イケてる航空総合研究所

飛行機の乗り方、航空旅行の楽しみ方、マイルの使い方、貯め方、航空事故などなど、全部教えます。

ANAダッシュエイトQ400で高度21,000ftの空中散歩【名古屋(中部)-仙台】

くだんのANA×スタバタンブラーを買うための仙台旅行。滞在時間は2時間と短かったんですが、充実した日帰り旅行でした。特に役立つ情報はないにせよ、空の旅の全容を書き記しておきます。

個人的には「何の役にも立たない搭乗記」って好きなんですよね。気が楽というかと言うか、頑張る必要ないって言うか、お伝えできるのは単に機窓の景色だけですから…。

共同ラウンジから抜け出せない理由

今回は珍しく午後出発。いつもは朝一で出発して午後には帰ってくるような旅程が多いんですが、いきなり計画された旅行なので、16時45分発という夕方の便になってしまいました。


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午後3時にもなるとラウンジも空いています。ご覧の通りガラガラです。ただ、写真を撮ったのはオフピークの底で、この後、続々と札幌行きや沖縄行きの乗客が入ってきて、そこそこ混雑していました。

慢性的に混雑しているならANAとJALのラウンジは独立させた方がいいような気もしますが、どうやらセントレアではできない気がいます。きっとセントレアは、

JALの便数が少な過ぎるから共同ラウンジ

なんだと思います。本当はANAは独立したいはずなんですが、JALの客が行き場を失うので共同ラウンジにしているんですよ。破たん後からJALはセントレアからは衰退の一途をたどっていて、最近では新千歳、羽田、成田、那覇の4路線しかありません。さすがにその4路線のためにJALだけのラウンジは作れないので、ANAと共同にしているんですよ。多分…。

セントレアではANAとJALの便数バランスの悪さがこのような状態を招いているんだと思います。


今回は久々にラウンジでゆっくりしました。

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え~!こんなのあるの~!

コーヒーを作る機械に抹茶ラテがありました。

最近、セントレアのラウンジに寄ってもコーラかリアルゴールドを立ち飲みするくらいなので、抹茶ラテがあることなんて全く知りませんでした。

完全に時代に取り残されています。

バスボーディング

仙台行きはダッシュエイトQ400というプロペラ機。Q400の場合はバスを使ってのボーディングとなります。

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搭乗口は101番。保安検査向かって左手の9番ゲートを少し過ぎたところに1階に降りる階段があり、そこを降りるとバスラウンジがあります。個人的にはバスボーディングは好きです。何故なら空港の中をグラウンドレベルで走って行けるからです。


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バスボーディングでも優先搭乗があるんですが、それはあくまでもバスに早く乗る権利。バスに早く乗ってしまうとむしろ降りるのが遅くなって、優先搭乗どころの騒ぎではなくなっちゃうんです。なので、僕はバスの場合は、優先搭乗をしません。

なるべく遅く乗り込んでドアの真ん前に陣取るのが、バスボーディングを120%楽しむコツです。セントレアでは左側をエプロン側にして走って行くので、左側ドアの真ん前が一番いいポジションになります。どちら向きに走っていくかは空港によって異なりますので、そこは経験を積んでナイポジを探る必要があります。また、ドアの真ん前に立てば、ドアが開いたとき真っ先に降りて機体の写真が撮れますしね。


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機体が見えてきました。この飛行機がダッシュエイトQ400(キューヨンヒャク)です。


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最近ではギリギリまで機体につけてくれるんですね。バスを降りて歩く必要が全くありません。ありがたいと言えばありがたいのですが、機体から少し離れて、機体の全景を撮りたいときは困ります。近すぎて機首くらいしか撮れません。バスを降りて少し歩く方が好きです。

Q400って意外と快適なんです

ドアの真ん前に陣取ったおかげで、機内へは1番に乗り込むことができました。

僕の座席は17A。一番後ろから3番目の左窓側です。後ろの方が空いていました。隣も来ず、とても快適に過ごすことができました。


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これ、Q400のシートですけど、なんだか広く感じませんか?シートピッチの正確な数値はわかりませんが、他機種よりも広く感じるんですよね。シートが薄型だからか、本当に広いのかはわかりません。

