経由便はお嫌いですか?
今回から2018年に行った香港旅行の搭乗記&旅行記をお届けします。朝の成田行きに乗って成田に飛び、そこから香港を目指します。中部からもANAの香港直行便がありますが、機材が737ですし何となく直行便じゃテンション上がらないじゃないですか?なのであえて成田経由。
この前、とある全然マニアじゃない人達に「経由便の方が楽しくないですか?」なんて言ったら、全力で否定されちゃいまして、ちょっとガッカリしているところです。経由便の魅力に皆さん早く気付いて欲しいものです。
経由便の魅力とは、ズバリ、
- 色んな機種に乗れる。
- 色んな空港に行ける。
- 離着陸を何度も体験できる。
- 便が遅れると恐怖を味わえる。
などなどたくさんあるんですが、「いちいちシート戻したり、テレビが終わったり嫌じゃない?トイレも行けなくなるし。」とか言われちゃいましてマジ凹んでます。
何でわからないんだオマエらは!
という文句は置いておいて。
アサインされたのは9番ゲート。これから朝一の成田行きNH338便に乗ります。
中部発、朝のANA成田行きってB6のことが多いんですがこの日はお盆にも関わらずA320。でもただのA320じゃなくてネオ(neo)。ネオならちょっとテンション上がりますよね?
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何もかもが新しいneo
A320neoにはANAに導入した時、初便として羽田=関西で乗ったんですけれども、何となく記憶が薄いんですよね。初便では全然別のところに神経が行っていますので仕方がないです。初便は初便、普通の便は普通の便として楽しまないといけません。真新しい薄型シート、いいですねー!
朝日の当たるセントレアを内側に伊勢湾を旋回して成田まで。
ほぼ270度旋回。「反対に90度回れば仕舞いじゃん?」って考える人は空港の抱える根深い問題をわかっていませんね?そう、この無駄な270度旋回は騒音回避のためなのです。海上空港や海に近い空港では必ず海の上で旋回をします。そうすることで地上への騒音が小さくなるからです。また、万が一部品が落ちても人的被害の確率は海上の方が格段に低いという理由もあるかと思います。
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新機種の何がいいかって、それはシートの機能がハンパなく充実していること。テーブルがパタンと倒れてくるだけ、なんていうのは過去の話でして、今はシートモニタで雑誌まで読めちゃう時代なんですから。
個人的な問題ですが、どうしても子供用プログラムに目が行っちゃいますね。
シートモニタがない在来機種だと、自分のスマホを子供に差し出して、それを機内Wi-Fiに繋いで、となるんですが、この機種に乗ればスマホ要らず。CAさんにイヤホンさえもらえば、お父さんは少しの間自由になれるんです。
「今度子供を連れて成田空港のさくらの山へ行きたいなぁ」なんて思っている僕にとっては、この便はいい予行演習になりまして、「B6に乗るよりA320neoの方がいいな」と確信したわけです。
ただ、A320neoでは機外へのWi-Fi接続は逆に有償になります。国際線機材ですから国際線の仕組みに従わないと行けません。ただ、機内Wi-Fiのみなら、シートモニタがその代わりをしてくれるので心配することはありません。
ちなみに操作パネルがこんな感じでモニタ下に付いています。
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もう到着ですか
機内エンタメで遊んでいたらもう到着。成田はホントに近いですね。ただ、大きく南に迂回しますので、直線距離の割には時間が掛ります。セントレアはいい天気だったのに、成田は天気が悪く、なかなか雲から出てくれませんでした。出たと思ったらこんなに低高度。景色は楽しめませんでした。
Bランに着陸してスラストリバーサ(逆噴射)を展開。A320neoのエンジンはGTF(Geared Turbo Fan)という仕組みを使った最先端のエンジンです。何かと問題が多いですが、随分と音が小さくて燃費もいいです。
見た目の違いとしては、在来型エアバス機に特徴的な、逆噴射時にパカっと蓋が開くタイプではなくなり、単にカウルが後ろにスライドするタイプになったのが特徴ですかね?
スポットに到着するとスターウォーズが隣に。特別塗装機は興味ないですけど、数人のお客さんは「あ、スターウォーズのやつだ」と気付く人もいてちょっとだけ興奮してました。
引き続き成田から香港に飛びます。
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