イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

故障したANA便のパイロットが代替機に同乗。マスクを強制する人たちがそんな態度でいいのかよ。

パイロットから場違いな発言

前回の記事でお送りしたANA便大幅遅延の話、随分と長い記事になってしまいましたが、まだ話し足りません。パイロット達の言動や機内でのアナウンスが気になりました。今回はそのことを書きたいと思います。


(女満別空港に着陸したANAの737-800)

新しい出発時刻が近付き間もなく新千歳から代替機が飛んでくる頃、僕らが保安検査場内に戻ると、後ろからパイロット達が歩いてきました。そして僕らの座るベンチの真後ろに座りました。パイロットが何故ここに?

そう、故障して飛べなくなった機体の乗員です。代替機の操縦は新千歳から来るパイロットに任せ、自分達は乗客として中部に帰るんですよ。元々自分で操縦して中部に帰る予定だったからです。

それで真後ろに座ってくるもんだから2人の会話が聞こえてくるんですよね。何やら楽しそうに話をしていました。しかし、コパイ(副操縦士)から「それ今言うべき?」という内容の発言があって僕はゲンナリしちゃいました。何やらトラブルの話をしている中で、そのコパイ、

続きを読む

機材故障で飛行機が遅れた場合、航空会社はどんな対応をしてくれるのか【4時間半遅延したANA便完全ドキュメント】

大幅遅延へのはじまり

先日、ANAで女満別空港から帰ってくる際、酷い目に遭ったのでここにドキュメント形式で書き記しておきたいと思います。また、機材故障時の対応ノウハウを書いておきます。きっと役に立つと思います。長いですがお付き合い下さい。

酷い目に遭った出来事を簡単に書くと「機材故障による4時間半の出発遅れ」です。定刻18時40分中部着の飛行機で帰ってくるつもりが、なんと23時05分中部着。帰宅したのは1時少し前でした。グズる子供を連れて日付が変わっての帰宅となってしまいました。

始まりは1つの放送からでした。折り返しとなる中部=女満別がほぼ定刻で到着したのにも関わらず、「出発準備に少々時間を要しております」という放送が入りました。(運航パターンは単純折り返し)

「前の便は定刻で着いたのにおかしいな?」という違和感を覚えました。この手の放送、機材に何か不具合が起きた時の始まりによく聞く放送なんですよ。機材故障や機材整備とは言わず「出発準備」と言います。ま、嘘じゃないですよね。

ひとまず、定刻16時40分の出発予定が16時50分に変わりました。そしてすぐに17時にスライドしました。


この時点で僕は「あ、これは不具合だな」と直感し、初めて窓の外を見ました。

続きを読む

米国行き海外渡航のノウハウを紹介。米国入国にはワクチン接種証明(2回)、日本帰国にはPCR検査が必須です。

米国行きに必要な手続き

まだまだ海外旅行に行きにくい今、今回は米国行きの海外渡航に必要な手続きについてノウハウを紹介したいと思います。僕がこの前経験した米国行きの出来事を余すところなく紹介しましょう。なお、本記事は2022年7月中旬頃の情報です。情報はすぐに古くなりますのでお気を付け下さい。(すぐに古くなることを祈ります。)

なお、米国行きに限定するのは、国によって入国条件が異なるからです。とは言うものの、帰国時の手続きはどこの国からでも同じなので、そこは参考になるかと思います。

そろそろ5類へという議論がなされているので、こんな無意味な半鎖国政策ももうそろそろ終わりを迎えると思いまが、歴史的にも嘲笑に値するコロナ水際対策の最終形はこんな風だったという記録としても面白いかな?と思い書きます。

続きを読む

入国制限をしているのに成田空港は大混雑。一体誰が日本発着の国際線を支えているのか。

現在の成田空港事情

先日、アメリカに行ってきました。久々の国際線に乗りまして気が付いたことを書きたいと思います。

噂には聞いていましたが、日本発着の国際線はひと時と比べ、便数も結構戻していて、それなりに混雑していると聞いていました。日本はまだ入国人数一日2万人という半鎖国政策をとっていますので、にわかに信じがたいことなんですが、「このご時世、日本人ってそんなに海外に出て行っているのかな?」とか、「海外からもそんなに人が来ているのかな?」疑問を抱いていました。

特に週末の北米からの帰りの便はほぼ満席の表示が出ており、「そんなに人の往来が活発になってきているのかなぁ」と疑念を抱かざるを得ませんでした。いや、まさか、そんなはずはないだろうと。座席制限でもしているんだろうと思っていました。


成田エクスプレスはこんな感じ。確かにお客さんは乗っていますが、ひと頃の活況はありません。(元々成田エクスプレスは乗客が少なかった気はしますが…。)

続きを読む

アメリカに行ってよくわかった現地のマスク事情。日本人に合わせてマスクしてくれるのが悲しかったけど。

アメリカのマスク事情まとめ

先日アメリカに行ってきました。数日間の滞在でしたが、アメリカのコロナの様子がよくわかったのでレポートしたいと思います。

まずは街中の様子から。道行く人たちは基本的にマスクをしていません。日本とは対照的でほぼ100%マスクの日本の街中とは全く風景が違うことに、知ってはいながらも驚きました。ただ、全員が全員マスクをしていない、ということはなく、10~20人中1人くらいはしている感じでした。(僕が行ったのはマスク率が高めだと言われている民主党の強い州です。それでもマスク率5~10%です。)

街中だとマスク着用率は低いですが、レストランでは店員さんがしている場合もあります。それでも個人個人の判断に委ねられている感じがしました。もちろんしていない人の方が多いです。

アメリカのレストランってテーブルに着くと、超早口の英語で捲し立てながら今日のおすすめを言ってくれるじゃないですか。そんでもって気持ち悪いくらいの愛想を振りまいてくれるじゃないですか。あれがマスク姿だったら全然サマにならないですよね。リアクションがオーバーで劇場型の人だとなおさらです。

続きを読む
ブログの内容は個人としての発言であり所属する組織・団体とは一切関係がありません。