でもいつもQ400に乗ると、機体が小さい割に広いと感じます。ただし、窓側の席は機体の丸みのせいで足元が側面から狭くなっているので注意が必要です。そこが若干の弱点ですね。でも隣の席に誰も来なければ、狭いと感じることはありません。今回は往復とも隣が来ずとてもゆったりと過ごすことができました。

プロペラ機って狭くてうるさくて不快ってイメージがあるんですが、Q400は全然そんなことないですよ。狭くないです。うるさくないです。予想に反して Q400は快適なプロペラ機です。

高翼機の魅力とは

窓からの眺めはこんな感じ。

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翼の後ろとあってエンジンの出っ張りが気になりますが、視界は良好です。

高翼機のメリットはどの席からも眼下の景色が眺められることです。翼にかかる席でも下がちゃんと見えます。


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脚だってすぐそばで見ることができます。


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離陸しました。ギアが格納される瞬間が見られるのも高翼機の魅力です。メカの動きは楽しいです。


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Q400の脚を格納する速度ってすごく早いんですよ。なので、ちゃんと見てないと見逃していしまいます。


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連写で撮りました。


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はい、格納完了です。

高度21,000ftから見た景色

この日の天気は快晴。比較的空気も澄んでいたので景色がきれいでした。


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セントレアRYW36を離陸するとすぐに右旋回します。すると左手には名古屋市を一望。地図通りの景色に感動しちゃいますよね。


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そのまま東北東に飛んでいきます。段々と山が深くなっていきます。日本のアルプスです。


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南アルプスに差し掛かりました。巡行高度は21,000ft(6,400m)でしたから3,000m級の山々なんて本当に手が届きそうなくらいです。雪山を空から見るって本当に美しいですよ。

福島上空で出会った夕陽

この便の到着は18時ちょうど。この日3月11日の仙台の日の入りを調べると17時39分とのことでした。つまり到着間際に日が沈みます。左側は西側に当たるので、日の入りが見られると期待していました。


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もう沈みそうな太陽。でもまだ力が残ってる感じがしますね。もう少し我慢です。


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会津磐梯山の真上を通過しています。左手には桧原湖(ひばらこ)が見えました。完全に凍結していました。反対側には猪苗代湖が見えているはずです。中部発仙台行きではお決まりのコースみたいです。


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そして仙台に向けて少し右に旋回した後、太陽が沈みました。太陽はかなり後ろの方に行ってしまったのが残念でした。

左旋回で海側から着陸

この日、この時間仙台空港へは海側から着陸する風向きでした。


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着陸するために一旦太平洋に出ます。


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そしてグーッと左旋回をしてRWY27のアプローチコースに乗ります。無線を聞いていないのでアプローチ方式は不明です。


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窓の外には滑走路が見えていました。前の座席の窓ごしに光る光の帯を発見し、カメラでズームアップしてみると滑走路でした。

そして着陸。すんごいブレーキのかけ方でした。距離は十分あるんだから、そんなに激しくブレーキかけなくてもいいのにって思うくらいの急ブレーキ。

裏を返せばそれだけ定時運航への心意気が高いってことですかね?なるべく早く停まって、一つでも手前の誘導路に入りたい。そんな気持ちが伝わってくるようでした。


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仙台空港でもこんな風に沖止めされます。ただ、バスではなくて歩いてターミナルに向かいました。ターミナルビルの端に階段が据え付けられているんです。エプロンを歩いてそこからターミナルビルへ入ります。エプロンを歩くとワクワクします。

到着ロビーを出て、まずご飯を食べ、ブログを更新しました。到着してやったことはそれくらいです。

ということで、21,000ftの空中散歩を楽しんだわけですが、近距離便でプロペラ機とあって高度が低いのが魅力的ですね。

そんな感じでこのフライトは終わりました。

おしまい。

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