラウンジを出て、別のところで寛いでしまったおかげで一番乗りを逃しました…。8時20分にゲートクローズと言われたので、早めに行ったのにも関わらず他の乗客の皆さんの方が早かったです…。
激狭ビジネスクラス!とまでは行かないまでもナローボディで典型のビジネスクラスシートです。
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ビジネスクラスの定員12名に対して乗客は9名。空席は3席のみです。僕のとなりには小柄で人の良さそうな日本人のオジサマが来ました。その他は胡散臭い日本人ビジネスマンが多い様子。僕の隣のオジサマ以外、皆さん、態度が超絶デカかったです。
朝一の便は遅れない
朝一の便のいいところは滅多に遅れないこと。天候理由ならば遅れはあり得ますが、好天時にはほぼ遅れることはありません。定時運航に関しては朝の便が有利ですね。この日も定刻より7分早くプッシュバックしました。ウィングレットとチャイナエアの尾翼。中国と台湾の衝突を感じちゃいますね (笑)。航空便の世界、特にセントレアでは圧倒的に台湾の勝ちですけれども…。
滑走路に入る手前で待機しているとき、ANAの737が降りてきました。
ここで、どうでもいい話ですけど、、、
着陸機が目の前を通り過ぎた後、ブレーキリリースする瞬間ってなんか良くないですか?
これ、わかる人、結構フェチ度が高いです。言うならば加速度フェチ的な部類ですかね?
RWY36から離陸後、進路を北西へ。名古屋から北京までは、米子から日本海に出て仁川上空を通過して黄海、渤海に入るルートを取ります。仁川まではソウル行きと全く同じルートです。
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機内エンタメについて
エアチャイナ737のエンタメシステムですが、座席の後ろには画面はないので、ひじ掛け中から出すタイプです。最近、機内エンタメのプログラムを確認するとき、子供向けプログラムを真っ先に確認するようになってしまいまして、「おっ、ドラえもんがあるなら安心だ」と思ってしまいました(笑)。そんなに充実している感じはありませんが、全く見る気がしない内容でもありません。
しかし僕は、結局地図画面を眺める羽目になってしまうんです…。
ANAを超えたはずが
僕、以前、こんな記事を書きました。エアチャイナの北京=中部の記事です。今書いている記事の逆の路線です。上記の便では、ちゃんとメニューブックが配られ、一品一品サービスされるフルコースに感動したという話だったんですが、反対向きの路線は違いました。
メニューは紙を見せられるだけ…。
サービス方針が変わったのか、時間帯によるのかわかりませんが、少なくとも名古屋(中部)=北京ではフルコースは期待できませんね。
恐らく時間帯が昼食でも夕食でもないからだと思います。
メニューは「牛肉すき煮」と「エビチリ」からのチョイス。エビチリとチャーハンなんてななんだか大衆中華料理屋みたいなメニューじゃないですか!
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洒落たフレンチより大衆中華
でも僕は、ANAのハーブたっぷりのフルコースよりも大衆中華の方が好きです。こういうわかりやすいメニューがいいですね。本当に中華料理屋さんの定食みたいな食事が出てきました。
ただ、どのメニューにも共通な和食部分がありまして、「和」も「中」も楽しめる逸品でした。
海老チリとチャーハン。いいですねー。
デザートはナタデココ。おこちゃま味で美味しかったです。
朝食っぽいフルーツで締めます。
名古屋(中部)=北京の路線は、反対向きの路線よりも機内食の品質的には劣りましたが、妙に気取ったフレンチなんかよりもよっぽど良くて、大衆中華の安心感みたいなものを感じましたね。こちらの機内食はこれで良かったと思います。
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移ろう冬の景色
この便、窓からの景色も結構楽しめました。ソウル付近は雪すらありませんがとても寒そう。海岸付近は凍っています。
ソウル付近通過し黄海に出ました。低い太陽が海面を照らしてとても綺麗ですね。
中国大陸に入ると今度は雪景色。乾燥気味の中国も海岸付近は雪が降るようです。
北京に近づくと雲はないんですが非常にガスっていまして、なかなか地表が見えませんでした。雪は積もっておらず、赤茶けた地表しか見えません。北京まで行くと気温は氷点下ですが雪はあまり積もらないんです。
着陸すると11時なのに夕方みたいな色。何の影響か不明ですが、異常にガスりまくってます。
定刻で北京に到着。隣にも737-800が入ってきました。Eゲートの一番端っこに停められ、広いターミナルの中を歩きまくりました。
しんどい北京乗り継ぎが始まる予感がしました。
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