うるさすぎる北京空港BGSラウンジ
北京から名古屋(中部)まではエティハド航空の787に乗る分けですけれども、乗る前に入ったラウンジが酷いもんでして、今回はその話をさせてもらいます。エティハド航空が使用できるラウンジはBGSラウンジというところ。エアチャイナラウンジではないんですよね。BGSラウンジはE19ゲートの前に位置するラウンジです。
その他、ご覧のエアラインが使用できるみたいです。
ラウンジは狭くて混雑しています。しかも日本人だらけ。ビジネス客がほとんどなので必ずと言っていいほど4~5人の集団なんですよ。もう、うるさいのなんのって…。あの書類がどうとか、アイツがどうとか、仕事の話を大声でしています。仕事の話が丸聞こえってのは、あんまり気持ちのいいもんじゃありませんよね。何となく聞いてはいけない話を聞いてしまっている気になります。
時々「中国人がうるさい」とか言ってる日本人がいますけど、日本人だってよっぽどうるさいじゃないですか。人のことなんて言えませんよ。「電車の中のおばちゃんがうるさい」なんてこともありますが、「ラウンジの中のオジサン達も十分にうるさい」です。
そんなわけで、混雑してるわ、うるさいわで何だか落ち着きません。あと、中国のラウンジの特徴として、仕事をするための四角いデスクがない場合が多いんです。ふんぞり返るソファーと丸テーブルばかりじゃパソコンがやりにくくて仕方ないんです。なので、
すぐに脱出しました。
こんなラウンジならばゲート前のベンチの方がうんとマシですよ…。
自腹でコーヒーを買う
こうなったらとことん贅沢してやろうじゃありませんか。ラウンジで飲めばタダなのに、僕はあえてコーヒーを買いました。ゲートの近くにあったCOSTAに行きました。
これが超贅沢品。アイスモカMサイズ。45元、日本円でなんと780円です。日本の倍くらいの物価です。スタバの「〇※◇□☆▽フラペチーノ」の方がうんと安いんですよ。
これを買って、まだエティハド航空が到着していないE16ゲート前で飲むことにしました。周りにはほとんど人がおらず、広々としていて快適です。あまり眺めはよくありませんが、ゆったり寛ぐことができました。しかもラウンジのコーヒーよりもうんと美味しいです。
ラウンジEXITして正解。
北京空港の隠れ撮影スポット
北京空港の国際線ターミナルのRWY36R/18L側の端っこはE15。E15には出発便がなく周辺も空いていたので、その辺りに移動して飛行機を見ていました。E15の付近はRWY36R/18Lに最も近く、目の前を飛行機が頻繁に通ります。E15前はこんな風になっています。
地図で見るとよくわかりますよね。
エアチャイナのA321が目の前を通ります。
エアチャイナの737-800が目の前をターンしていきます。RWY01(東側の滑走路)に着陸した飛行機は大体この付近で減速を完了させて、誘導路から出てきますのでちょうどいい場所です。
今度はエアチャイナのA330が離陸して行きました。この場所は離着陸ともに見ることが出来きます。
今度はアシアナのA330が降りてきました。見ていた限りでは、着陸した全ての飛行機がここから滑走路を離脱していきました。グルんと回って目の前を通っていく飛行機もあれば、そのまま真っ直ぐ行っちゃう飛行機もあります。それは運次第です。
これからは迷わずラウンジEXIT
ラウンジを出てよかったです。狭くてうるさいラウンジより、広くて静かなゲート前の方が落ち着きますね。ラウンジでは、ご飯がマズいとか、インテリアがダサいとか、その手の不都合ならば我慢できるんですが、うるさいと我慢なりません。しかも混雑している場合は席を移動できないので、うるさい人達から遠ざかることができないんです。ということで、これからは躊躇なくラウンジを出ようと思います。そして有料でも構わないので美味しいコーヒーを買おうと思います。さすがにラウンジにはアイスモカはありませんからね。マズいコーヒーをすするくらいなら700円以上払っても美味しいものを広い場所で飲んだ方がいいと思いました。
- タダで飲食できる恩恵はほんの小さなもの
- お金を払って飲むコーヒーの方が美味しい
- ラウンジが使えるからと言ってラウンジに縛られない
- 真の快適を求めるためにラウンジから出る勇気を
僕らは修行などでステータスを得るとラウンジに固執しちゃって、「ラウンジは快適に違いない」と思い込んでしまう癖があると思います。うるさくてもタダでご飯が食べられる、タダでコーヒーやお酒が飲めるのは特別な権利である、なんて思ってラウンジをまるで神聖なる場所のように崇めちゃう人がいますけど、意外と外に出てみると、外でも快適に過ごすことができるんですよね。もちろん、ラウンジが快適な場所に思えるならそれでいいんですが、不快なのにラウンジ信仰に囚われちゃって脱出できない人は可哀想すぎます。
なので、ラウンジが不快なら躊躇なくEXITしましょう。我慢する必要なんてないんですから!
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